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カフェを創ろう。(前編 1)
看護師として働き始めた20代。
忙しいながらも仕事はとても楽しくて、辞めたいと思うことも一度もなかったし、きっと定年までやるだろうなあ・・・なんて思っていました。
ただ、夜勤は月に15回以上。夜勤明けの休日ばかりで、丸一日の休みがない。まとまった有給休暇も取れない。お金はあるのに、時間がない。頭の中は仕事優先になっていってました。
この忙しい数年の間に、結婚もしました。
いつしか子供の頃に
カフェを創ろう。(前編 2)
福岡のカフェを訪れたときに入った強烈なスイッチは、
自宅に帰ってからも切れることなく、逆につきっ放しの状態でした。
その店主さんが、料理教室も主催している方だと知り、ランチをカフェで提供しているだけじゃないんだ・・・というのも、20代の自分には衝撃的でした。
このようなことに影響を受けたこと、
また、私自身、昔から「手に職をつける」をいうのが根底にあったようで、すぐさま、学校を探し始めまし
カフェを創ろう。(後編 1)
私が通うことに決めた学校、「ル・コルドン・ブルー」は基礎、中級、上級クラスがありました。最初から、上級クラスまで通うつもりだったので、何のためらいもなく、一括払いで申し込み。(のちに知ったのですが、基礎クラスの仲間たち誰一人、一括払いをした度胸のある人はいませんでした。ついていけるか分からないから・・とのことでした)
そして翌年の春から、県外の学校に通うことになり、週1回の通学生活が始まりました
カフェを創ろう。(後編2)
フランス菓子の学校が終わりを迎える頃、自分たちのカフェのコンセプトが決まりました。
漠然としていたものが、頭の中で形になりつつある瞬間でした。
「癒しの空間」で、
「自宅では味わえないような非日常の時間」の中に、
「おいしいコーヒーとスイーツ」があればいいな。
このような感じです。そして、カフェ併設のお菓子教室を創り、そこから作りたてのおいしさを届けられたらいいな、と。
わたしたちが考
カフェを創ろう。(最終編~エミュが生まれた日~)
土地は契約を交わした月から、家賃の支払いが始まります。
もう、立ち止まってはいられません。
まずは、「建物」を建ててくれるひとを見つけるところからです。
何件か建築会社を訪問してみるのですが、自分の好きな雰囲気のものがありません。伝手もコネもありません。一体、どうやって見つけたらいいのか?それさえも分からずに、土地を借りてしまった私。この頃の自分は本当に何にも知らなかったなあと思います。
二度と戻りたくない、オープン直後の三日間。(カフェ奮闘記1)
2007年5月の日曜日、私たちのカフェは無事オープンの日を迎えることができました。当日の朝、少しだけドキドキしていたことを思い出します。
ルコルドンブルーの同期たちが、広島や大阪から、ケーキ作りを手伝いにきてくれて、本当に心強かったです。
おいしいスイーツとコーヒーが愉しめるカフェメニュー
私たちは、オープンの一か月前にメニューを決定させたのですが、内容は、コーヒー(ハンドドリップ)、紅
カフェを創ろう。(夢の開業計画書編)
店を始める前の借り入れは、本当に大変でした。
今思い出すだけでも・・・。よく、ねばったなぁ・・・と思います。
金融機関の融資の説明をみると、条件さえそろえば、簡単に審査が通りそうな雰囲気があります。しかし、無知とは怖いものですね(笑)こんなに難しいとは、あまり思っていなかったのです。
いくら借りたか・・は、ここでは差し控えますが
建物を一軒建てる資金と、厨房設備、家具・・・。大物がそろって