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スマホを使う時間を1日3時間までにしてみた結果、変わったこととメリット。SNS依存の私が自分を変えるためにやったデジタルデトックス

写真: スターバックスにて

スマートフォンの使い過ぎがメンタルヘルスに悪影響をもたらしていた

スマートフォンをだらだらと見ているのはもうやめよう。

常に他人が幸せそうにしている情報が入ってきては病んでしまうし、他人が不幸だとそれに引きずられてしまう。

SNSという競争社会には、常に上位互換があふれている

SNSは、常に競争社会だ。

必ず上位互換が存在する。自分がどんなに頑張っても、上位互換のひとは必ずいる。

話すのがうまいひと、話が面白いひと、面白い経験をしているひと、ひとをひきつける魅力のあるひと、才能があるひと、優しいひと、そういったひとがフォロワーさんを多く集めている。

もっと具体的に言うと、自分に起きた身近で些細なことを面白く話すのがうまいひと、自分の過去やどの国に滞在してどういった経験をしたかということを面白く話せるひと、豊かな海外経験や国際恋愛の経験などの私が面白いなと思う経験をたくさんしているひと、なぜかわからないけれど「あのひとの話は面白いな」と思うようなひと、語学学習や恋愛などに才能があるひと、とにかくなんでも教えてくれていつでも質問に答えてくれる優しいひと、そういった留学界隈にいるひとたちのことだ。

フォロワーさんの数だけが人間性を表す鏡でないことくらいわかっている。ただ、フォロワーさんが多ければ多いほど、いろんなことができるだろうし、そういった人脈は必ず宝になる。

だから、常に「いいね」やフォロワーさんの数を意識してしまい、かつ自分に欠けているもの、つまり私にとっては豊かな海外経験や人生を豊かにしてくれるようなひとたちとの出会いといったことだが、そんな生活はストレスしか生まない。

SNSを辞めたいと思っても、辞められない理由がある

正直、SNSを辞めたいと思ったことも何度もある。

ヘイトスピーチ、差別、偏見、マイクロアグレッション、無知、攻撃的なひと、きつい言葉、そういったものがあふれている。

あるいは、ポジショントーク、マウント取り、自慢、傲慢なひとたち、自分が世界一幸せだと世界中にアピールしないと気が済まないひとたち、しつこいDM、付き合ってくださいとしつこく言われること、そういったものにもあふれている。

ただ、それでも辞められないのは、私が被災者支援のためにNPOなり社会企業なりをしたいからその人脈が欲しいということ、そして自費出版以外の出版社から本を出すという夢があるからだ。

SNSを使う時間を減らして、SNSに依存しないようにと決めた私の実験

辞められないなら、せめて精神的に依存しないために、距離を置こう。距離を置くには、使う時間を減らそう。

そう考えた私は、まず現状把握からはじめた。

現状把握をして、気づいた依存の怖さ

ことしが始まったころ、Androidのデジタルウェルビーイングという機能を使って、スクリーンタイムを測ってみた。スクリーンタイムとは、スマートフォンのスクリーンがオンになっている時間を示すタイマーのようなものだ。

実際、私のスクリーンタイムは多い日で7時間を超えることもあった。少ない日でも4時間くらいだった。これは通話やYouTubeの流し聞きといった時間ももちろん含んではいるものの、大半がSNS、特にTwitterとInstagramの時間だった。Twitterは主に見る用で、Instagramは主に投稿する用だ。

思いっきりネット依存していた。

1日3時間だけ、スマホを使おうと決めた

スクリーンタイムを、最大3時間にしよう。

そう決めて、私はとりあえずスクリーンタイムのタイマーを3時間に設定した。

目の前に眠っていたコンピューターがあるじゃん。これを使えばええやん!

そして、それを守ろうと思ったときに、目の前に良いものがあった。

15万円する、かなり良いコンピューターだ。

これは使われることなく1年くらい眠っていた。もったいないと思うが、使うのが怖かったのだ。あまりにも薄型だから、落としたらすぐに壊れてしまいそうで、リビングから自分の部屋に持っていくのでさえ怖いくらいだ。

パソコンを使うメリット

これはとっても早いし、とってもタイピングが楽だし、画面も綺麗だし、とにかく楽だ。スマートフォンで10分かかっていたことが5分でできる。たとえば、Instagramに投稿する際のタイピング。だいたい2000文字くらい書くから、それを打つ時間が大幅に削減できる。たとえば、Twitter。画面が大きいから、一度にたくさんのツイートが見られるし、投稿する時間も短くできる。たとえば、このnoteも、かなり早くタイピングできるから、その時間を有効にほかのことに使える。

ここまでもだいたい2000文字書いているが、10分かかっていない。5分くらいだから、これをスマートフォンでやろうと思うと15分はかかるだろう。

スマートフォンでしていたことを全てパソコンでしようと決めた

そして、このパソコンにLINEもDiscordもMessengerもOutlookも入れて、ここで全てをやるようにした。

これが最高の選択だった。

LINEの返信もかなり早く打てる。

Discordも流し読みが簡単にできる。

Messengerも毎度見ていなくてすむようになった。

Outlookのメールもより気を配って書ける。

そして空いた時間は勉強なりDuolingoでの語学学習なりといったことに使える。

スマートフォンのスクリーンタイムがそのままパソコンに移るということではない。かなりの時間が空くのだ。

だらだらと見る時間を減らすには、パソコンを使えば良い

パソコンを使うようになってから、もうひとつ気づいたことがある。

パソコンでTwitterをなんとなく見る。

パソコンでなんとなくさみしいから誰かと話そうとする。

パソコンでなんとなく何かを見続ける。

そういったことが一切なくなったのだ。

TwitterをPCから見るときは、ちゃんと目的意識をもって、あくまで休憩のためにちらちらと見るに留めている。スマートフォンでは、気づけば1時間過ぎていたといったことも日常茶飯事だった。

目的意識をもってスマートフォンを使うということは、かなりの自制心がないとできない。

ただ、目的意識をもってパソコンを使うことは、案外簡単なのだ。私にもできた。

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