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「叫びたいほどなつかしいのは」ー詩ー


叫びたいほど 懐かしいのは
父さんの 無精髭の ゾリゾリ感
子犬の チロの 暖かなペロペロ舌
小鴨を沢山 引き連れた 
カモのお母さんの 散歩

叫びたいほど 懐かしいのは
子供たちの お腹減ったーアの声
母さんの まな板 トントンの音
里山に 響く 蝉しぐれ

叫びたいほど 懐かしいのは
一つのテーブル囲んで
みんなで 食べる
夕餉の匂いと 箸と茶碗の音

叫びたいほど 懐かしいのは
白い網をもって
トンボを 追いかける
坊やの 小さな背中
転んで ベソ泣きする
クシャクシャ顔

叫びたいほど 懐かしいのは
夕陽に染まる トンボの羽
遠くで響く お寺の鐘
子供たちが またあした-アをし
巣箱の鳥が 巣に戻ってきて
母さん鳥に 今日の事をおしゃべりし、
一日が 去っていく 後ろ姿

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