Genki Kanaya(akippa CEO)
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10年ぶりにミッションをアップデート
「ミッションがないと、もうやっていけません」
2013年春頃のことだった。共同創業者の松井が「この会社のミッションや理念は何になるんでしょうね?正直に言うとミッションがないと、もうやっていけません」と話した。ミッションとは、この会社が存在する目的と使命。
松井がその思いになっていたのは致し方ないと思う。当時新たな求人広告事業がうまくいかず創業事業である営業代行を再開し、営業数字ばかりを見ている組
ももクロのミッション・ビジョンと組織文化
ミッション・ビジョンとは何か?企業にとってミッション・ビジョンは重要なものとされています。
私が経営する、駐車場予約アプリ『akippa』の経営会議でも「戦略コンサルティング会社のStrategy&の調査結果によると、企業のミッションやビジョンなどの目的が明確に定義されている企業の90%以上が、業界平均以上の成長を遂げている」といった参考資料が紹介されるなど、ミッションビジョンへの関心は大きいで
エンジニアにとって「いけてない」akippaに入社することの面白さ
akippaとは?akippaは空いている駐車場を15分単位で予約できるアプリです。
2014年4月のサービス開始以降順調に成長はしており、会員数は累計で250万人を突破しています。
ファイナンスでいうとDeNA、グロービス・キャピタル・パートナーズ、SOMPOホールディングス、住友商事などから35億円の資金調達を行っています。
売上もコロナの直撃はあったものの、コロナ前を上回る成長を遂げて
プロダクトと向き合い、真のテックカンパニーへ
akippa株式会社は、営業会社として創業しました。創業時の社名はギャラクシーエージェンシーで、いかにもというところです。
しかし2013年にミッションを「“なくてはならぬ”をつくる」と制定したことで、2014年にパーキングシェアサービス『akippa』が誕生しました。
その後、2016年までに営業代行事業や求人広告事業を終了・2017年には出版事業を売却し、このC2Cシェアリングサービスに事
高卒だらけの営業会社が、会員100万人のIT企業になった話
どんな会社でも変貌できる
「営業会社がスマホのサービスなんてできるはずがない」
「資金に余裕がないうちの会社では厳しい」
「高卒ばかりの経営陣で今からIT企業に転換するなんて」
これは2014年の初頭、会社を設立してから5年の時が経っていた弊社で、駐車場シェアリングサービス『akippa(アキッパ)』を立ち上げようとしたことに対する社内の反応だ。
それから5年が経った今、akip
ソフトバンクがライバルになった日
約9年前の2009年に会社を立ち上げた。今やスマホアプリ1本で勝負しているが、当時は営業以外の知識は皆無だったため、営業会社としてスタートしたことは自分にとって当然のことだった。
最初に売った商材は、ソフトバンクモバイルの携帯端末と、ソフトバンクテレコムの固定電話回線。法人向けに営業に出向き、携帯が1台売れたら上位代理店から3万円がもらえて、固定電話回線をNTTからソフトバンクに乗り換えてもらう