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提供している価値を棄損する問題を解決にあたり
サービスを通して提供している価値(=体験)を棄損する問題が発生した場合、それをどう捉え、扱い、対応していくのかは、サービスを運営する会社や人間としてとても大切であるなと痛感している。
というのも、極端な話その問題を放置しておくことで売上や利益が減少することはあっても、増加する可能性は低い。
これまで積み上げてきた信頼関係や価値を「守る=失わない」ための闘いであり、それはとても地味で目立たない。
動的平衡とベンチャー企業
福岡伸一氏が提唱する「動的平衡」という概念がとても好きだ。上記は、人間における動的平衡を数理モデル化するために、福岡氏が書いた落書きだ。
人間の体は細胞レベルで日々分解(破壊)され、そして新たに合成されている。上図を見ると左上に矢印がひかれている。これは何を指し示しているかというと、分解量が合成量を少し上回ることで、モーメントが生じ、矢印方面に推進力が働く。ということである。分解量が減ってし
模倣にはじまり模倣に終わる
ここ最近は今日より明日の自分の少しの成長を前向きに捉え、自分なりのペースで過ごせていたのだが、昨日はちょっとした出来事で脆くもそれらが崩れ、『うーん、参ったな』と鬱鬱としていたのだが、早めに就寝し、朝から整体に行き、散歩をしたら割りと復活したので、『お、これまでよりも対処が上手になってきたのか』と少しうれしい一日の始まりだ。
以前のようにおしゃべりな自分ではなくなってしまったので、今はこうやって
演繹と帰納と仮説設定とフレームワークの関係(そしてそれとチキンカレーとスーパーマーケット)
ロジカルシンキングというタイトルで各国の社員にトレーニングを提供しようとして、資料を作ったりするうちに個別のコンセプトがひとつながりで考えられるようになったので書いておきたい。
1.論理的な推論を行う際に、我々が使ってよいのは基本的に演繹と帰納のみ。演繹は3段論法に代表される一般原理からの個別の結論の論理的な導出、帰納は全ての事例を見てから結論を出すもの。しかし、数学の証明や法律の当てはめなど以
水脈があると信じているから掘る
新しいことを始めるのはとてもワクワクするものだ。しかし、大人になるにつれ、あれこれ余計な知識や常識が身につき、ワクワクよりもリスクを気にするようになる。
だから、大人になっても新しい分野に挑戦する人や、環境に飛び込む人は、どんな人でもカッコイイし、その心に共感する。
だが、周囲からの目というのは大多数が冷めているはずだ。「何をやってるんだ、非常識なやつめ」「30代なんだからそろそろ子どもでも生
方法論と意固地なプライド
ある目的を達成する為に、様々な方法論や新しい手法が世の中に溢れている今日。
時に人は、その方法論や手法自体に魅了され、探求し、目的を達成する為にそれらを使おうとする。
しかし、目的を達成するために、その方法論がそぐわなかったらどうするのか。
ある人は目的自体を変える、ある人は無理やり方法論と目的を嚙み合わせようとする、ある人は方法論自体を見直す。
人は、自分が選んだことや探求してきたことに
動画アプリは夜につかわれる。インスタは急成長中で、キャリアメールは死にゆく。(ビデオリサーチのアプリデータより)
ビデオリサーチさんが興味深いスライドを公開していたのでメモ。動画系アプリのユーザーデータなどについて。Androidユーザー5万人ベースの調査結果。
オールマイティな「YouTube」
・男女比としては男6:女4。
・年齢層は10〜30代で、ほぼ均等という感じ。
・一番つかわれているのは夜20〜23時くらい
Googleがだしていたデータでは、YouTubeは15〜17時にスパイクがたってい
長時間の会議を実施している企業やチームは既に赤信号が絶賛点滅中である
「会議が長引いて残業が(白目)」 というフレーズ、よく耳にする。その度、「え、なんで?」と不思議に思う。
会議というのは主に4種類。1.意思決定を行う 2.問題を解決する 3.情報を共有する 4.教育する といったところだ。
前時代であれば、コミュニケーションツールやテキストアーカイブツールも発達しなかったため、「集まり」「議論し」「記録し」「実行する」という段取りを取らなければならなか
長時間の会議を実施している企業やチームは既に赤信号が絶賛点滅中である
「会議が長引いて残業が(白目)」 というフレーズ、よく耳にする。その度、「え、なんで?」と不思議に思う。
会議というのは主に4種類。1.意思決定を行う 2.問題を解決する 3.情報を共有する 4.教育する といったところだ。
前時代であれば、コミュニケーションツールやテキストアーカイブツールも発達しなかったため、「集まり」「議論し」「記録し」「実行する」という段取りを取らなければならなか
あれから四年経過したね
さっき、両親から電話があった。特に用事も無いし、この間話したばかりなのに何故、と思ったが、3月11日という節目に僕の状態を確認したかった様子だ。両親と震災について深く話したことも無いし、実家は大きな被害も無かったのだが、やはり色々と思うことはあるんだなと。
あの日、僕は既にうつ病で、会社を休んだ日。
自宅で休んでいたら尋常じゃない揺れを感じ、外を見ると電柱が激しく揺れ、近くの堀から水が溢
迷った時に立ち戻るものは
また仕事の話。心理学を勉強していると、仕事をする上での心の変遷や変化にもアンテナを張るようになってくる。最近、友人知人が今の職場を辞めようかな〜といった相談があり、なんで辞めるのか、といった点で共通点があったのでまとめてみようと思う。
「給料や会社の雰囲気、人間関係は悪くない。ただ、会社の方向性が良くわからなくなってきた。」
上記のような理由で結局は辞める、ないしは辞めることを検討し始める人