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Ego & non duality

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気づきとエゴの勝手哲学
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自由意志はないのか問題

自由意志はないのか問題

人間に自由意志はあるのか。

この頃は多くの科学者がこの問題で、「自由意志はない」に振り切っている。
中世の哲学者スピノザも、人間に自由意志はないと言っている。

何を持って「ある」「ない」と言っているんだろう。
正直、何が問題なのかもよく分かってなかった。

よく引き合いに出されるリベット博士の準備電位の実験では
0.35秒ほど脳の決定と動きに差があるっていう結果が出ている。
自我がお得意の「自

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アインシュタイン娘への手紙〜色即是空〜

アインシュタイン娘への手紙〜色即是空〜

私はなんだかアインシュタインが好きです。
このおじいちゃん感が亡くなった父の面影と被るのです。
優しかったなぁ、お父さん( ; ; )

さて、物質と時空間について、彼はどんなふうに捉えていたんだろう。
これだけの頭脳を持った人が、単純にこの宇宙のすべてが物質で出来ているとは思ってはいないだろう。
その物質的宇宙を置いておく「場」のようなものがあるはずで、そこに気づかないわけはない。

これまた

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夢の中です

夢の中です

時間は存在しないから

過去・現在・未来

あるわけない。

時間感覚はある。
カップラーメンができる時間感覚とか。
息をとめていられる時間感覚とか。

カレンダーを見て、スケジュールを入れることもできる。
明日が来るようにも、来年が来るようにも思える。

でも
あくまでも「思える」だけだった。

せめて「今、この瞬間」は実在すると言えるだろう。
しかし、その「今」は絶対に捉えられない。
あ!とい

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この世界は映像もしくはゲーム

この世界は映像もしくはゲーム

この世界はバーチャルですいきなりですが、あなたの住んでいるこの世界は幻想です。
まやかしです。
バーチャルです。
映画です。
映像です。
ゲームです。

って言ったらビックリしますか?ビックリしますよね…⁉︎
はじめに聞いた時、私は超ビックリしましたよ。

でもこれ、スピリチュアル界での宇宙の法則の大前提なんです。

この世界は全てあなた自身が作り出した映像であって、人生は高次元のあなた自身がプ

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宇宙的な輪廻転生観

宇宙的な輪廻転生観

引き続き、宇宙と魂のお話しです。

この世界は映像であって、ゲームであって、私たちはこの地球に、人間の姿という着ぐるみを着て、肉体を持った感覚や感情を楽しむために転生してきたとお話ししました。

私は輪廻転生説そのものは、あると思っていますが、既存のものとは少し違った輪廻転生観をもっています。

でも、あくまで自分で感じただけですので、実際のところどうかはわかりません、なにぶんまだ死んだことないの

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時間の矢

時間の矢

時間は概念。です。

人間が決めた思考上のルール。でしかありません。
なので時間は存在しません。

時計の針は時を刻んでいる訳ではなくて、
人間の決めたルールにあわせて動いているだけ。

時間はただの概念なんだけど、人間の脳って不思議。
なんだかわからないけど脳内に「時間のある感覚」があるだけです。

過去から未来へ「流れて」ない

そもそも「時間」は存在しないって話だから
過去も未来もないけども

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探求者のぼやき

探求者のぼやき

つまづく生存本能

何かが引っかかって
何かにつまずいて。

だけど別に外側の世界は関係なくて。

あ、どうやらやっぱり
ぜんぶ自分の中にあるみたい。

なかなか抜けてくれない
余計なトラウマ
いらないビリーフ。

別に、もう何もしたくない。
何もする気にならない。

特に希望もないわけで。

何が楽しいと言うこともなく、
何がつまらないと言うことも別にない。

時々襲ってくる苦しみ。

この社会

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未来予想はたいてい想定外

未来予想はたいてい想定外

2022年も終わります。
毎年思うのですが、一年があっという間。

今年もまた、例年よりもより早くすぎていったような気がします。

YouTubeには今年も、さまざまな2023年予想が出ていますね。
この時期恒例のYouTubeの風物詩。最近のエンタメとなっています。

さまざまな予想や予言はありますが、やっぱり予言は予言。

もちろん、占いも予言も人間がすることで、その人の知識(ボキャ)で表現し

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自我と記憶

自我と記憶

記憶

時間は存在しないとか、そういうのは全くどうでもよくて、

大抵の人は目の前に現れいる事実をさらりと流していく。

目の前の現象がどんどん流れていくことを、あたりまえすぎて気にも止めない。

それ自体、記憶にも残らないしわざわざ記憶に留めておこうとも思わない。

何か思い出や記念として記憶に残したいときに意図することはある。

写真やビデオと言う媒体に記憶ごと転写して
自分のストーリーの一部

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エゴの囁き

エゴの囁き

思考のデモ行進

以前、
頭の中で大量発生した思考が勝手に大暴れし始めて、
手に負えなくなった時期があった。

まるで昔の学生運動の大規模デモのように
つぎからつぎに湧いてくる。
思考の騒乱。

思考たちはデモ隊と機動隊とに分かれて
それぞれがお互いに何か主張し、ぶつかりあっているような感じ。

こうしたい、
これをやりたい、
こうするべきだ、
こうあるべきだ、
こうなるはずだったんだ、
いや違う

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「自分」の存在経緯

「自分」の存在経緯

私は夢をよく見る。

だから昔から、記録用にメモ帳やノートを枕元に置いている。

朝、印象的な夢を見たら忘れないようにメモする習慣がある。

最近は、スマホの音声入力で自動的に文字変換できるので記録が楽だ。

つい先日、
夢というよりむしろ、起き抜けに何やら閃きがあったので、
眠たい脳のまま、とりあえず頭に浮かんだまま入力していた。

その内容はどうやら「自分」の存在経緯について。

どういうわけ

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愛の輪郭

愛の輪郭

白と影

先日、「白いもの」を写真に撮りたいと思った。
被写体になるのは白いミニチュアの石膏像。

別に石膏像を撮りたいわけではなかったけど、白ってどうやって撮るんだろうと思って
実験してみたくなっただけ。

背景も白に設定して、被写体が暗くならないように光源と角度を調整し
レフ板を使って被写体が暗くならないように、
そして、石膏像の輪郭がうまく浮いてくるように、
あれこれ試行錯誤し、撮影していた

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でもまだストーリーの中なんですって話

でもまだストーリーの中なんですって話

まるで引き寄せられるように

非二元や悟りにたどり着く場合に、一旦スピリチュアルを経過する人が多いと思います。

私の場合もそうでした。

会社勤務でめいいっぱい頑張りすぎて、もう何も楽しくもなく、何を見ても何も感じなくなったころ、もう本当に生きる意味もわからなくなったころでした。

思い切って会社を辞めてみたのはいいんだけど、長年の我慢と自己犠牲の癖がなかなか抜けなくて(ホメオスタシス)、返って

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死ぬまでは生きられるよ、という気づき

死ぬまでは生きられるよ、という気づき

探求の途中である。

途中もなにも、探求とか自分で言っちゃっているところが自我のパラドックス。自作自演というか、マッチポンプというか、本当に巧妙に仕掛けてくる。

いつだったか、かなり深刻な絶望感におそわれた。虚無感かも。それとも厭世観かな。

この世界にいるところはない、なにもしたくない、生きていく理由がわからない。ただ生きていくという人生に意味も価値も見出せない。

非二元のメッセージに出会っ

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