ニュースキュレーション

求められる「デジタル」を継続的に学ぶスキルと「学ぶ場所」

デジタルスキルを継続的に学ぶスキル、そしてそうしたスキルを身につけるための場が必要なのではないか、と最近考える機会が多くあります。以下の3つの記事はそんな思いを加速させてくれるものでした。

①今年上半期の上場企業の早期退職募集数は8,000人以上。「リストラ型」からデジタル化促進のための「先行実施型」へ
②2000年以降17年の労働生産性の伸び(付加価値ベース、年率)は0.4%
③全社員にエクセ

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未来を予測する方法としてのSF小説

エコノミストの最新号では不明瞭な未来を予測する特集として「The World If」という、「もしも世界がこうなったら」、というシナリオ・プランニング的な特集を紹介しています。面白いアプローチですね。

例えば以下のようなシナリオが紹介されています。

①もし米中が南シナ海で衝突したら
②もしアメリカがNATOを離脱したら
③もしエジプトが崩壊したら
④もしロボットが全ての仕事をしなかったら
⑤も

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ニュース消費のキーワードとしての「習慣化」&「パーソナライゼーション」

米国で最も多くの有料購読者を持つニューヨーク・タイムズ(330万部*)とウォール・ストリート・ジャーナル(250万部)。[*NYTはクロスワード・クッキングアプリの購読者を除く]。大手2紙による読者とのエンゲージメントを高めるための取り組み事例がちょうど同じタイミングで掲載されていたのをみつけ、興味を持って読んでみました。備忘録的にご紹介してみたいと思います。

▶読者のニュース消費習慣を把握して

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シリコンバレーのテック・コミュニティ3万人が毎日聴くポッドキャスト〜「Techmeme Ride Home」

最近お気に入りのポッドキャスト、「Techmeme Ride Home」のホストのインタビュー記事・ポッドキャストがあったので簡単にご紹介してみたいと思います。タイトルにある通り、このポッドキャストはシリコンバレーのテック系の起業家、エンジニア、投資家の人たちのなんと3万人が、毎日帰宅時の通勤時間中などに聴いている、人気テックニュースポッドキャストだそうです

毎日夕方、米国東部時間の17:00に

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コミュニティ運営ツールとしてのSlackの可能性

話題のビジネス対話アプリスラック(Slack)、その直接上場という手法やたった3ヶ月で時価総額が3倍の200億ドル(2兆1500万円)に、という部分が話題になってます。一方で個人的に気になっているのはSlackが持つ生産性向上ツールとしての側面、そして学びを豊かにするコミュニティプラットフォームとしての活用法です。少し思っていることを綴ってみます。

以下は過去12年ほどに渡って教育分野で利活用さ

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「ビットコイン・ビリオネア」〜ビットコインを理解するための映画脚本としての書籍

フェイスブック先日発表した27の企業や団体と共同で発行する新しい仮想通貨「リブラ」。サービス開始は来年の2020年とまだ先ではあるものの、ここまでのリリース内容だけでも大きな話題を巻き起こしているようです。圧倒的な利用者を抱えるフェイスブックが手がける「未来のお金」に対する期待と、プライバシーやデータ管理に対する懸念など、反応はまちまちです。

ただ自分も含め、まだまだ全容を十分に掴みきれてない、

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世界旅行をしているかのような気にさせてくれるニューヨークタイムズのポッドキャスト〜The Daily

ニューヨークタイムズが2017年2月から提供しているポッドキャスト番組、「The Daily(ザ・デイリー)」。今では毎日200万人が視聴し、アップルのポッドキャストの人気ランキングでトップ10に入るほどです。

先週目にした以下の記事に触発され、欧州議会選挙に至る欧州各国におけるナショナリズム、ポピュリズムのムーブメントをカバーする番組を先週毎日聴いてみました。

月曜日から金曜日まで、ドイツで

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ニューヨーク・タイムズが社内記者向けのデータスキル研修講座のコンテンツを公開

2019年3月年末時点で電子版と紙媒体を合わせた購読者数の合計がのべ450万人を誇るニューヨーク・タイムズ。社内用に開発した記者向けのデータスキル研修用の資料を公開、というニュースがとても気になりました。

一時期は「データ・ジャーナリズム」ということばが話題になり、記者もプログラミングを学ぶべきだ、という議論もありました。ただ、どうしてもゼロからプログラミングを学ぶのは難しい、ということで一時期

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『インターネット・トレンド』レポート2019年版。38億人が利用するインターネットの今

インターネットのトレンドに敏感な方にはお馴染みのレポート、有名ベンチャーキャピタリストであるメアリー・ミーカー氏による『インターネット・トレンド』レポートの2019年版が6月11日に公開されました。毎年恒例のレポートは今年は333ページ。大きな潮流を知る上でとても示唆に富むデータが満載です。気になる点を備忘録的に書きとどめてみます。

発表された場所はこちらも毎年恒例のテック系カンファレンスの 「

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意識的にアンテナを張っておきたい中国のこれから〜気になる2つの情報源

連日のようにファーウェイ、米中貿易摩擦のニュースがあふれる中で、流石にこれは何か大きな出来事に発展していくのではないか、と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。中国に関しては隣国ではあるものの、言語の問題もあり、現地発の情報になかなかアクセスする機会が少ないのでは、と自分のニュース消費のスタイルを振り返りながら感じます。

今起きていることの背景はどんなことがあって、今後どのように状況は推

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