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内向き日記

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自分の心のうちを、内向きに、独り言めいて綴ります。
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記事一覧

あれから9年。そして歴史。

あれから9年。そして歴史。

今日は3.11。

関東に住んでいた私は、あの日、自宅で大地震を体験した。

でも、地震本体よりも、その後がすごかった。

日本各地で起こった、津波や原発事故などの余波が、次々に報道された。

それをみながら、また恐怖した。

計画停電や、流通がストップして、一時的な食糧難になったこと。

コンビニやスーパーの棚から、食べ物がなくなったこと。

そういったパニックと、世間に広がる恐怖や不安、エトセ

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本当のお父さん

本当のお父さん

児童虐待事件のニュースがでるたび、いろいろ考えさせられる。
継父の場合、虐待になることが多いとか。
でも、実父でも、虐待してる事件もあったりする。

継父と子との関わり方。

「本当のお父さんじゃない」といわれて、複雑な気持ちになるとか。プレッシャーやストレス、お父さんらしくならなきゃ、お父さんと認めさせなきゃみたいな気持ちが、堅く真面目な人ほど、強くなるのかも。

我が家でも、そんな間の悪い嫌な

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評価と、誉められる教育

評価と、誉められる教育

わたしは、なぜ、この職業についちゃったんだろうと、しみじみ思うときがある。

人前に出て話すのが苦手て、相手にどう見られるか本気で苦手で、なにか人前で発表する以前も以後も、ずっと、もやもや、どうしょうどうしょうと、落ち込んでしまう。

子供のからずっと思っていた。教室の隅にいて、誰にも注目されず、忘れられてるような存在でいたいと。そして、自分のしたいことに集中したいと。

そもそも、めちゃくちゃ教

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頭のてっぺんから足の先まで女の子だった。(ナオミ・ウルフ)

頭のてっぺんから足の先まで女の子だった。(ナオミ・ウルフ)

久しぶりに、20代の学生時代の古いノートを引っ張り出してみたら、こんな文章を手書きで書き写していた。今でも、古びていない言葉。いまでも、同じ事を感じている自分がいて、驚く。

「ときどき自分が三十女みたいな気がするの。私のセクシュアリティって男みたいなの。仕事中にときおり男を値踏みしている自分がいて、まわりに気づかれやしないかと不安になる。あたりを見回して思うの。わお、男がいっぱいいる。独身だった

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過去の輝き

先日の記事の段階で、村上春樹『騎士団長殺し』1巻はほぼ1日で読み、
翌日、本屋へいそいそと出かけ、
残りの2~4巻を購入。

しかし、残念なことに、あれからまとまった時間がとれず、
隙間時間に、数ページだけ読み進めている。

もはや、
日常のほうがあわただしくドラマティックで、
村上春樹のふしぎな非日常世界のほうが、
静謐に感じられ、
息抜きになっている。

一粒ずつ味わうかのごとく、大切に読む。

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1hour

1hour

どんなに哀しいことや、ショックなことがあっても、とりあえず目の前の仕事をこなさなければいけないのが、大人というもの。

今日も、つまらない、眠い話ばかりしているな~と

彼らの目からみたら、思ったかもしれない。

いつもと何も変わらない、冗談をいいながらも、きつく注意しないわたしを。

でも、この人は、いま、自分の家族が難病で、何度も入院し、いまも再入院しかけていて、それを、その講義が始まる数十分

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火の上を裸足で歩く。

火の上を裸足で歩く。

2018年11月4日に書いて, 保存していた記事。(「内向き日記」)

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床には、まだ火がくすぶっている炭の欠片が、
散乱してた。

私は、手桶で水を撒いて、
懸命に火を消そうとしていた。

欠片が落ちてる範囲は広範で、
手桶ではなかなか間に合わず、
何度も何度も水をまく。

かたや、藪のうっそうとした玄関の外階段では、
階下から雨水?が洪水になって、
せり上がってきてお

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心のエネルギーの使い方

心のエネルギーの使い方

どうやら、人間にはこころのエネルギーというものがあって、

それが、ほんとに、車のガソリンみたいに、

減ったり戻ったりするようだと、最近しみじみおもう。

あ、すごくエネルギーたまってきたな~と思うとき、

楽しいことや好きなことが多くて、

なにやら元気で、やる気に満ちあふれている。

わくわくしている。

しかし、それは永遠に続かず、やはり脳みそ使うことや、

つまらない仕事などをしていると

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外はこわいものだらけ:内なるわたし、記憶の断片

外はこわいものだらけ:内なるわたし、記憶の断片

子どものころ、外に出れば、こわいものだらけだった。

なにがこわいって、
家族以外の人間関係、他人。

幼稚園のころ、印象的だったのは、
同級生をトイレでいじめる、凶悪ないじめっこたちだった。

女の子三人組が、別の女の子をいじめていた。

ずるがしこいので、先生の目が届かないところで、いつもいじめていた。

トイレでいじめられてる子をみて、なにもしてあげられなくて、こわくて、
そのいじめっ子たち

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面倒くさい女

面倒くさい女

面倒くさい女なんです、
としかいいようのない、
わたくしであります。

心屋仁之助さんか何かの本で、
なぜ彼氏出来ない、
なぜ結婚できない、
なぜイイオトコが自分のまわりにいないと嘆かねばならぬのかといったら、
あなたが面倒くさい女だから、みたいな本があった気がする。

そして、彼女たちの口癖は「でも」「だって」なんだそうな。

まったくもって、たぶん、
わたしは面倒くさい女なのです。

理屈くさ

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