時間価値創造家

「人類アーティスト化計画」を目論む元公務員。 「時間価値創造」という「自分のOSの最適…

時間価値創造家

「人類アーティスト化計画」を目論む元公務員。 「時間価値創造」という「自分のOSの最適化技術(価値観のデザインなど)」を駆使して、日常の中で冒険を展開していく。 「学びを愉しむ」事と「1石5鳥」がモットー。 餌をやらずに野良猫と友達になれる特技を持つ。

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記事一覧

1次感情に向き合う自己対話力はAIに代替されない必須スキルだと思う。

ある人が、 「自分の1次感情を素直に伝える」ということを意識したおかげで、感情処理の負荷が減らせ、物事がスムーズにいくようになったという話しをしてくれた。 この…

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マウンティング+絶交体験から実感した「課題の分離」の威力

先日、知人とオンライン飲み会をしたのだが、 途中でその人が唐突に私の言葉尻を捉えて説教を始めた。 そこで私は、 「この人は酒と自分に酔っている。しかもこの内容はマ…

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「自由研究とは「愉しい頭の使い方」を知る手段では」

私がどうも学校での勉強に真剣に取り組めなかったのは、 「勉強=頭を使うこと=面倒くさく我慢を要すること」 という刷り込みがあったからではないか。 世間一般では、…

施設スタッフの方から感じた本当の強さ

認知症の父をグループホームに入所させて2か月以上が経過したが、 入所準備のために生活用具一式を搬入しに母と当該施設を訪れた時に印象深いことがあった。 生活用具の搬…

我慢よりも勇気にエネルギーを使いたい

「嫌なことを止めて恐いことをする」 この一文に出会って以降、同じ氣力を使うならば、我慢することよりも、勇気を出した方が自分にとっては遥かにお得だと思えるようにな…

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運とルビンの壺

もしかしたら、運は努力に勝るものかもしれないと思う今日この頃。 ただ、運というのは不確かなものではなく、合理的に高められるものであり、 そこには、多少の違和感を…

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利用・活用・応用

言葉にはうまく表現出来ないが、何となく感じる違和感というのは無視できないし、その違和感を深堀りすることは自分の行動基準に繋がるのではないかと思っている。 例えば…

視点の次元という格差の最大要因

ある方が、 「理性を用いて感情や思考を一旦自分から切り離すことで、主観から客観へ視点をシフトできるが、こうした、主観から客観の視点のシフトは視点の次元を高めるこ…

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「当たり前の有難さ」の実感は、微分係数のプラス化のコツでは。

25年前、大野勝彦さんの詩画集と出会ったが、 未だに印象に残り、益々その存在を大きくしている一文がある。 それは、 「もし、私の両腕が元に戻ったら私は嬉しさのあま…

素晴らしい店舗で体感できた「空気の影響」

私が時々行くモスバーガー店はチェーン店でありながらも、その他店舗と比べて明らかに抜きんでているように感じる。 店内の内装が洒落ていて落ち着きのある雰囲気と何より…

生存戦略としての「諦めること」

戦略とは「戦いを略すこと」であり、「諦めること」とは大事な戦略の一つだと思う。 諦めることは、「道を閉ざす」ことではなく、「別の視点で活路を切り拓く」ことだと実…

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100冊の本をダウンロードするよりも1冊の本をインストールしたい。

当たり前のことかもしれないが、ダウンロードとインストールは違うことなのだということを最近気付いた。 何かのソフトをPCにダウンロードしても、それをインストールしな…

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「諦めるべきもの」と「諦めるべきでないもの」を判別する

ある人が、 「「諦める」とは、自然の摂理に適ったことに対して行うことが大事だし、そうやって諦めていくことで、本来諦めるべきでないことに本来行える努力や工夫が行え…

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「待つ時間」を再定義して愉快に生きる

前回書いた、「愉快に生きたければ、愉快に生きればいい」ということのチャレンジ報告。 隣町にある人気うどん店に食事に行ったが、混雑を避けて13時半に行っても超満員。…

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生き方に免許や資格を求めなくていい

「愉快に生きたければ、愉快に生きればいい」 昨日、ある方との会話の中でこのことがとても腑に落ちた。 その方曰く、多くの人は望んでいる事があってもそのためにやって…

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遠慮ではなく配慮。最も簡単な平和活動。

雑音を立てない動作を意識することは、思わぬ効用をもたらしてくれることを実感。 先ほどカフェでPCを使った学習活動をしていたのだが、 自分の席でカバンから道具類を取…

1次感情に向き合う自己対話力はAIに代替されない必須スキルだと思う。

ある人が、
「自分の1次感情を素直に伝える」ということを意識したおかげで、感情処理の負荷が減らせ、物事がスムーズにいくようになったという話しをしてくれた。

この方曰く、人の感情は2段階で構成されるらしい。

まず最初に1次感情というものが起こり、
それを踏まえて2次感情が発露するのだ。

例えば、役所の窓口で大声で怒鳴っている住民は、
一見怒っているようで実は2次感情の表明であることが多い。

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マウンティング+絶交体験から実感した「課題の分離」の威力

先日、知人とオンライン飲み会をしたのだが、
途中でその人が唐突に私の言葉尻を捉えて説教を始めた。

そこで私は、
「この人は酒と自分に酔っている。しかもこの内容はマウンティングだ。他の方にも迷惑だろう。」
と判断し、「その話しはもう結構です。話題を変えましょう」と言ったところ、

「あなたとは分かり合えない!」と激昂され、ミーティングから強制退室
させられてしまった。

おまけにLINEグループか

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「自由研究とは「愉しい頭の使い方」を知る手段では」

私がどうも学校での勉強に真剣に取り組めなかったのは、

「勉強=頭を使うこと=面倒くさく我慢を要すること」

という刷り込みがあったからではないか。

世間一般では、「頭を使う=面倒くさいこと」という認識が強く、

それが勉強を苦行に仕立て上げているように思える。

確かに、組織で働く際には、面倒くさい頭の使い方をすることが多いかもしれないし、面倒くささに慣れることは、忍耐力を養うことにも繋がるか

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施設スタッフの方から感じた本当の強さ

認知症の父をグループホームに入所させて2か月以上が経過したが、
入所準備のために生活用具一式を搬入しに母と当該施設を訪れた時に印象深いことがあった。

生活用具の搬入を終えた帰り際、施設スタッフの方達と話しをしたが、その中で母が、

「夫は男性職員の方には人当りがきつく、「バカ」と言ってしまうので申し訳ありませんがよろしくお願いします。」

と申したことに対し、

一人の男性スタッフの方が笑顔で、

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我慢よりも勇気にエネルギーを使いたい

「嫌なことを止めて恐いことをする」

この一文に出会って以降、同じ氣力を使うならば、我慢することよりも、勇気を出した方が自分にとっては遥かにお得だと思えるようになった。

深刻に生きている人の大半は、本来自分がやりたいことを諦め、嫌な事を我慢してやっているようにも見える。

嫌な事を我慢してやることは、時には必要なことかもしれないが、我慢する先には希望が必要だと思う。

同じ我慢するにしても、希望

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運とルビンの壺

もしかしたら、運は努力に勝るものかもしれないと思う今日この頃。

ただ、運というのは不確かなものではなく、合理的に高められるものであり、

そこには、多少の違和感を伴う情報処理を行う必要があり、人によってはその違和感を乗り越えて新たな情報処理回路を自分の中に組み込むことに多大なコストを感じるかもしれない。

しかし、そのコストを払い続けることで、予想もしない報酬が待っているのだと思う。

ところで

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利用・活用・応用

言葉にはうまく表現出来ないが、何となく感じる違和感というのは無視できないし、その違和感を深堀りすることは自分の行動基準に繋がるのではないかと思っている。

例えば、

友好的で優し気な言動だけど何故か親しく付き合おうとは思えない人。

掲げる理念に共感はできても何故か違和感を感じてしまう人。

これまで、そんな人達に警戒心を抱いてしまう理由が今一つ分からなかったが、

ふと、その要因として「利用の

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視点の次元という格差の最大要因

ある方が、

「理性を用いて感情や思考を一旦自分から切り離すことで、主観から客観へ視点をシフトできるが、こうした、主観から客観の視点のシフトは視点の次元を高めることだと言える。

視点の次元が違えば見える世界が変わって結果も違ってくる。

世の中の格差って、こういう”次元の差”が起点となっているのではないか。」

と仰っているのを聴いて、強く納得している。

「格差」というと、経済力や能力といった

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「当たり前の有難さ」の実感は、微分係数のプラス化のコツでは。

25年前、大野勝彦さんの詩画集と出会ったが、

未だに印象に残り、益々その存在を大きくしている一文がある。

それは、

「もし、私の両腕が元に戻ったら私は嬉しさのあまり発狂してしまうだろう」というものだ。

この方は、農作業中の事故で両肘から先を失い、不屈の精神でリハビリを行い、今では義手であらゆることを行えるようになり、

とても義手で描いたとは思えない見事な書画作品を製作しておられるのだが、

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素晴らしい店舗で体感できた「空気の影響」

私が時々行くモスバーガー店はチェーン店でありながらも、その他店舗と比べて明らかに抜きんでているように感じる。

店内の内装が洒落ていて落ち着きのある雰囲気と何よりスタッフの方達の接客が素晴らしい。兎も角、元気で愉しそうに接客しているので店内の空気が良く、僅か数秒のやり取りでも気分が良くなってしまう。

大きな道路に面する住宅地であるため、近隣の常連客が多いようで、客は客で店員との血の通ったコミュニ

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生存戦略としての「諦めること」

戦略とは「戦いを略すこと」であり、「諦めること」とは大事な戦略の一つだと思う。

諦めることは、「道を閉ざす」ことではなく、「別の視点で活路を切り拓く」ことだと実感している。

そして、別の視点で活路を切り拓く上で大事なこととは、
「正解を探す」のではなく、「今の自分にとって解くべき問題を見極めること」なのだと思う。

更に、解くべき問題に取り組む中で目指すものは「唯一の正解」ではなく、「自分にと

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100冊の本をダウンロードするよりも1冊の本をインストールしたい。

当たり前のことかもしれないが、ダウンロードとインストールは違うことなのだということを最近気付いた。

何かのソフトをPCにダウンロードしても、それをインストールしなければ、そのPCの機能は何も変わらない。

単にHDの容量を使うだけ、である。

ダウンロードした後、そのファイルをクリックするとインストール手順に移行し、インストールを完了して初めて、そのソフトが使えるようになる。

PCに何かをダウ

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「諦めるべきもの」と「諦めるべきでないもの」を判別する

ある人が、

「「諦める」とは、自然の摂理に適ったことに対して行うことが大事だし、そうやって諦めていくことで、本来諦めるべきでないことに本来行える努力や工夫が行えるようになる。」

と言っていたが、最近このことに納得している。

例えば、生き物は必ず死を迎えるが、これは自然の摂理に適ったことなので、不老不死は諦めるべきことであろう。

程度の差こそあれ、加齢による身体的現象は自然の摂理であり、

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「待つ時間」を再定義して愉快に生きる

前回書いた、「愉快に生きたければ、愉快に生きればいい」ということのチャレンジ報告。

隣町にある人気うどん店に食事に行ったが、混雑を避けて13時半に行っても超満員。

何とか席についたが、私より前に席に案内された人達の料理もまだ来ていないことから、「こりゃかなり待ちそうだ」と推察し、

そういう事もあろうかと想定して持ってきた本を読む。

この本は、図書館から借りたもので明日が返却期限なので、自分

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生き方に免許や資格を求めなくていい

「愉快に生きたければ、愉快に生きればいい」

昨日、ある方との会話の中でこのことがとても腑に落ちた。

その方曰く、多くの人は望んでいる事があってもそのためにやっている事やあり方が大きく矛盾しているとのこと。

確かに、私の周囲を見回しても、本当にそう思える事例が多いし、私自身もそうだと気付かされて納得。

「愉快に生きたい」というのは、殆ど全ての人が願うことだと思うが、素直にそう生きている人は驚

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遠慮ではなく配慮。最も簡単な平和活動。

雑音を立てない動作を意識することは、思わぬ効用をもたらしてくれることを実感。

先ほどカフェでPCを使った学習活動をしていたのだが、

自分の席でカバンから道具類を取り出そうとした時、ふと周囲に座っている人達が穏やかな雰囲気で学習しているのを感じた。

その時、思わず「出来るだけ物音を立てないように」と道具を並べたのだが、ゆっくりと精密な動作を心掛けながら、自分の心が整っていき、その後の活動が意外

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