NANA

独身満喫してるふりするの、もうやめよっかな。 ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚…

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独身満喫してるふりするの、もうやめよっかな。 ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽ 30代、独身、自分が好き、でも自信がない。 なんでこうなった?、たぶん、こじらせ中 そんな私の恋愛と今思うこと ✿

記事一覧

♡Ep.【好きだった人に好かれる時はむしろ冷静】~彼女がいらない男Ⅱ~

その日は親友とランチをした。 いつものように、話題はほとんどがハルの相談で 親友はいつだって、わたしを尊重してくれるから 一緒に考え、悩んで、導いてくれつつも …

NANA
10日前
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♡Ep.【平気なふりをするしかないから】~彼女がいらない男Ⅱ~

ハルからの連絡を見て いろんなことを思った。 事故にでもあったかも?とまで考えたわたしは ハルが無事だったこと、 そして寝過ごしでもなく仕事もこなせてはいたことを…

NANA
1か月前

♡Ep.【報われない恋愛の、残された2択】~彼女がいらない男Ⅱ~

この1年、わたしはまっすぐにハルを追いかけた。 掴めそうで、掴めない そんなハルの気持ちに、 "いつか報われる"なんて勝手に期待して 必死で価値ある女を演じてきた…

NANA
1年前
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♡Ep.【1年かけた女の価値】~彼女がいらない男Ⅱ~

ハルと知り合ってから二度目の年越し。 去年、わたしは当然のように ハルと一緒に過ごすつもりでいたけれど 付き合う想定だったクリスマスの日に まさかの"今は彼女つく…

NANA
1年前
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♡Ep.【報われない物語】~彼女がいらない男Ⅱ~

ずっと更新ができていなかったnoteを またこうして書いている理由は この季節になると彼を思い出すからで 未だに未練があるとか そんな単純なことじゃなくて 彼との時間…

NANA
1年前
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♡Ep.【逃す旬、進む時間】~彼女がいらない男Ⅱ~

ハルと出会って、1年が経った。 初めて会った日、一緒に流れ星を見てから1年。 わたしがハルを好きになってから、1年。 「今は彼女を作れない」 そんな勝手すぎる発…

NANA
1年前
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♡Ep.【嘘でもいいから好きって言って】~彼女がいらない男Ⅱ~

「わたしのどこが好き?」 日頃"めんどくさい女"にならないようにと 自分の本音を我慢してまでも繕っているわたしだが 時折こうやって、心の中のマイメロちゃんが顔を出…

NANA
1年前
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♡Ep.【「ちゃんと考える。」】~彼女がいらない男Ⅱ~

占いに行くことは 事前にハルに伝えてあった。 「こんな男の人辞めなさい!って言われたらどうしよう。笑」 冗談の様に、本気で言ったわたしの言葉に 「いや占いでそう…

NANA
1年前
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♡Ep.【わたしを彼女にしない理由】~彼女がいらない男Ⅱ~

「わたしと彼は今、彼氏彼女の事実婚みたいな状態だと思っていて…」 "事実婚の彼氏彼女バージョン" …そんなの都合良く考えすぎなのも分かっているけど ハルのわたしに…

NANA
1年前
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♡Ep.【自分を蔑む女】~彼女がいらない男Ⅱ~

「あなたはとっても魅力的な女性だから、 そんなに自分を蔑まないで?」 この言葉の意味が分かるくらいなら この言葉の真意に気づけるくらいなら わたしはとっくにあな…

NANA
1年前

♡Ep.【バイトリーダーを担う女】~彼女がいらない男Ⅱ~

ハルの生活はわたしが思う"普通"とはかけ離れていて 時間も不規則だし 運転が仕事のトレーラー運転手、 基本トレーラーの中での生活。 そして全国いろんな場所を行き来す…

NANA
2年前
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♡Ep.【検討される女のこの先】~彼女がいらない男Ⅱ~

地元に帰ってきて以降 わたしの視野が広がったのも事実で 都会から田舎に帰ってきて視野が広がるのも変な話だが 都会暮らしの時は "今"しか見ていなかったわたしが 田舎(…

NANA
2年前
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♡Ep.【こんな男、なんで好きなのか。】~彼女がいらない男Ⅱ~

彼を好きになってから わたしはたくさんのことが変わった。 まず、 自己肯定感がクソ程低くなった。 (思わず言葉も悪くなる程~~~) 元々他人軸だったわたしは 誰かに好か…

NANA
2年前
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♡Ep.【友達以上、恋人偽装のわたしたち】~彼女がいらない男Ⅱ~

言葉は、それぞれにちゃんと意味があるのに その言葉を発する人、状況、気持ちによって 何通りもの意味に変化する ちょっとしたニュアンスが違ったり 発した人の意味と、…

NANA
2年前
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♡Ep.【彼女がいらない男⑬】~報われない物語のエピローグ~

知り合って少しした頃 ハルからいきなり送られてきたURLを開くと 住宅メーカーのサイトが出てきた。 「俺、将来ここで家建てたいんだよね!オシャレじゃない?!」 いき…

NANA
2年前
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我が道を行く男

「どこまで行ってきたんだ?」 かろうじて聞き取れたその言葉に 「〇〇池だよ!……」 そう返答してすぐに 近くにあったメモ用紙に〇〇池と書いて渡した。 「おー、そ…

NANA
2年前
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♡Ep.【好きだった人に好かれる時はむしろ冷静】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【好きだった人に好かれる時はむしろ冷静】~彼女がいらない男Ⅱ~

その日は親友とランチをした。

いつものように、話題はほとんどがハルの相談で

親友はいつだって、わたしを尊重してくれるから

一緒に考え、悩んで、導いてくれつつも

わたしの出した答えを受け入れてくれる

分かってる。
きっと親友は、わたしに
ハルと終わりにしたほうがいいよ。
と、何度も思っただろう。

でも、わたしが諦めないのも知ってるし

あまりにわたしがハルのことを
真剣に相談するから

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♡Ep.【平気なふりをするしかないから】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【平気なふりをするしかないから】~彼女がいらない男Ⅱ~

ハルからの連絡を見て
いろんなことを思った。

事故にでもあったかも?とまで考えたわたしは

ハルが無事だったこと、
そして寝過ごしでもなく仕事もこなせてはいたことを知って安心した

しかし
仕事をしていた=起きていた=わたしからの着信に気づいていた
わけで、

何度となく夜中まで連絡し続けたわたしが
心配しているのは分かっていたはずで

それでも無視し続けたんだ……

やっぱりハルはわたしなんか

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♡Ep.【報われない恋愛の、残された2択】~彼女がいらない男Ⅱ~

この1年、わたしはまっすぐにハルを追いかけた。

掴めそうで、掴めない
そんなハルの気持ちに、

"いつか報われる"なんて勝手に期待して

必死で価値ある女を演じてきた。

でも

そもそも"演じている"わたしが
ハルの気持ちを掴めるはずも無く

結局は

ハルの言動で一喜一憂して
自分の感情を押し殺してまで
勝手に予測したハルにとっての"良い女"であろう選択を繰り返すだけの

他人(ハル)軸の女

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♡Ep.【1年かけた女の価値】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【1年かけた女の価値】~彼女がいらない男Ⅱ~

ハルと知り合ってから二度目の年越し。

去年、わたしは当然のように
ハルと一緒に過ごすつもりでいたけれど

付き合う想定だったクリスマスの日に
まさかの"今は彼女つくれない発言"をされ

ハルの状況や心情を勝手に考慮して
すがるわけでもなく

かといって突き放すこともできず

理解ある女を演じた

だから
一緒に過ごしたかった年越しも
ハルが地元の友達に誘われてることを知って
快く送り出した

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♡Ep.【報われない物語】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【報われない物語】~彼女がいらない男Ⅱ~

ずっと更新ができていなかったnoteを
またこうして書いている理由は

この季節になると彼を思い出すからで

未だに未練があるとか
そんな単純なことじゃなくて

彼との時間はわたしの人生のエピソードに
深く刻まれすぎてしまっているからだ

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼

時計屋さんの店員さんが言った言葉を
勝手に言い訳にして

ハルと終われるわけない。

自分の揺らい

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♡Ep.【逃す旬、進む時間】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【逃す旬、進む時間】~彼女がいらない男Ⅱ~

ハルと出会って、1年が経った。

初めて会った日、一緒に流れ星を見てから1年。

わたしがハルを好きになってから、1年。

「今は彼女を作れない」
そんな勝手すぎる発言を容認してから1年。

この恋愛が、報われないと知ってから、1年。

この1年の間に、
間違いなく気持ちが同じ方向へ通じ合っていた時もあった。。

良くも悪くも...ハルは分かりやすい。

わたしに気持ちが向いている時、
わたしへの

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♡Ep.【嘘でもいいから好きって言って】~彼女がいらない男Ⅱ~

「わたしのどこが好き?」

日頃"めんどくさい女"にならないようにと
自分の本音を我慢してまでも繕っているわたしだが

時折こうやって、心の中のマイメロちゃんが顔を出す

「じゃあわたしの好きなところベスト3は??」

「うーん、、
すごくしっかりしてて怒ってくれるところと~
たまにおっちょこちょいとゆうか…なんかかわいらしいところと~
価値観とか考え方が似てて話してて落ち着くところかなぁ、、」

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♡Ep.【「ちゃんと考える。」】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【「ちゃんと考える。」】~彼女がいらない男Ⅱ~

占いに行くことは
事前にハルに伝えてあった。

「こんな男の人辞めなさい!って言われたらどうしよう。笑」

冗談の様に、本気で言ったわたしの言葉に

「いや占いでそう言われたからって終わらしちゃうような関係じゃないでしょー?笑」

と、簡単に応えてきたハルには

きっと
わたしが2人の関係性についてどれだけ悩んできたか
これっぽっちも分かっていないんだろうな。

- - - - - - - - -

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♡Ep.【わたしを彼女にしない理由】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【わたしを彼女にしない理由】~彼女がいらない男Ⅱ~

「わたしと彼は今、彼氏彼女の事実婚みたいな状態だと思っていて…」

"事実婚の彼氏彼女バージョン"

…そんなの都合良く考えすぎなのも分かっているけど

ハルのわたしに対する態度や扱いはただの都合のいい女にするものでもないし
それ以上の関係(絆)があるって信じていた(信じたかった)

だから"ただ正式に約束をしていないだけ"で
実質わたしたちは彼氏彼女のようなもの

それって

市役所に婚姻届は出

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♡Ep.【自分を蔑む女】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【自分を蔑む女】~彼女がいらない男Ⅱ~

「あなたはとっても魅力的な女性だから、
そんなに自分を蔑まないで?」

この言葉の意味が分かるくらいなら

この言葉の真意に気づけるくらいなら

わたしはとっくにあなたに別れを告げていたでしょう

⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

「とにかくすごいんです!!」
「言われた通りにしたら本当に出会って…」
「めちゃくちゃ心が軽くなって!!」

職場の人に熱弁されたのは

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♡Ep.【バイトリーダーを担う女】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【バイトリーダーを担う女】~彼女がいらない男Ⅱ~

ハルの生活はわたしが思う"普通"とはかけ離れていて

時間も不規則だし
運転が仕事のトレーラー運転手、
基本トレーラーの中での生活。

そして全国いろんな場所を行き来する。

ハル自身は、そんな大変な仕事でも
毎日同じ時間に同じ場所に出勤するような仕事は飽きちゃうから今の仕事は自分に合っている
と話していたけど

そうゆう仕事の旦那や彼氏をもつ人は
なかなかしんどいだろう。。

だって
家には帰っ

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♡Ep.【検討される女のこの先】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【検討される女のこの先】~彼女がいらない男Ⅱ~

地元に帰ってきて以降
わたしの視野が広がったのも事実で

都会から田舎に帰ってきて視野が広がるのも変な話だが

都会暮らしの時は
"今"しか見ていなかったわたしが
田舎(地元)に帰ってきたことで
"先"を考えるようになった。

自分にとっての"先"は
やっぱり結婚とか、出産とか。

それだけが全てでは無いし
結婚や出産=幸せ、とも思っていない
年齢で焦っている訳でもない

でも
自分のことだけ考え

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♡Ep.【こんな男、なんで好きなのか。】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【こんな男、なんで好きなのか。】~彼女がいらない男Ⅱ~

彼を好きになってから
わたしはたくさんのことが変わった。

まず、

自己肯定感がクソ程低くなった。
(思わず言葉も悪くなる程~~~)

元々他人軸だったわたしは
誰かに好かれたり、褒められたりすることで
自分の価値を見出して、自己肯定感に変換していた。

今までの恋愛が全て
愛されまくりの幸せなものばかりだったわけでもないけど(過去episode参照)

かといって報われなかったことってそんなに

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♡Ep.【友達以上、恋人偽装のわたしたち】~彼女がいらない男Ⅱ~

♡Ep.【友達以上、恋人偽装のわたしたち】~彼女がいらない男Ⅱ~

言葉は、それぞれにちゃんと意味があるのに

その言葉を発する人、状況、気持ちによって
何通りもの意味に変化する

ちょっとしたニュアンスが違ったり
発した人の意味と、受け取った人の意味が違ってしまうこともあるし

本来の意味とは反対の意味をもつ場合もある
(大丈夫。って強がって言ったけど本当は大丈夫じゃない、とか。よくあるやつ。)

そうゆうのって
生きていく中で色んな経験や関わりを経て
自然と分

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♡Ep.【彼女がいらない男⑬】~報われない物語のエピローグ~

♡Ep.【彼女がいらない男⑬】~報われない物語のエピローグ~

知り合って少しした頃
ハルからいきなり送られてきたURLを開くと
住宅メーカーのサイトが出てきた。

「俺、将来ここで家建てたいんだよね!オシャレじゃない?!」

いきなりどうしたかと思いながらも
なんだかおもしろくなって
一緒になって将来どんな家に住みたいかを話し合ったことがあった。

「俺は子供と一緒にゲームしたり~ナナさんにいたずらしたりして~ナナさんはずっと怒ってるの!笑」

「なにそれ?

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我が道を行く男

我が道を行く男

「どこまで行ってきたんだ?」

かろうじて聞き取れたその言葉に

「〇〇池だよ!……」

そう返答してすぐに
近くにあったメモ用紙に〇〇池と書いて渡した。

「おー、そうか。」

そう言って連れていた愛犬に手を伸ばす祖父は
いつもと変わらない優しい笑顔だった。

随分前から耳が遠くなった祖父は
補聴器を付けることを嫌がり、
こちらの声を聞き取れないので
会話をすることが難しいものの
字を書いたり読

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