Daisy

言葉遊びの呟き。時々写真 和紅茶とコーヒー。国産小麦の菓子とパンの店 https://…

Daisy

言葉遊びの呟き。時々写真 和紅茶とコーヒー。国産小麦の菓子とパンの店 https://sweettime-sweetdays.com/

記事一覧

へだたり

忘れられない思い出 胸の内に 姿も言葉も背中も またいつか きっといつか 何を願って 何を望んで 先を見据えていたの 通知のこない LINE開いて 「ありがとな」「暇な…

Daisy
2年前
3

無題

この世が地獄の一部なら 指す光は、何のため? 喜んで、楽しんで より深く、孤独を感じて 惑う心は、何を知らせるの? 負った業を少しずつ、すり減らして この先はどこ…

Daisy
2年前
2

夏の名残

あの子はどうしているのだろう……そんな考えが過ぎったのは、鮮やかな夕焼けと、街角の歌唄いから流れてきたメロディのせいかもしれない。 いつの事だったのか、それさえ…

Daisy
2年前
4

無いものねだり

シトシトと雨が降る。 グラスの氷、静かに沈む。 タバコの煙が、燻り消える。 夜の闇に、差す光。 柔らかな、レモンイエロー。 手は届かずとも、欲しいと嘆く。 Cry for …

Daisy
2年前
4

眺望

美しい人。 はっと息を飲む。 年輪を重ね、歪さと、温かさと 醜さと、柔らかさを内包させて。 貴女の姿、ただ見惚れて。 凛とした穏やかな姿の下に たくさんの哀しみを携…

Daisy
2年前
4

夏の憂鬱

暗くなった窓の外 パラパラと音が響く 運ばれてきた涼と 射した陽のひかり 洗い流された外の世界 ガヤガヤと音が聞こえる 楽しそうな笑い声と 渇き始めた雨の香り ど…

Daisy
2年前
6

Trueclors

自分の良いところってなんだろう? 魅力的、と言ってくれたって それがどこなのか、分からなくて。 繕って、偽って。 それが本当の自分なのかな? 曝け出して、醜くて。 …

Daisy
2年前
5

暗中模索

答えはね、もう出してるの。 だけどね、迷うし怖くて。 どれを選んでも きっと正解で。間違いで。 結局は、覚悟を持てないでいるだけ。 正しい答え なんて、ないのは分か…

Daisy
2年前
5

Streamflow

欲しい言葉、もらえるあなたと 心の奥底、求めた答え投げかけるあのこ。 優しくて。厳しくて。 その温かさ、今は感じて。 流せた涙。 溢れる雫。 足元に満ちた水、漂い流…

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2年前
8

雨の行方

「自分の機嫌は、自分でとるものよ」 あの人の言葉、心にしまって。 分かっててもね、できない事なんて あふれすぎてて。 どうするか、なんて。 あなたに委ねるつもりは…

Daisy
2年前
7

夢のかけら

あの日見た夢、追いかけて。 辿り着いたこの場所で。 輝かしい日々。 幸福のかけら、拾いあつめて。 あつめたピース、こぼれ落ちる。 最後に残った小さな光。 うまくなん…

Daisy
2年前
8

月の道しるべ

夜は味方だって、ずっとそう思ってた。 静寂の中。 一筋の月明かり。 その静けさが、心地良くて。 陽の光はどう足掻いたって、眩し過ぎて。 立ち向かってなんて行けない。 …

Daisy
2年前
6

紙魚

紙の上に並ぶ文字列。 そこから逃げたがっているかのように、一文字ずつ浮かび、ふわふわと踊り、舞う。 こんなにも囚われて。 見知らぬ誰かに、何かを刻み、足跡を残して…

Daisy
2年前
10
へだたり

へだたり

忘れられない思い出 胸の内に
姿も言葉も背中も
またいつか きっといつか

何を願って 何を望んで
先を見据えていたの

通知のこない LINE開いて
「ありがとな」「暇なら来いよ」
って、、、

グラス傾けて 思い出に浸って
声も笑顔も記憶も
またいつか きっといつか

望まない貴方が 望むあたしが
何を見据えていれば良いの

応えの来ない 連絡先に
「悪かったって」「冗談だよ」
って、、、

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無題

この世が地獄の一部なら
指す光は、何のため?

喜んで、楽しんで
より深く、孤独を感じて

惑う心は、何を知らせるの?
負った業を少しずつ、すり減らして

この先はどこに続いて
どこに向かうのか
その答えは煙の中。

空高く、立ち昇るのか
黒く、堕ちていくのか
ふわり、漂うのか

わたしは何を望んでいるのか
堕ちて朽ちても
致し方ないと、
それも自ら望む事なら

訪れる最期の時まで
どうせなら 見

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夏の名残

あの子はどうしているのだろう……そんな考えが過ぎったのは、鮮やかな夕焼けと、街角の歌唄いから流れてきたメロディのせいかもしれない。
いつの事だったのか、それさえも朧気なほど昔の記憶だ。
日が沈みかけてもなお、日中に蓄えた熱がアスファルトから立ち上り、じっとりと汗がにじむ。
ふーーっ。
亜沙子は静かに息を吐くと、紅く染まった街並みに目線を送り、届いてくる歌声に耳を傾けた。
あの子に出会ったのも、たし

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無いものねだり

無いものねだり

シトシトと雨が降る。
グラスの氷、静かに沈む。
タバコの煙が、燻り消える。

夜の闇に、差す光。
柔らかな、レモンイエロー。
手は届かずとも、欲しいと嘆く。

Cry for the Moon
どれだけ経っても
Reach for the Moon
行きつきはしない。

雨音に消えた言葉残して。
溶けた想い、片隅に。
灰色の煙を、心に仕舞う。

Ask for the Moon
駄々をこねても
A

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眺望

美しい人。
はっと息を飲む。
年輪を重ね、歪さと、温かさと
醜さと、柔らかさを内包させて。

貴女の姿、ただ見惚れて。
凛とした穏やかな姿の下に
たくさんの哀しみを携えて。

そんなに優しく、なんて
まだまだ道のりは、はるか彼方。

その横顔に、憂いを潜める
儚く、強く。
心に残った陰を忘れず。

美しい人。
遥か遠く、
草原の木の下で、風に揺れるワンピース
たなびく、長い髪。

貴女の姿、心に残

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夏の憂鬱

夏の憂鬱

暗くなった窓の外 パラパラと音が響く
運ばれてきた涼と 射した陽のひかり

洗い流された外の世界 ガヤガヤと音が聞こえる
楽しそうな笑い声と 渇き始めた雨の香り

どこにいたって 世界は手のひらの中
想いは心の中に潜んで、巡る

大丈夫、なんて意味のない音の集合体
その世界創るのは 自分自身

沈んでいく陽のひかりが溶けて 夜へと変わる
雲が境界線になって まだ残された昼の顔

灯りだした街灯 ガ

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Trueclors

自分の良いところってなんだろう?
魅力的、と言ってくれたって
それがどこなのか、分からなくて。

繕って、偽って。
それが本当の自分なのかな?
曝け出して、醜くて。
これも全部あたしなの。

あなたの良いところ、あたしは知っているよ。
そんなに哀しい瞳携えて。
あなたのTrueclorsちゃんと見たから。

繕って、偽って。
それも本当のあなたの一部。
曝け出して、醜くて。
それがあなたの魅力なの

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暗中模索

答えはね、もう出してるの。
だけどね、迷うし怖くて。
どれを選んでも
きっと正解で。間違いで。

結局は、覚悟を持てないでいるだけ。
正しい答え
なんて、ないのは分かっているよ。
とった行動の後、やっと言える事だから。

間違ってなかった。
正しかった。
だって後ろに道ができてるでしょう。
選んだ答えが、作った道筋。

答えなんて、どこにもないよ。
だって、彷徨ってばかりで
迷子中。
ほら、間違っ

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Streamflow

欲しい言葉、もらえるあなたと
心の奥底、求めた答え投げかけるあのこ。
優しくて。厳しくて。

その温かさ、今は感じて。
流せた涙。
溢れる雫。

足元に満ちた水、漂い流れる暗闇に
照らした月が、足元に揺れる。

ここから歩み、踏み出す一歩。
絡められた水に足取られても
また一歩、進めて行こう。

あなたの声と、あのこの声が
満たした心
流されてしまう前に。

立ち止まっても、しゃがみ込んでも
まだ

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雨の行方

「自分の機嫌は、自分でとるものよ」
あの人の言葉、心にしまって。

分かっててもね、できない事なんて
あふれすぎてて。

どうするか、なんて。
あなたに委ねるつもりはないよ。

けれど、
機嫌がナナメで、あっちこっち向いちゃって。

ここから。
そこから。

どう進んで、どこを向こうか。
自分の機嫌、とるために。
あなたと、あのこと、手を取り合って。

ここから。
あそこへ。

心の在り方、探して

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夢のかけら

あの日見た夢、追いかけて。
辿り着いたこの場所で。
輝かしい日々。
幸福のかけら、拾いあつめて。

あつめたピース、こぼれ落ちる。
最後に残った小さな光。

うまくなんて、はなから望みはしていないのに。
知ってたはず。分かってたでしょ。
期待はずれ、なんて、決めつけないで。

夢見たあの日、今ここにあるって、
たった一つ、残ったかけら。

うまくなんて、いかないさ。
そんな望み、手放して。

うま

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月の道しるべ

夜は味方だって、ずっとそう思ってた。
静寂の中。
一筋の月明かり。
その静けさが、心地良くて。
陽の光はどう足掻いたって、眩し過ぎて。
立ち向かってなんて行けない。

夜が怖くなるなんて、思ってもみなかった。
音のない時間。
暗闇の中。
誰かの声が、雑踏が恋しくて。
陽の光はやっぱり眩し過ぎるけど。ねえ。
あなたの声が聞こえてくるから。

溶けてしまいたい。解かされてしまいたい。
いつまでも謎かけ

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紙魚

紙の上に並ぶ文字列。
そこから逃げたがっているかのように、一文字ずつ浮かび、ふわふわと踊り、舞う。

こんなにも囚われて。
見知らぬ誰かに、何かを刻み、足跡を残して、映像になって。

綻びから飛び立った一文字の紙魚。
自由を得て。
それでも、行き着いた紙の上に潜む。
自ら囚われの身へ。

逃れられない、逃れたくない。
この中で意味を見出して。
それが存在意義だと、
そうとしか居られないなら、と。

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