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#4|2児のママが、30代後半で2度転職をした話~私が起業に至るまで~【心晴れる ライフキャリア戦略】

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前回、0歳児&2歳児の2歳差の在宅育児に疲れはて、軽くノイローゼ気味だった私が、悩みながらも、早期の会社復帰を決め、これから”キャリアとライフのバランス”を考えていく”スタートライン”にたつところまで、綴りました。

そんな私は、復帰早々に、とある決断をしました。ジェットコースター人生は続きます。


2児のママが、30代後半で2度転職をした話~私が起業に至るまで~

育休からの復帰早々、転職を考え始める

2年半程ぶりに会社に復帰した私は、会社の経営層と考える”企業ガバナンス”の部署に配属されました。未知なる使命に頭を悩ませる日々がスタートしました。

当時夫が営業部署にいたので、平日の育児が厳しい毎日。
一方で、0歳児育児は日々予想外だらけで、

✔まだハイハイ
✔離乳食をこれからスタートする
✔すぐ発熱
✔すぐ病院

と、仕事に没頭なんてとてもじゃないけど難しく、以前のような100%仕事モードの人間にはなれないことにもどかしさを感じていました。
(2才の長男も、同時期に、肺炎一歩手前の”咳こじらせ”事態もあり、平穏な毎日は一瞬もなかった気がします)

でも、仕事の間は育児だけの人生から解放され、会社の企業価値向上をについて自問自答する、やりがいを感じました。

といいつつも、会社復帰から2か月も経たない頃、転職を考えるようになりました。

転職を考えたきっかけ

きっかけや想い、背景は色々あります。

一つは、そこにいても、自分がMBAで培ったことをいかすことはない・できないだろうと感じはじめたこと(=逆に、いかしたいという思うようになった)。MBAでの経験をなかったことにしたくない。ちゃんと評価してくれる場に身を置きたい」という想いや、「実際に、MBA留学や事業会社で様々な幅広い経験(現場・営業~IR・企業ガバナンスまで)をしてきたから、それをいかしたい」という想いがありました。

しかし決定打だったのは、ある日上司からの、人事評価のフィードバックでした。

「あなたは仕事ができる。けども強いていえば、ある大きな会議で発言をしていましたよね。あの場は、しゃしゃりでないこと。黙っておくこと・空気を読むことが大切だった。みな、意見なんて言ってなかったよね?みんな、そうしている。自分はそうしてきた。だからもっと、自分を抑えるようにしたほうがいい」と。それが会社で生きる術、だと。

そして、「あなたは、後輩の人たちと関係が近しい。それは、これから上に立つ身として、危険で、あまりよくない。もっと下の人たちとの距離感を保ちながら、威厳をもってほしい」と。

私は仲の良い後輩が多くいました。なので、わざと”威厳を出して距離感を保つ”、などできないと思いましたし、求められることに対応できないと判断しました。

会社の総意ではないでしょう。でも一方で、一定数、私のこの”前のめりな姿勢”に反論する人がこの会社にいるのだろうと感じ、改めて数年前、MBA留学を決めた日の感覚を思い出しました。

私が、この会社に合わないんだな。

そしてまた、本当は、自分はもっとできるはずなのに・・・という想いも膨らみ、もっと自分をいかす場所へ行きたい、と思うようになりました。

また同時期、すでに転職していた先輩より、「お前はコンサルに向いてる」と助言いただいたことで気になり始めた、戦略コンサルを目指し始めました。

戦略コンサル受験に向けた取り組み

さて、私が一時期目指した”戦略コンサル”ですが、特に外資系の場合、その面接内容は特殊です。(外資系戦略コンサルの会社例は、マッキンゼー、BCG、ベインなど)

普通の転職の面接で聞かれることは、例えば、
✔今までやってきた仕事や、
✔そこで得たスキル、
✔これからどんなことをしたくて、
✔そこでは、どんなスキルでそれを叶えることができると考えるか、
✔それにより、会社にどんな利益をもたらすことができるのか、

などの質問になるかと思います。

一方、戦略コンサルでも同様の質問はあるかと思いますが、もう一段階あるとすれば、
✔”ケース面接”や、
✔”フェルミ推定”というものがあります。
論理的思考能力や地頭の良さを測る内容です。

私は元々、思考回路は文系ではなく”理系人間”だったので、数字を扱うこの内容に対し、大きなアレルギー反応はありませんでした。

しかしそれでも、求められるレベルが圧倒的に高く、また発想の豊かさも必要なため、かなりな時間を準備・勉強に費やしました。

フェルミ推定の本を購入し、毎夜子どもが寝静まってから解いたり、夫の帰宅が早い日や週末には、一人でひたすら部屋にこもって解き続ける等、ケース面接突破に向けてがむしゃらに取り組んでいました。ほぼ、受験勉強でした。

おかげで今でも、その時得たフェルミ推定の考え方等、物事を推測する力は糧となり、起業でのサービス構築の際の様々な前提条件の発想で役立っています。

しかし、結局この時の頑張りは実を結ぶことはありませんでした。

次回:35歳限界説&コロナ襲来

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