マガジンのカバー画像

clione scrapbook

997
これは面白い、と思った他の方のnote記事をスクラップします。
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

元プロサッカー選手がサッカーを辞めて思うこと

元プロサッカー選手がサッカーを辞めて思うこと

冬だった。サッカー選手は毎年12月になると翌年の契約にそわそわし始める。といっても1月から11月までの成績・結果が契約に反映されるので、12月から慌てても何もならない。選手もそれをわかっていながら、それでも落ち着かないのが12月という月なのだ。そんなある意味その年の通信簿を渡されるような月に、僕はこの世で一番愛しているもの、サッカーを辞めた。

サッカーで生きていくということ僕がいたのはとあるプロ

もっとみる

ベテランエンジニアがクラウドワークスで5,000円の案件を受けてみた

最近は営業力なくてもクラウドワークスのような便利なサイトで案件が受けれるようだ。

いざチャレンジ!

1.まずは実績作りクラウドワークスデビューを果たしたいのだが、自分は実績が1件もないので料金は度外視して「何でもいいから1件実績を作る」という作戦に出てみた。

申し込みが少ない案件を探していると下記のような案件が見つかった

「自社のオリジナル販売サイトの商品ページを解析し、某大手ショッピング

もっとみる
大企業・富士通を突き動かす「変革のデザイン」 ~タムカイさん・小針さんが語る全社DXプロジェクト「フジトラ」の裏側~(前編)

大企業・富士通を突き動かす「変革のデザイン」 ~タムカイさん・小針さんが語る全社DXプロジェクト「フジトラ」の裏側~(前編)

2019年2月にフィラメントのインタビュー企画で、タムラカイ(タムカイ)さんに「デザイン思考の誤解」を語っていただいてから、早一年半。
富士通はデジタル時代の競争力強化を目指して、製品やサービスに加えて、ビジネスモデルや業務プロセスなど、組織、企業文化・風土を変革する全社DXプロジェクト「フジトラ」の本格始動を発表されました。
このプロジェクトの中心に躍り出たのが、まさにタムカイさん・小針美紀さん

もっとみる
大企業・富士通を突き動かす「変革のデザイン」 ~タムカイさん・小針さんが語る全社DXプロジェクト「フジトラ」の裏側~(後編)

大企業・富士通を突き動かす「変革のデザイン」 ~タムカイさん・小針さんが語る全社DXプロジェクト「フジトラ」の裏側~(後編)

2020年10月5日、富士通はデジタル時代の競争力強化を目的として、製品やサービス、ビジネスモデルに加えて、業務プロセスや組織、企業文化・風土を変革する全社DXプロジェクト「フジトラ」の本格始動を発表されました。
この「変革」のど真ん中に躍り出たのが、まさにタムカイさん・小針美紀さんらDX Designerの方々です。インタビュー前編では、プロジェクトへのジョインからキックオフに至るまでの怒涛の日

もっとみる
人種差別を真っ向から描いたナイキのCMは、なぜ作られたか

人種差別を真っ向から描いたナイキのCMは、なぜ作られたか

ナイキが制作し公開したCM は、予想されたとおりに一定の反発と、称賛と、様々な議論を読んでいます。

私はもちろんこのCMについて肯定的な立場に立つものですが、中には不買運動などを主張したり、Twitterで怒りの感情を吐露するユーザーも居るようです。

このような怒りが適切なものであるかどうかは別にして、そもそもなぜこのような「社会的な」CMが作られたのかを解説しましょう。

話は2年前にさかの

もっとみる
cakesホームレス記事炎上を考える(「構造」を考えることの大切さ)

cakesホームレス記事炎上を考える(「構造」を考えることの大切さ)

ホームレスを好奇の目で見る無邪気さ=残酷さホームレスの方々を「取材」したcakesというウェブメディアの記事が炎上しました。このCOMEMOがプラットフォームとして利用しているnote、その運営会社note株式会社がウェブマガジンとして展開している媒体で起った出来事でした。日本経済新聞社とnote株式会社(当時はピースオブケイクという社名でした)は2018年に資本業務提携をしています。

記事への

もっとみる
それは心の問題ではない(渡邊芳之:帯広畜産大学教授)#不安との向き合い方

それは心の問題ではない(渡邊芳之:帯広畜産大学教授)#不安との向き合い方

 不安な世相を反映し、メンタルヘルスの重要性が、強く認識されるようになってきました。そのこと自体はとてもよいことだと思われます。しかし今、あまりに多くのことが心の問題とされ過ぎていないでしょうか。心を重要視することが、他の要因から目をそらすことにつながっているように感じることはないでしょうか。現在の心の問題の扱われ方について、パーソナリティ心理学がご専門の渡邊芳之先生に、お考えをお書きいただきまし

もっとみる
パパじゃないけど、パパになった。

パパじゃないけど、パパになった。

「本当に、一緒に住んでいいの?」

「うん、いいよ」

と6歳と7歳の2人の女の子に話された。

 まだ会ってから3回だけ。シングルマザーのパートナーと出会ってから、パートナーの子どもたちと遊ぶようになった。コロナ禍でバタバタしていたが、週末に公園を遊びにいったり、ご飯を一緒に食べたりする中で「のりー」と呼ばれるようになり、一緒に住み始めてから数ヶ月が経った。

 生活の激変の始まりは、その最初の

もっとみる
ここにはなにもない。

ここにはなにもない。

「今日のツアーはこの一本道を数百メートル歩くだけです」と言ったらみなさんどう思いますか。「え? 田んぼと民家だけですよね?」と思うかもしれませんが、実はここには4つも5つもトピックがあり、なんなら2時間だって3時間だって話すことができます。では少し歩いてみましょうか。

いろんな石碑、石塔、石像が集められていますね。一番奥のものはかつてこの村で教育に尽力した方を称える碑なんですが、それを読もうとす

もっとみる
コロナ禍のHR① ZOOMで背中は見せられない

コロナ禍のHR① ZOOMで背中は見せられない

突然ですが、日々、あれこれ思いながら仕事してるのでコロナ禍のHRという連載を始めます。明日も明後日も呑み会なので続くかどうかはわかりません。コロナ禍とくくってますが、コロナに関わることと、テレワークに関わることがごっちゃになってます。そうです、これをきれいに分けることには実務的に意味はないのです。

で、初回は「ZOOMで背中は見せられない」です。日常がオンラインになるとマネジメントのスタイルがじ

もっとみる

ミサンドリーとリプロライツ

私の「炎上」を機に、Twitter上でリプロライツの議論が活性化しています。私自身の主張はかなり単純なのですが、ツイートで毎回同じことを書くのは骨が折れるので、ここにまとめてみました。ご一読くだされば幸いです。

まず大前提ですが、ジェンダーギャップが大きい現実、男性優位の社会や制度、家父長制的な慣習が遺残している現実、女性表象の「もの」的消費の現実が問題であるのは当然です。こうした状況に対する対

もっとみる
成田美名子展に教わる逆にマンガ原画は絵じゃないってこと

成田美名子展に教わる逆にマンガ原画は絵じゃないってこと

※勘違いをご指摘いただきまして……デビュー40周年ではなくて「エイリアン通り」連載開始40周年でした。謹んでお詫びいたします。見出しにすでに書いてありますね……。ごめんなさい……。

 白泉社さんのLaLaでずっと連載されている成田美名子先生がエイリアン通り連載開始40周年!ということで原画展が開催されています。

ので見てきました。なんと写真撮り放題。現代のイベントはこうじゃないとですね。

もっとみる
アメリカ大統領選挙直前まとめ (2) 今年の選挙の不確定要素は?

アメリカ大統領選挙直前まとめ (2) 今年の選挙の不確定要素は?

前回はアメリカ大統領選挙の基本についてと、現状についてまとめておきました。しかし今年の選挙については新型コロナウィルスの影響もあって、例年にはない不確定要素があります。

不確定要素は、文字通り事前にわかりにくい要素のことです。不確定だから必ずトランプ氏に有利であるとか、バイデン氏に有利ということはあるとは限りません。ただ、数値化してモデルに入れにくくなるために予想に影響がある「かも」しれない要素

もっとみる