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企業は人なりと云うが

企業経営者へ。企業は人なりと云うが、そのことをどう捉えているか。「我が社は、社員を大切にしている」「社員を第一に思っている」「社員が働きやすい環境を整えている」「技術、経験のある優秀な人材を揃えている」。だから、我が社は企業は人なりを実践している。大方、そのようなことかも知れない。そう云うことは、至極、間違いではないし、心底、その思いで会社経営をしている経営者は立派である。しかし、世間でいうその意味を、真の実相に照らし、どれ程理解出来ているか、これからの世は、これを考え、更に深めていく必要にある。即ち、かく云う「企業は人なり」の意味の捉え方では足りないということを推して知らねばならない。例えば、この物に溢れ、もはや価値に差異が出せない時代において、企業が企業として継続的に成り立たせるには、唯一として、その仕事を収める人、つまりその人間の質次第ということ。これは決定的なことだ。

人の質とは何なのか。それはもはや一般化された技術や知識の高さのことではない。即ち、人間性、人柄、そして感性の高さ。これらの集合力が、企業の価値を高め結果を出し続けることになるのである。そうした良き人材を集めるにはどうすれば良いのか。それは、経営者自身の人間性の高さに尽きる。そして、それを受けた組織風土、企業文化、そして社会の役に立ち、成長性ある事業をいかに創り上げられているかに他ならない。基点は、経営者の人格、人間性、人柄、感性、そして理念が、良き人財を惹きつけることになる。これなくば、いくら人の数をばかりを集めても、成り立たなくなるのは必至。従って、経営者自身の日頃の真理・実相の探究による人間性を高める努力を怠らず精進しているかに掛っている。



そのことを端くれとして肝に銘じ、自身の人間性を磨き続けます。



有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者