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「この戦争さえなかったら」―詩 AIアートイベント企画参加作品―


戦は 終わりがなく 続き
毎日 悲しみを 糸で紡ぎながら
暮らしている 人が沢山いる



この戦いが なければ
お腹を 減らして
焼け跡で 母親を呼びながら
さまよう 子供たちの
泣き声が 響くことはなかった


この戦争の おかげで
沢山の 犬や猫たちが
はぐれた 飼い主を探して
やせた体を 引きずって
さみしい 鳴き声を
上げ続ける こともなかった


この戦争が なければ
私の あの人が
凍てついた 氷原で
銃を 構えることもなかった


彼との 婚約パーティは
幸せの音符が フワリフワリと
泳ぎ回る はずだった


胸を 切り裂く 深い悲しさは
空襲警報が 響くたびに うずく
せめて 私の愛の想いを
沢山の鳩に 託して
あなたの元へと 知らせたい


母の形見となった 十字架を握りしめ
「早く 戦争が 終わり
どうか 無事で 帰ってきて」と
平和の女神を 探して 祈り続ける

あずみのさんのAIアートイベントに参加させて
いただきました。イベントの詳細は以下のとおりです

最後まで 読んでいただきありがとうございます。
これからも お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ 子犬のようになつきます🐱🐱🐱🐱

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