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20240430 空間と渡り合うために
▼https://x.com/hbnk/status/1785248432783073442 ひびの先生が言及されているのは静岡のふじのくに世界演劇祭で上演された瀬戸山さんの『楢山節考』のことだろうなぁ、…
「かえるのおたま」について。
平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.として2024年からいよいよ、これから10年間の目標に向けてより具体的な活動を充実させていくことができればと考えるようになりました。
1.【10年間の活動目標】
2.【「かえるのおたま」をはじめます。】
1.【10年間の活動目標】
平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.は2015年より東京で演劇活動をつづけて来ましたが、いろいろな場所でのさまざまな出会い
20240509 小説を演劇へ。
そもそも今回の創作の前に『若き日の詩人たちの肖像』を読んでいてまず驚いたのはそこに描かれる人たちの知的なタフネスというか、ひとりひとりの教養の深さ、そこで交わされる議論の高度なこと、思想や思索が縦横に走り、そして成熟していることだった。
▼実在の歴史上の作家や俳優たちがあだ名でしれっと登場する自伝的な小説というのも好奇心をくすぐられる要素の一つだった。ちょっと調べるだけでもこうした記事が出てきた
20240508 クラウドファンディング に挑戦します(9年ぶり二度目)。
劇団をはじめようと思った2015年にクラウドファンディングに挑戦したことがあった。どう考えても自分たちが想定している動員とチケット代の収入だけではすべての支出を賄うことができないと思って資金調達に挑戦したのだったけれども、その時に御礼として設定した「永年会員」というパスを使って今も私たちの公演に足を運んでくださる方々もいて、単に作品を見てもらうだけではなくて、そうして若い劇団が四苦八苦しながらなん
もっとみる20240507 みんなで話し続ける
かつて演出家の鵜山仁さんがアフタートークに来てくれて、演出という仕事についていろいろと話をしてくれた時に印象に残っているのが、「Aという意見とBという意見があった場合に、Cを導くのが演出という仕事」という話だった。
▼個人的にはその話を創作過程のコミュニケーションの質が創作の質につながるということなのかなと理解して、今もその話を折に触れて思い出す。ある意味では弁証法的に、その途中に生まれるコミュ
20240430 空間と渡り合うために
▼https://x.com/hbnk/status/1785248432783073442
ひびの先生が言及されているのは静岡のふじのくに世界演劇祭で上演された瀬戸山さんの『楢山節考』のことだろうなぁ、と考えながら、演劇をつくる人間のスタイル、というものについて思いを馳せずにはいられなかった。
▼瀬戸山さんは『楢山節考』以外にも『山椒魚』やガルシア・ロルカの『イェルマ』を利賀で発表されている
20240427 海の外へ、海の外へ
日本の演劇人として海外で活躍されてきた方は多くいらっしゃるけれども、私にとってまず真っ先に頭に浮かぶのは鈴木忠志さんで、その次が(間をいろいろ端折ってしまうと)平田オリザさんや宮城聰さん、岡田利規さんといった方々である(蜷川さんとかももちろん海外で公演をされてきてはいるし、近年では藤田俊太郎さんの例ももちろんあるけれども)。
▼鈴木さんと宮城さんは演出家で、平田さんと岡田さんはどちらも務められる