心の声を聞く方法②感覚

今回は療養期間に、自分なりに習得した実践方法を共有します。
 
まず感覚を掴むために

寝る前に胸の上に片手を乗せてみると
なんだか温かく感じるような場所、手があることで安心するような感覚になる場所があります。

私の場合は胸と胸の間辺りなのですが、ここかな?と思うところがあったら
乗せた手を戻して、その場所に向かって呼吸を届かせるようにイメージしながら寝ましょう。
 
※胸に手を置いたまま寝ることは避けてください。
寝てる間に呼吸が苦しくなって悪い夢を見る可能性があります。
 
 
わからなかったときは、
嬉しいことがあった瞬間を思い出してみてください。
どこか胸の辺りでジーンと温かくなるような場所があるはずです。
 
もし思い出せなければ、一度温泉や温かいお風呂に入ったときに「ふ〜」となる感覚をイメージすると良いかもしれません。
少し弱いかもしれませんが、やはり胸の辺りで、何か安心を感じるような箇所があると思います。
 
寝る前に、これを最低でも1週間くらい続けます。

場所がなんとなく分かってきたら、今度はその部分に対して
寝る前以外の場面でも、呼吸を届かせるようにイメージします。
 
これは、普段の生活で常にやるのではなく、休憩時間や待ち時間などで
あくまでも「やってみようかな?」と思ったときにやってみてください。
 
やらなきゃ!という義務感がある状態では上手くいきにくいので、
やってみようかな?という状態がポイントです。

準備ができると、なんだか自覚している「意思」として考えている部分と
じんわり温かくなる部分は、何か別のものであるような感覚が出てきます。
 
その感覚をまずは見つけてください。
 
そうすると頭で考えてる部分と温かくなる感覚がある部分は、
同時には動いていない…?
というのが分かってくると思います。
 
私の見解では、いわゆる「心の声」は言葉を持っていません。
これについては、長くなってしまうので次回に書きます。

①②③を続けているうちに、
本当に自分本体が必要としているのか、それとも脳(体)が反応しているのか、感覚が掴めてきます。

失敗しないために1つだけアドバイス

①について
嬉しかったときの感覚ではなく、
ワクワクしたときのことを思い出すのも良いのですが、
最初の段階でこれをやろうとすると、本当にワクワクした状態でいるのか、
それともエキサイト状態なのか見分けがつきにくいので、私としてはあまりオススメしません。
 
嬉しかったときはジーンと温まる感覚、
ワクワクしたときは水が静かに湧き上がってくるような感覚です。
 
心の声=ワクワクすること は、決して間違っていないと思いますが、
あくまでも中級〜上級者向けの見つけ方で、
初心者の方はまず「どこにあるのか」センサー部分を探すことが
最初の地点だと私は思っています。
 
※特に療養期間中は、場合によっては「休んではいけない、(無理矢理)楽しいこと思い出してワクワクしなきゃ!」ともなりかねないので
しんどくなったり不安を感じたときは、まずは胸に手を当てると
何か温かいような、安心する感覚を感じることから始めてみてください。
 
ワクワクした場面の感覚を意識する場合は
①②③を経て準備ができた上で、さあ動くぞ!というときに活用することをお勧めします。

最後に

これらのことは一度やったら完成するものではありません。
やって終わりではなく、定期的な自己メンテナンスのようなもので
何度も、「やってみようかな?」と思えたときにやり続けるための手段で
私も、継続的に実践中です。
 
私は全く医療や精神分野の知識がありませんし、いわゆる瞑想も関わりのない分野ですので
全ての人に当てはまる方法なのかは分かりませんが、
少なくとも私は、自分なりにこうしながら療養期間を過ごし、現在はかなり気持ちが楽になっています。
 
参考材料の1つとして、役立ててみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?