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文学フリマ東京38に出展します!【え-55】
ついに今週、入稿しました!!!
表紙もできあがって、あとは当日を待つのみ――
ということで、宣伝です!!!
2024年5月19日(日)、
東京流通センターにて行われる
文学フリマ東京38に
初めてブース出展いたします!!
場所は、第二展示場 Eホール 【え-55】です!
今回は、大学時代の友人である峰松くんと一緒に
短編&ショートショートを合わせた本を作りました。
わたしからは、全編書き下
文学フリマ東京38に初出展してきました!
遅ればせながら…
2024年5月20日に流通センターにて行われた
文学フリマ東京38に初出展してきました…!
本をご購入してくださったみなさま、
ブースに立ち寄ってくださったみなさま、
ありがとうございました!
直前まで、知り合い以外の方は手にとってくれないんじゃないか、購入していただけないんじゃないかと思っていたのですが……
結果的に、後日郵送の取り置き分を含めると
ほぼ売り切れ状態となり
いよいよ明日だ…
文フリ、緊張してきた〜
Finntrollのライブに行ってきました!
好きすぎるバンドなので、全然寝れません。困りました。ボーカルのマティアスとは、ライブ終わりに偶然会えて2ショットまで撮れてしまいました。ヤバいです。
文学フリマ東京38に出す本が届きました!!!
装丁なども問題なし! あとは当日を待つだけです〜!
本日は文学フリマ東京に向けた準備のため、ショートショート投稿はお休みします〜。
小説(SS) 「薬」@毎週ショートショートnote #アメリカ製保健室
お題// アメリカ製保健室
桜庭シンは、お茶ばかり飲む少年だった。
幼少期に、炭酸飲料は体に悪いから、骨が溶けるからと両親に教わって以来、ファミリーレストランのドリンクバーでもウーロン茶以外を手にとることがなかった。
だから彼は、保健室の先生が「この薬でも飲んでゆっくりしなさい」と言いながら渡してきたソレに驚きを隠せなかった。
セブンティーンアップ。レモンとライムの風味が香る果汁ゼロ
小説(SS) 「ドローンの課長」@毎週ショートショートnote #ドローンの課長
お題// ドローンの課長
課長はいつも、ハエのように飛び回っている。
小うるさいプロペラ音を響かせ、この大型倉庫で入庫作業をしているわたしたちの頭上を一日に何度も通過するのである。
こちらの仕事ぶりを監視するために、遠隔地からドローンを操作しているらしいのだが、わたしたちにとっては邪魔以外のなにものでもない。
どうせ課長はドローンの向こうで寝っ転がったりお菓子をぽりぽり食べているの
小説(SS) 「会員制の粉雪」@毎週ショートショートnote #会員制の粉雪
お題// 会員制の粉雪
その会員制サウナには、今日もたくさんのお客が集まっていた。
体験入店にきていた宇那礼二は、店員の退屈きわまりない説明を聞き流すと、すぐに服を脱ぎ捨ててサウナ室へと繰り出した。
五分とたたないうちに、全身から汗が吹き出してくる。頭にのしかかっていたモヤモヤも、外からの熱に意識が向いていくことで、不思議となくなっていく。エネルギーの高まり。礼二は、ここだというタイミ
小説(SS) 「夜光おみくじ」@毎週ショートショートnote #夜光おみくじ
お題// 夜光おみくじ
新年、明けましておめでとうございます。
ということで早速、初詣にやってまいりました!
ここ夜光神社では、一風変わったおみくじを引くことができるようです。どのようなものか、神主さんにうかがってみましょう!
「この夜光神社には、山で遭難した旅人がホタルの光に導かれたことで人里に無事たどり着けたという言い伝えが残されています。その光は、龍のように一筋に伸びたとされて
本年もありがとうございました〜!
毎週ショートショートnoteを書いたり、脚本家教室通ったり、文フリに遊びに行ったり、プライベートでも引越しや結婚式、ハネムーンとイベントだらけの一年でした。来年は、自分の得意と場所を探して発展させてく年にしたいですー
小説(SS) 「これぞ日本のクリスマス」@毎週ショートショートnote #ルールを知らないオーナメント
お題// ルールを知らないオーナメント
ハッピークリスマス。また地獄の福音の鐘が鳴らされる時がきた。毎年ジャパンの歌舞伎町では、ブラックサンタクロース忍者が笑顔で寿司をもみもみといつまでも握っている。それは、挨拶代わりの星型クリスマスオーナメント手裏剣をかわした者にしか手にできないクローズチケットが必要になる。幸いにも血を流さずに済んだマイケルは、ルールを知らぬままクリアした。歌舞伎町の夜
小説(SS) 「一千年前の旅」@毎週ショートショートnote #白骨化スマホ
お題// 白骨化スマホ
旅の途中、人だかりができている遺跡があった。
近づいてみると、野次馬たちがざわざわと噂話をしている。どうやら、推定一千年前のものとされる遺跡から珍しいものが出土したらしい。いわく、棺の中から白骨化した死体とともに、スマホが副葬品として見つかったというのだ。
この世界において、スマホは別世界から転移してきた冒険者たちのみが持つ特別なものとして知られている。信じられ
小説(SS) 「助手席の天使」@毎週ショートショートnote #助手席の異世界転生
お題// 助手席の異世界転生
二つの世界の秩序を守るため、私たち天使には、とても重要な役割が与えられています。
それは、混沌とする異世界に光をもたらす英雄をこの世界から送り込むことです。つまりは、特殊なトラックを使って人を適度に轢いていくのです。
轢かれた人は、異世界で特殊な力を手にして転生するので、たいてい喜んでいます。特にここ日本では異世界願望が抜きん出て強いので、絶好の市場として