マッチングアプリで知り合った女性。数日のメッセージで距離は縮まっていき、すぐに付き合うことになった画伯ちゃん。

4年ぶりの彼女だ。とても幸せな日々が始まった。
彼女と話せば話すほど、会えば会うほど心が惹かれていく。

そして出会ってから2ヶ月。微妙に遠距離な2人は3度目のデートをしていた。

相手の住む徳島にて。

前回までは↓↓↓

今回の恋愛についてマガジンにまとめました↓↓↓

SOGO徳島 そごうトクシマ

足の痛みを抱える相手。
すでに痛むらしいが、閉店前のSOGOに行ってみたいと話すと

「うん！行こ〜♪」

と乗ってくれた。

「いつでもおんぶするから、やばなったら言うてね」

「うん♪」

いま思えばそんなこと頼みにくいから、歩かない選択でも本当は良かったんだろうな。

でも実際に歩き終わると、その達成感から満足気に痛む足をセルフマッサージしたり、自己肯定感に包まれている姿も見せていた。

行動することは、やはりどんな過程や結果があろうとも良いことだと思うんだよな。

中に入ったことない画伯ちゃんでさえ、ここが無くなると思うと寂しい。

斬新なデザイン！
この時計を俺の部屋に飾りたい！

どうしても、さっきのダイワロイネットホテルと比較してしまうけど、チープすぎてコント仕様に見える。

そして待ち時間も、実際にエレベーターが進むのも驚くくらい遅い。

画伯ちゃん笑ってたもん。遅すぎて。

SOGO屋上

気になるところを、1番上から順に見ていきたいという画伯ちゃんの要望が通った。

最上階のエレベーターが開くと

可愛さと不気味さが拮抗していた。
ここには相手と画伯ちゃん、そしてイベントスペースのような高台に座って話し込む女子2人の青春タイム。

ギリギリ不気味さの勝ちかな！

いや、不気味さの圧勝か！？
神社もあった。

面白いなぁ。デパートにあんまり行ったことないけど、こういうのあるんやね。

俺の1番好きな伏見稲荷が絡んでた！
そして画伯ちゃんが産まれるより前から、ここがあるなんて。

歴史深い...
屋上ってなんでもあるんだな...

なにこれ！？
気になって受付に入って、人を呼ぼうにも誰もいなかった。

仕方なく外に出て、ガラス張りのそのスペースの外側に沿って進んでいると、中でスタッフがVRつけて点検(遊んでる？笑)していた。

受付もスタッフルームも全開にして、あんな楽しそうに点検してるの羨ましい！

SOGOが無くなる前に思い出作りまくってる！

SOGOの屋上から見える眉山の写真。
前回泊まったワシントンホテルプラザと、前回頻繁に登場した新町橋、新町川がハッキリ見えている。

なんかドキドキしちゃうな。

vs画伯ちゃんと、戦争おっ始めそうなピカチュウチーム。

かわいい。ご一緒したい。
利用時間過ぎていたのが切ない。

フォントが全部バラバラで、おそらく先代の両替機の頃からあるであろう"両替機"の文字が発するエネルギーが素晴らしいね。

屋上の様子まとめた動画↓↓↓

あるでよ徳島

SOGOを出て、前回リニューアル中で買い物できなかった"あるでよ徳島"へ。
2018年のハイスタのライブ時に購入し古くなった、徳島産のお箸。
新しいのを手に入れたかった。

今回こそは...

やはり今回も新町橋を通り、新町川を超えていく。
この場所での思い出が溜まりすぎて、通り過ぎるだけでセンチメンタル。

足の痛む相手の腕をがっちりガイドして、くっつく身体。
いろんな状況、いろんな香り、いろんな体温が積み重なっていく。

新町橋に、新町川に、画伯ちゃんは画伯ちゃんなりの温度を置いていく。

阿波おどり会館にやってきた。
もう見えてる。見えてるよ。

前回1ミリも開いてなかった

"あるでよ徳島"が！
やったー！！！

リニューアルで商品が様変わりしてなかったら、お箸も手に入れられるはず。

しかし、翌日に登ろうとしていた眉山へのロープウェイは運休していた。

相手も画伯ちゃんも衝撃を覚えていた。

いつもちゃんと調べきれてない。
お互いしっかり者タイプだけど、ここは向こうが調べたりやってくれるだろうと思って、自分の得意な部分までしか事前調査しないようだ。

内部調査員、外部調査員の名が廃る...

仕方ない。またいつか徳島に来て、一緒に登ろう。
ただ画伯ちゃんは、また徳島に来る約束ができて、どこか嬉しそう。

相手が美味しいよ♪と言うので、名古屋のういろうは食べられないけど、買ってみることに。

店内を結構探して見つからないと思ったら、最後のコーナーの一角にお箸が売っていた。

やったぜ！ずっと求めていた！
このなんて読むのかわからない名前のお箸。

この軽さ、香り、謎の持ちにくさ、でもなんでも掴み取る感じ。

気に入ってた。
新しいのが買えて嬉しい画伯ちゃん。

買い物終わり、館内にいた"すだちくん"と記念撮影。

一応なにかで使えるかもしれないから、2ポーズ目も、相手に撮ってほしいと伝え

よし。笑顔全開！

真顔と笑顔の素材があれば、何かに使えるだろう。
ありがとう、相手よ。

東新町商店街

またしても東新町商店街へ。
前回、韓国映画のパラサイトを見たり、謎イベントとコスプレイヤーに遭遇したり、生すだちくんと記念撮影したりした場所。

ufotable CINEMAの映画館内で食べれるメニューが美味しそうね、と前回と同じことを話す画伯ちゃん。

そして、またしても"がんばりや にんにく店"に入っていく画伯ちゃん。

2週間ぶりに徳島に来て、なぜ同じ行動ばかり。
診断はおりていないが、画伯ちゃんも相手も発達障害の風味が少しある。

同じパターンを繰り返すことで落ち着くのかもしれない。

それを突き破りたくて、このシリーズ冒頭に書いた目標を掲げて、行動し始めたのもある

今回気になったのは、この子たち。
今食べる訳でもないし、おそらく明日でもない。

自宅に持ち帰るような、腐りにくいものにしておかないとなぁ。

そう考えると...

結局この組み合わせに。
2018ハイスタライブ時にも購入したが、徳島はノリも本当に美味しい。

一瞬でこの1ケースが無くなるほど。
お酒のアテみたいなもの多い気がするなぁ。

住みたい。徳島。
あと博多、岡山、仙台も住みたい。

坂道のないお酒が美味しく飲めるとこ全部住みたい！
大阪はほんと坂道が多すぎて...(前回シリーズと同じ)

焼肉の時間🥓

今回の1番の目的でもある焼肉。
相手の好きな牛角へ。

牛角が好きで、特にこのお店が大好きらしい。
常連さんなんだそう。

このうっすら見える、"たぬき"が気になり、近づく。

やっすぅぅぅぅ！！！！！
前回シリーズで徳島は物価が高いと書いたが、この時気づいた。

区画整理された筋ごとで色が違うし、物価の設定も違う。

ここからすぐのところは、急に高級店ばっかりになったりするのに、この道路沿いは大衆向けのお店が多かった。

それにしても、たぬき安すぎやろ。
あまりに入りたそうにする画伯ちゃんに、牛角モードの相手は不安げ。

「ごめんごめん！気になって写真撮ってた！牛角いこ！」

「うん♪」

牛角の時間🥓

久しぶりの焼肉。
好きな人と一緒に焼肉を食べる日が来るとは思いもしなかった。

そして食べ放題コースじゃない牛角を食べたことがない。
注文も相手の好みに合わせたい。

相手がいつも頼むものを頼んでもらい、注文する姿を見守っていた。

わー！焼肉だー！
すごいー！

ほんとに声に出して喜ぶ画伯ちゃんを見て、笑う相手。
そのとき

「いつもありがとうございます😊」

背後から急に、知らないおじさんが話しかけてきた。
騒ぎすぎて怒られるのか！？

「店長〜♪」

相手がそう呼んだ。
わざわざ店長が相手に挨拶しに来ていた。

そんなことあるのか...
この子の経験値や人脈...謎が多い...

ぎゃー！！！
おいしいー！！！

焼肉を食べて興奮する画伯ちゃんの動画↓↓↓

いろんなことが重なってる。
noteに書いていない過去のこととか、全てが積み重なってここに立ってる。

それらをどうにか踏み締めて、そのてっぺんで焼肉を食べる。
恋人と2人で。

生きていたら不思議なことは多くある。

イヤなことがあるからこそ、それが前フリになって、笑いや嬉し涙に繋がる。

絶対に、絶対に諦めないでほしい。
いつかはこの発言にネガティブが混ざるかもしれない。

でも書いている現在時刻の画伯ちゃんは、本気で言っている。
君に向けて書いている。

生きて、そのままの自分で、踏み締めて、突き進んでくれ。

「これ、どうぞ」

本当に常連だと分かる出来事が起きた。
店長がチョコを2粒くれた。

「店長〜♪」

君はすごいよ。
店長〜♪って返事するだけで成立してるやん。

俺も多用していこ。
店長〜♪系のワード。

~ブリッジ~
謎にクロップして保存されていたタン。

instagramのストーリーより
~ブリッジ~

食べ放題と違って、1品1品噛み締めながら食べると、すぐにお腹いっぱいになることを、この日知った。

そろそろお店を出る時間。

会計時。
相手が、「これ使お♪」と、財布から取り出した1000円OFFになるクーポンを見せてくれた。

「いつもお会計したら、そのままクーポン返してくれるから無くならないんだ〜♪」と話しながら。

試しに画伯ちゃんがそのクーポンを出してお会計してみる。

すると

「いつもありがとうございます。こちら次回もお使いください」

「ね！返ってきたでしょ♪笑」

相手から受け取ってお店に出したクーポンを、また相手に渡した。
何かおかしくて笑いながら。

そして、店長に"一言お礼を言って店を出たい"と思った画伯ちゃん。


しかし

《あのチョコって常連とか抜きでコロナでお客さん減ってるから配ってたのかな》
《バレンタインのがまだ余ってたのかな》

など邪推な質問も浮かび上がってくる。

こんなんじゃダメだ。
何を思っていようと、返事はもっと単純で2文字くらいがいいはず。

画伯ちゃんは

《店長〜♪》

と、猫なで声で喜びを現し、退店した。

よし、成長した。
学びも得た。

常連である相手の顔に、泥を塗らずに済んだ気がする。

店を出て改めて振り返ると、店長がものすごく頭を下げていた。

プロだった。
牛角のイメージが変わった。

ホテルに帰ろう

やっぱりこの通りの居酒屋は安い。
個人的に来るか、相手が寝静まったら許可もらって夜に来ても面白いな、と考えていた。

タクシーのいるところまで歩き、拾って乗り込む。
もう今日が終わってしまう...

画伯ちゃんは満腹なのに、何か物足りなさを感じながらタクシーに乗った。
窓に映る、歩いてきた道を見返していた。

この胸の中に広がる気持ちはなんなんだろう？
寂しさなのかな...

(今回のテーマソング：RADWIMPS - 螢)

つづく

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このときクロップしていたのか！笑

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