マガジンのカバー画像

読書関連

11
好きな本について
運営しているクリエイター

記事一覧

33さいのおさるさん

33さいのおさるさん

読みました。いえ、無料で読ませていただきました。(このあと本屋へ買いにいきます)

『2020年6月30日にまたここで会おう』
https://note.com/doourhomework/m/ma4b531c5c2ec

読んだ直後、「よっし!私も、自分で考えて生きるぞ!おさるさんから人間になるんだ!」と、熱く震え、その直後「えっと、それで、私は、何を、すればいいの。。。私は、何をしなければいけ

もっとみる
「共感SNS」に共感しました。

「共感SNS」に共感しました。

モテクリエイター/SNSアドバイザー ゆうこすさんの「共感SNS」読みました。

ゆうこすさんは、可愛くて頭が良くてSNS界のスター!でキラキラして私にはまぶしすぎる存在(ポムじいさんがみたシータの飛行石みたい)と思っていました。ですが、こちらの本を読んで、なんて、ものすごい考えて、すぐ行動して、失敗しても計画して、また行動する方なんだ!と思いました。そして、しなやかでたくましく、そして優しく可愛

もっとみる

風をきって、ずんずん歩きたい

読んだら、もうじっとしていられない。

「君たちはどう生きるか」(原作 吉野源三郎・漫画 羽賀翔一)

私は、コペル君と叔父さんと一緒にずんずん歩きたくなった。

正直、マンガで1,300円はちょっと高いな、と思っていたけど、これはちゃんと本で買ってよかった一冊。kindleで買わなくてよかった。多分、kindleで読んでも、結局、本で買い直してた。

変えられないことを考えるのをやめれば 余計な

もっとみる

悪について

カントの眼線は低いのである。神の子の行状ではなく、超人の行為ではなく、聖人君子の生活ぶりではなく、日常生活における普通の人々の何気ない行為、そのしぐさや眼つき、あるいはふっとした言葉遣いのうちに、倫理学のあらゆる事例が示されている。そこには肥沃な低地が広がっているからである。(「悪について」中島義道 著)

自分はなんて傲慢で自分本位な考え方になっちゃっていたのか。自分のしたことに対する責任から目

もっとみる

「束縛をしないという優しさ」-今更”モテキ"を考える

「俺が親から教わったものは 束縛をしないという優しさだった」

再びマンガ「モテキ」(久保ミツロウ・著)を考えています。

「だからなのかな 振りほどける強さでしか人と繋がれなかったのは」

この言葉を読んだときまさに自分もそうだと思った。束縛したいと思うほど、強く繋がりたいと思う人は私にもいない。つないでも少しだけ緩めて、何かあればほどけてしまうような、"つながり"の強さ。

でも繋いだらほどけ

もっとみる

「曲がるつもりじゃない角だったんだ」ー今更ながら'モテキ'を考える

今更ながら「モテキ①~④」(久保ミツロウ・著)について考えています。

何を今更考えているかというと、”夏樹ちゃん”についてです。

私の身近な友人には決していないタイプですが、現実にはいるらしいです。

最終巻で夏樹ちゃんはこんなことを幸世に言います。

「"本当の私"を理解したなんて思い込みだか、思い上がりが嫌なの そもそも知ってもらいたい”本当の私”なんて無いし」

「100人いたら100人

もっとみる

【読書】1日ひとつだけ、強くなる。

まさか泣いてしまうとは。

この本を読んでしばらく自分の好きなことを改めて考え、マンガやら本やらゲームやらやってみた。
でももやもやは消えなくて、ようやく気づいた、好きなこと一つに絞らず、感じたこと何でもいいから表現しようと。

小学生のころから、小説家になりたい、画家になりたい、漫画家になりたい、と思ってた。本当にただ思ってた。
そのための努力もしていないから、当たり前だけどそれは現実にはなって

もっとみる

メモ
デカルト 大陸合理論 演繹法 ロマン主義
ヒューム イギリス経験論 帰納法 現実主義

大変なものを読んでしまった。
勢いで明日から会社行かない、とかやってしまいそうなほど。

「14歳からの哲学入門 今を生きるためのテキスト」(飲茶 著)

14歳を優に越えた私たちも今を見つめて生きて行かなきゃいけない。
久しぶりにガツンとやられた。

「14歳からの哲学入門」

「14歳からの哲学入門」(飲茶 著)

衝撃的でした。
ポスト構造主義の結論はむしろホラーだった。
私たちは消費するために働いて消費して働いて、の(今のところ)無限ループ中。
どこかでbreakしないと。

でも
消費しない→死ぬ
働かない→死ぬ

あれ、めつぼう?

そんなこと考えてたら仕事が手につかない。

私の旦那さんは、NOゲームNOライフを地でいく、ストイックなゲーマー。
人生の大半はゲ

もっとみる