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生きづらさ

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30代後半にしてムクムクと育ってきた"生きづらさ"。一体何がこんなにしんどいのか。 「自分」という厄介な生き物との付きあい方を、日々模索する様子をつづっています。
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記事一覧

「変わらなくちゃ」と思わなくていい。いるだけでいい。

「変わらなくちゃ」と思わなくていい。いるだけでいい。

このままじゃいけない。

こんな(生産性のない、一人前に妻の役割も果たせない、親孝行もできない)自分が、こんなことしてちゃいけない。

だから、変わらなくちゃ。

ずっとずっと、そんなふうに思っている。
"思っている"というよりも、もっと日常的に頭にこびりついて、"私の一部"になっている。

そして、絶え間ない自分へのダメ出しがつづく。

でも、そんなふうに思わなくていい。

変わらなくていい。

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「気をつける」ということ

「気をつける」ということ

変に思われそうで、悩んでることを周囲に話してこなかったが、
私はずっと、「気をつける」ということがよくわからない。

今も、このぼんやり「わかった」感覚が、正解なのか、すぐまたわからなくなってしまわないか、不安に思いながら書いている。

私が出かけるときには母や祖母が「気をつけて」と見送ってくれた。小さい頃からずっとだ。
今は私が、「気をつけて」と夫を見送る。

「はーい」と返事をしても、自分が誰

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こういうことか…!

こういうことか…!

2023年5月20日(土)

今日は、東京ビックサイトで開催されているデザインフェスタに行ってきた。

なんかおもしろそう!と軽い気持ちで行ったが、駅を降りてビックリ。というかちょっとゲンナリ。
駅から建物までの道のりは、人でいっぱい。
うわーこれ入るのに外で待つやつか。
こんなに人気あるイベントだったなんて、ちょっと大変なところに来ちゃったな。

でも、せっかく前売券も買って電車乗り継いで来たん

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一日100回唱える

一日100回唱える

タイトルを見て、そっちの方向に進んでしまった人ね…と思う人もいるだろう。

実は最近、「アダルトチルドレン」なる言葉を知り、関心を持っている。

ざっくり言うと、幼少期に機能不全家族のもとで育ち、大人になっても生きづらさを感じている人のことを言うらしい。

父が亡くなってすぐ母は仕事に就き、私と姉を大学まで行かせてくれた。
私の病気が判明してからは、治療が家族の重大事項となった。
母がいない時間は

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ボランティア

ボランティア

今日初めてボランティアに行った。
うかがったのは、幼稚園・保育園に入る前の障害をもった子どもたちが親御さんと通う施設。

2週間前から、変に緊張しまくっていて、今日も施設の目の前でしばらく突っ立ってドキドキ。
でも、始まりから終わりまで、子どもたちのかわいさにとても癒された。

好きなおもちゃをゲットしてニヤリとした笑顔、
上手に手遊びができて手を叩いて喜ぶ姿、
「隣に座っていいよ」とベンチをポン

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私というややこしい女

私というややこしい女

〜結婚してからの気づき→後悔→自責〜

気づいたら30半ばを過ぎていた。
私は
「〜しなくちゃいけない」
「〜であるべき」
にまみれて生きてきた。

自分だけならまだしも、家族や職場など周囲の人にもその偏った思考を押しつけてきたから、周りからしたらとんだいい迷惑だ。
それから、
「〜しなきゃいけないのに、できない」「〜しなきゃいけないのに、できなかった」
ことに悩み、隙あらば自分を責め、苦しんでい

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お母さんへ

最近「あまり心配せず、少し放っておいてくれて大丈夫だよ」と言ったこと。

お母さんを傷つけてしまったんじゃないかと、
ふとしたときに、というかだいぶ頻繁に、考えます。

でも、今までのようにすぐにLINEをしたりはしません。

小学校のころ、私が死んだお父ちゃんと同じ病気だとわかったね。
風邪を引いて近くの小児科に行ったら、心臓に雑音がするから、大きな病院に行くようにって言われて。
後日大学病院に

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退職後に始めたこと

退職後に始めたこと

退職後、密かに始めたことがある。

それは

「う◯こファーストの会」

の立ち上げだ。

今この瞬間一生懸命働いている人、食事中のみなさんには、こんなどうでもいい下品な話を密かにと言いつつ公の場で話してしまい申し訳ないが、わたしにとってこれはとても重要で大真面目なことなので、どうか許してほしい。

ちなみに、会の概要は次のとおり

■目的
 わたしの健康と意欲の増進

■目標
 自分の感覚を大切

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