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あなたの詩作品を読ませて2024.04.28

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noteで初めての私設企画。ご参加頂きありがとうございます💐自由に読んで頂けたら嬉しいです😊
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“あなたの詩作品を読ませて“ご参加ありがとうございました🩵

“あなたの詩作品を読ませて“ご参加ありがとうございました🩵

どうもcofumiです。
皆さんの詩を読みたい。
本当に単純な動機がきっかけで始まったこの企画。無事に昨日終わることができました。
全部で45作品が集まり、とてもとても感謝の気持ちで一杯です。

何かを書くエネルギーは大変なものがあると思っています。
企画のために考えながら書いてくれたこと、それに要した時間、そんなことを考えると本当に有難いのです。
何度でも言います。「本当にご参加頂きありがとうご

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あなたの詩作品を読ませて 企画参加作品

あなたの詩作品を読ませて 企画参加作品

ラストに駆け込み
乗車させていただきます(*ノω・*)テヘ



【さよならが言えなくて】

泣きだしてしまいそうな感情

張り詰めた私の弦

「さよなら」って言いたくない

だからいつも

「またね」って言うの

だけど今日は伝えなきゃ

勇気を出して言うの

「幸せになってね」

絶対に振り向かないでね

桜舞う青空

頬を伝う雨粒

最後まで言えなかった

さよなら



詩だと幸せラブ

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「あなたの詩作品を読ませて」に参加

「あなたの詩作品を読ませて」に参加

こんばんは♪
まだ 間に合うかなぁ?
もう ひとつ作品を投稿しようと思い思い思い…
あっ、という間に 時間が経ってしまった
と、いう事で そんな感じの作品です。

「あっ、という間に過ぎて」

24時間 過ごして
きみとなら
何も無くていいと
抱き合う時間も
あっ、という間に過ぎて

月と太陽を 見返して
どんなにも
空っぽな部屋で
見つめ合う時間も
あっ、という間に過ぎて

昔謳っていた メロデ

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【詩】真我 〜わたしをみなさい〜

【詩】真我 〜わたしをみなさい〜

わたしをみなさい とあなたがいう
わたしをみなさい
わたしだけを

だけども あなたはまぶしすぎ
あなたは あまりにうつくしく

私は目をつぶり
顔を背けてしまうのです

---------

自分のいいところは、自分が一番見えてないところのように思うのです。
自分のことは「私なんて」、と思っていた方がなにか都合がいいのかな?

cofumiさんの企画に参加、2作目です。
お世話になります!

詩 日、晴る

詩 日、晴る

梢でゆれる
目覚めたばかりの若葉

巣作りの場所を決める前の
いっときを遊ぶように
近くをいったりきたの雲雀が
それをつつく

遠く離れた水のせせらぎ
匂いを絡めた風の道
本当に
うららかとは
そこに居る者のこころが見聞きし
映り込んだ絵図に相違なく

春の雲雀

やがて
子のひとり立ちを見送るのは

日、晴る時



ひばりは雲雀と書きますが、「ひばり」の語源は「日晴る」との事。
良く晴れた空

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いつも制服を着ていた

いつも制服を着ていた

まだ小学六年生だった
制服の採寸をしてもらった
やけにニヤニヤしてしまった
お母さんやお店の人に じろじろ見られた
イヤな思いは まったく なかった

制服を着て 最初にやったのは
桜の花びらを 追いかけること
春が来たことより
中学生になったことより
制服を着られたことを喜んだ

制服のリボンが うまく決まった日
一日 笑顔でいられた

制服のリボンが うまく決まらなかった日
制服がイヤになった

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〔詩〕IBITSU

〔詩〕IBITSU

生きづらさって何
何の抵抗もなく
ただ軽やかに生きている人なんて
本当にいるの

あたし達は歪で
この世界も歪で
どうしたって収まらない
どうしたって落ち着かない
でも八つ当たりはしないよ
あたしにもプライドがある

歪なあたし達は
出っ張りで頭も打つし
派手に転ぶこともあるけど
それは生きづらさなんかじゃない
たとえ不可抗力だったとしても

あたし達は歪で
この世界も歪で
だから面白い
だからワ

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【詩】炭酸刺繍・あなたの詩作品を読ませて:届かない恋文

【詩】炭酸刺繍・あなたの詩作品を読ませて:届かない恋文

きみの嘘がぼくを縛る
ぼくが嘘と呼んだものが
そう呼ばずには
いられなかったものが

きみが優しすぎたから
きみが美しすぎたから
だから何もかもを嘘にした

こんがらがったのは誰の心いつの時間

愛しているわも
さよならも
みんなみんな弾ける言葉
振り向けばもう
そこにはなにもない

それなのになぜ
甘く苦くぼくを苛むの?
消えてなくなるくせに
止まることを知ることもなく

こんがらがったのは誰の

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【詩】狭間

【詩】狭間

少しだけ嘘をついた
あなたのためにならないことを
わたしは選んでいるから
不意の質問のあとに
それらしい理由を並べた
今が波立たないように

答えた目から力は消え
うまくごまかせたかどうか
そんなことよりも
自分を騙せないことに
落胆していた

「大切な人のために」
目にした街頭のキャッチコピー
極端な感情がうるさい

わたしの願いが
誰のためにもならなくて
それでも誰かを愛している
分解すればど

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あなたの詩作品を読ませて企画🌸(4/12〜4/21に届いた詩のまとめ)

あなたの詩作品を読ませて企画🌸(4/12〜4/21に届いた詩のまとめ)

どうもcofumiです。
今回、企画をスタートして、良かったな〜って思ったのは、本当に色んなタイプの詩作品と、多くのnoterさんに出会えたこと。
この場を借りて改めて御礼を言わせて頂きます。
“書いて頂き、読ませて頂き、本当にありがとうございます🩵“

企画最終日は4/28となっております。
宜しければご参加くださいね☆

作品をまとめているマガジンはこちらです♪

そしてお一人お一人の作品は

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【4月21日】体重が重くてもいつまでも赤ちゃんというお話し

【4月21日】体重が重くてもいつまでも赤ちゃんというお話し

お宅の猫様寝てますか?
朱祥です。

両手の平で顔を包み込むと

目を閉じて嫌がることなく
そのまんま。

顔を覗き込むと、
お口の端っこがニィって上がっていて、金色の目の中に自分の顔が映っている。

ほっぺを触っても怒ることなく、
お手々を触って、爪を出したりひっこめたりする。

しっぽをお尻から先っぽに向かって、しゅっしゅって触ってみる。

夢を見ているのかお口がむにゃむにゃ動いてる。

ダッ

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快晴のち桜、ところにより雨

快晴のち桜、ところにより雨

雨が降っていた
淡く晴れ渡る昼下がり
サンルーフ越しの桜の下で
雨音は微風のふりをして

雨が降っていた
空白が居座る助手席の隣
窓越しに手を振る桜の横で
誰にも知られずシトシトと

雨が降っている
車を汚すこともなく
桜を散らすこともなく
思い出に咲く花が枯れないように

雨が降っている
笑顔は去年に置き去りで
喜ぶ声が今年を迎えることはない
それが、たまらなく寂しくて

雨は、まだ止まない

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「しなやかに生きる」詩―「あなたの詩作品を読ませて」cofumiさん企画参加作品

「しなやかに生きる」詩―「あなたの詩作品を読ませて」cofumiさん企画参加作品

春の風が 頬をさする時
夢からさめて
あなたを 探す

あなたを 奪っていった
貪欲な 時の女神
どれだけ お金を積めば
時を巻き戻して くれるの?

自分の命の 蝋燭を
すべて 燃やし尽してもいい

もう一度 あなたと
逢い まみえたい

幸せを 運んでくれた
あなたの 琥珀色の手
指をからめて
決して 離しはしない

胸の鼓動が 止まるほど
強く 激しく
抱きしめて 欲しい

吐息が 止まれば

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毒りんご

毒りんご

夜 気持ちが向いて
外に出る

散歩でもない
走るのでもない
ただ 夜の匂いを 確かめに

昼間の匂いは
必要以上に
ココロに 波が立つ
あれは いけない

魔法つかいになる予定
人に 毒りんごを食べさせちゃうような
悪い魔法つかいに

食べさせることは 食べさせるけど
わたしのココロの内側 だけでのこと
それも こっそり
だから 言うほど悪くはない

臆病で
高いとこに ひとりでいるのは
心細い

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