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ゲームレビュー:ファイアーエムブレムエンゲージ
シミュレーションRPG『ファイアーエムブレムエンゲージ』をクリアしたので、レビューします。
戦闘アニメ最新作として非常に満足のいく出来栄えだったと思います。ゲームボーイアドバンス時代のドット絵のような外連味溢れるポーズと、それを繋ぐ緩急の付いた立ち回り。エフェクトはやや派手で、魔法攻撃は少し遅いなと思いましたが、それ以上に動きが目立つので問題なし。最後まで見ていて飽きなかったです。
地味にすごい
会計を忘れた時に国が滅ぶ:「帳簿の世界史」
筆者は昔、簿記の資格を取ろうと勉強したことがある(結局、諸事情で棚上げとなった)。当時は貸方?借方?元帳??仕分け???とチンプンカンプン。特に熱意も持てなかったのだが、Twitterフォロワーから紹介された本書「帳簿の世界史」を読んで以来、会計への考え方は変わった。
「帳簿の世界史」は古代社会の会計に始まり、2001年のエンロン・ショック、2008年のリーマン・ショックまで会計の歴史におけ
理解と保身:「LGBTとハラスメント」
今回の本「LGBTとハラスメント」(神谷悠一/松岡宗嗣)です。Twitterで発売を知った時、私自身、本書で扱われている人々とどう関わるか定かでなかったことと、なぜか本書の評判が悪かったため、かえって気になって購入・通読した次第です。多分、オビの推薦人のせいだと思います。
WHAT AM I?( ˙꒳˙ ).。oO(念のため事前に説明すると、私自身はシスジェンダーの男性です。シスジェンダーとは
奴隷マネジメント:「奴隷のしつけ方」
筆者と古代ローマの接点は、高校世界史の資料集にあった遺跡の写真に惚れたのと、同時期に塩野七生「ローマ人の物語」に出会ったことだった。それから10年以上の月日が経って、当時の奴隷マネジメントを扱った「奴隷のしつけ方」についてツイートしたところ、予想以上の反響があったため紹介したい。
https://twitter.com/Ertai_twit/status/1258877115417518081
連休に読む本:「マキアヴェッリ語録」
※「読む」本、と題していますが筆者は既に読了しています。本の感想とおすすめの文章としてお読みください。
差別への反対を唱える人間が、自分に賛同しない人間を差別する。
職業に貴賎なしと主張する人間が、ある職業への偏見と蔑視を隠さない。
万事を自己責任に帰す人間が、社会や政府について憂国の士を気取る。
なぜ、人が口にしていることと実際に行っていることはかくも違うのか。
日本社会では「ホンネとタ
コロナ禍の下で、少し考えを変えた話
人は何をするかだけが重要なのではない。それをする人はどういう人なのかというのも実際に重要なのである。人が一生をかけて完成させ、磨き上げるべき作品の中で一番重要な作品は、その人の、人間そのものである。 ジョン・ステュアート・ミル「自由論」
はじめに 古今東西の実例を見るに、優れた芸術品を遺したが、作者はとても似つかわしくないほど人格や社交性や行動で問題のある人だっ
天国へ行くための方法について #想像力で世界を救え
天国へ行くために最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。
ニコロ・マキアヴェッリ
中国の内陸部にある武漢市から始まったCOVID-19は、アジア人への偏見を経て世界全体を麻痺させる疫病となった。ボリス・ジョンソン英首相やジャスティン・トルドー加首相といった国家首脳までが感染し(後者は快復を発表済み)、都鄙貴賤を問わない状態になっている。
一部記事の非公開について
おはようございます。
これまで公開していた記事の一部を非公開にしました。どこかから圧力をかけられ……という話ではないのですが、話題として取り扱っていたテーマ(フェミニズム、社会学等)と、かつて暴力トラブルを起こした危険な集団に繋がりがあることが明らかになったためです。今後はどれだけ社会で話題になる出来事があったとしても、テーマとして扱うことはないと思います。
表現の不自由展・最期の日
筆者は2019年8月3日(土)に、愛知トリエンナーレA会場(愛知芸術文化センター)に足を運んだ。表現の自由の一支持者として、『表現の不自由展』なる企画に興味があったためだった。また、この展示を目玉として本企画を取り仕切った芸術監督は「実物を見て判断してほしい」と主張しているため、良きにしろ悪しきにしろコメントするならば、正々堂々と現地入りしてからの方が誤りも少ないと考えたためだった。
表現