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専門家になりすぎるとビジネスは微妙になるのかも

★当コラムはメルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』に掲載されている内容を一週遅れで掲載しています。最新版は、以下のリンクからご購読をお願いします★
https://note.com/takapon/m/m6f25f310b0e9

☆3行でまとめると
●フィルターバブルに陥ると視野が狭くなりマスの気持ちがわからなくなる
●テレビなどのマス向けの情報に積極的に触れていく環境作りが大事
●『nasne』を使うことで、テレビを使った情報収集の幅が広がる

 SNSやらネットを使って気軽に情報収集できる昨今ですが、同じ情報源を見続けている偏った情報に晒されすぎて「フィルターバブル」に陥ったりします。確かに、自分が見たい情報や似たような意見というのは心地が良いので偏りが出てしまうのは仕方のないことです。
 その反面で、情報が先鋭化していくことで、視野が狭くなったり異なる価値観に触れる機会が少なくなります。結果、「マスの気持ち」がわからなくなってきたりするのですね……。例えば話題のAIとかChatGPTの情報を目にする機会が多いので周りはみんな使っていると思いがちですが、実際の世の中ではほとんどの人は触ったこともないのが現実だったりします。
 こうやって偏りが出ると自分の見えている世界が普通だと感じてしまいます。専門家って専門になりすぎてマスが見えなくなったりします。例えば、モニターを開発していると、24インチの次は32、50、100だ! と突き進みがちですが、マスからすると100インチなんていらないわけなので、研究開発としては必要だけどビジネスとしては微妙というラインに落ち着くわけです。

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