Lucinda

自分を綴るノート|随筆|Every stroke on my keyboard is …

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自分を綴るノート|随筆|Every stroke on my keyboard is bliss

記事一覧

勇気さえあれば

どんな状況でも、必ず助けてくれる人が現れるんです。 でも、なぜか誰も手を差し伸べてくれないことがあるんです。 その理由は、実は私自身が助けを求めていなかったから…

Lucinda
23時間前
6

姉妹の繋がり

仲の悪い姉妹がいます。 姉は手のかかる妹をいつも叱っています。 出来の悪い妹は姉の愛情を求めています。 周りの人たちは妹が好きです。 妹は少し頭が悪いけれど、一…

Lucinda
1日前
3

今日を私の誕生日にしちゃおう!

ついこの前、母の死に向き合えない、怖いと言っていた私ですが、最初に出た言葉が「よかった」でした。 その後も何かと、よかったよかったと繰り返しているんです。 母に…

Lucinda
2日前
6

One Fine Day

介護には終わりが見えないというけれど。 今回は、娘が高齢の母親を介護することに焦点を合わせています。 私は母を介護している間、これがいつまで続くの?と考えたこと…

Lucinda
2日前
4

お釈迦様が生まれたのは旧暦の4月8日

2024年5月15日は旧暦の4月8日です。 今これを書いている今日がその日に当たります。 昨日の記事に登場したお友達のくららさんは、実は今日が誕生日。 94歳になります。…

Lucinda
2日前
4

苦手なこと

最近、苦手なことが好きになりました。 私が苦手にしていたことは、実は好きなこと、やりたいことだったと気づいたんです。 苦手意識が大きければ大きいほど、ものすごく…

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3日前
9

兄と私

過去のnoteに書いた兄との確執云々。 実はここに来て、信じられないくらい兄とのやりとりが自然になったのです。 あんなに意思の疎通が困難だった相手と楽に過ごせるよう…

Lucinda
3日前
4

人生を諦めなくてよかった

諦めることは自分を捨てることだ。 自分を捨てると大切なものを失うんだ。 寂しくなって、 手当たり次第に、 本当はどうでもいいものをかき集めるんだ。 人生はゴミ屋…

Lucinda
3日前
4

美しい人

私にはくららさんというお友達がいます。 もうすぐ94才になる方です。 明治生まれのお父様の若い頃の写真は、夏目漱石の様です。 お母様がお亡くなりになったのは102才…

Lucinda
4日前
3

◯◯感から自由になる

数日前の私です。 ”現在向き合っている最もしぶとい感情が罪悪感なのです。 これさえなくなればどんなに楽になれるだろう。 罪の意識から離れられないのです。” と、…

Lucinda
4日前
3

傑作です! 二度と書かない私の事

私は年季の入った自称◯◯障害者でした。 おそらく十代の頃からです。 まだその頃は「障害」という言葉は使っていませんでしたが、意識は同じです。 初めて自殺を思いつ…

Lucinda
4日前
6

忙しい友人

最近、自分が自己分析しているもんだからちょっと図に乗って、友人数名に質問してみました。 苦手なことは何? という質問に対して一人の友人が、「考えること」と答えま…

Lucinda
5日前
3

『 私と赤い鳥と獣 』 作文

翼の可能性 私は必然的に自由を選び苛立っていました。 自由には責任が伴うからです。 私は風習というものが子供の頃から苦手でした。 性分じゃないからです。 大人に…

Lucinda
6日前
4

THE 聞く耳〜!!

まず本の紹介をして、思った事を可能な限り書いて行こうと思います。 聞く耳って、、ないよね〜(笑)。 聞いてるけど、聞いていない、聞く耳って、、どういうことですか…

Lucinda
7日前
4

蚊帳の外

友達って? いつも疑問でした。 集団や仲間意識が苦手でした。 組織なんて以ての外でした。 家族すら私の疑問の代表的な存在です。 こんな風に生きていると孤独が友達…

Lucinda
8日前
3

弱い人 + 強い人

自分はずっと弱い人だど思って生きてきて、、。 なのに、なぜか、私は強い人と思われがちです。 しっかりしている、なんでもできる、一人で平気そう、などなど。 これぜ…

Lucinda
9日前
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勇気さえあれば

勇気さえあれば

どんな状況でも、必ず助けてくれる人が現れるんです。

でも、なぜか誰も手を差し伸べてくれないことがあるんです。

その理由は、実は私自身が助けを求めていなかったからだと、後から気付くのです。

愛されたいと願っていました。

育てられたいと思っていました。

強くしてほしいと望んでいました。

大切にされたかったんです。

でも、他人がくれるものは、充分でなく、不完全でした。

他人から与えられる

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姉妹の繋がり

姉妹の繋がり

仲の悪い姉妹がいます。

姉は手のかかる妹をいつも叱っています。

出来の悪い妹は姉の愛情を求めています。

周りの人たちは妹が好きです。

妹は少し頭が悪いけれど、一緒にいると癒やされます。

一方、姉は誰からも嫌われています。

姉にも良いところはあるのですが、攻撃的な性格が他人を傷つけるのです。

妹は時に言葉遣いが悪く、姉について不満を口にします。

姉は妹より元気で、自分勝手です。

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今日を私の誕生日にしちゃおう!

今日を私の誕生日にしちゃおう!

ついこの前、母の死に向き合えない、怖いと言っていた私ですが、最初に出た言葉が「よかった」でした。

その後も何かと、よかったよかったと繰り返しているんです。

母に向かって、よかったね、もう痛くないよ。

母の親友も号泣したけど、母の安らかな顔を見て、よかった、よかった、です。

今日が晴れてて、よかった。

爽やかな5月の日で、よかった。

午前中が好きな私と兄に、病院からの連絡が明け方で、よか

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One Fine Day

One Fine Day

介護には終わりが見えないというけれど。

今回は、娘が高齢の母親を介護することに焦点を合わせています。

私は母を介護している間、これがいつまで続くの?と考えたことはありませんでした。

さんざん愚痴はこぼしました、意図的に、です。

それは介護人の負担を思えば当然の権利と言いたいです。

ですが、介護が終わる=母が死ぬことを意味しているというのが私の考え方でした。

もちろん、途中から入院や、療

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お釈迦様が生まれたのは旧暦の4月8日

お釈迦様が生まれたのは旧暦の4月8日

2024年5月15日は旧暦の4月8日です。

今これを書いている今日がその日に当たります。

昨日の記事に登場したお友達のくららさんは、実は今日が誕生日。

94歳になります。

昨日の夕方、くららさんの大好きな和菓子をお誕生日のお祝いにお届けしました。

兄と一緒にです。

くららさんは足の状態も悪く本当なら立ち話など苦痛だと思われますが、おそらく二時間近く立ったまま、私たちと大盛り上がりであら

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苦手なこと

苦手なこと

最近、苦手なことが好きになりました。

私が苦手にしていたことは、実は好きなこと、やりたいことだったと気づいたんです。

苦手意識が大きければ大きいほど、ものすごくしたいことを意味していたんじゃないか?と思います。

やりたいのにできない自分に苛々して、苦手と思い込むことで納得していたのかもしれません。

しかし、苦手意識は実はいいものだったと捉えることにしました。

まずは考え方を変えるところか

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兄と私

兄と私

過去のnoteに書いた兄との確執云々。

実はここに来て、信じられないくらい兄とのやりとりが自然になったのです。

あんなに意思の疎通が困難だった相手と楽に過ごせるようになったのは、私が背伸びする必要がなくなって、相手からどう思われるのか気にならなくなったからですかね。

以前は、兄の前では緊張していましたから、話しの内容を選んだり、切り出すタイミングすら慎重に図っていました。

物心ついた頃は気

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人生を諦めなくてよかった

人生を諦めなくてよかった

諦めることは自分を捨てることだ。

自分を捨てると大切なものを失うんだ。

寂しくなって、

手当たり次第に、

本当はどうでもいいものをかき集めるんだ。

人生はゴミ屋敷になっちゃった。

諦めないことは、自分を受け入れているんだと気づいた。

もっともっと受け入れてみると、

与えられるんだと分かった。

大切なものばかりが!

勝手にゴミが処理されて行くのも見えるよ。

捨てたと思った自分は

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美しい人

美しい人

私にはくららさんというお友達がいます。

もうすぐ94才になる方です。

明治生まれのお父様の若い頃の写真は、夏目漱石の様です。

お母様がお亡くなりになったのは102才の時だったと伺ってなぜか嬉しくなりました。

お父様も98才まで長生きされたそうです。

部屋には晩年のお二人の写真が飾ってあって、小さな湯呑み茶碗が二つ並んでいました。

くららさんとの出会いは、初めは私ではなく、私の母でした。

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◯◯感から自由になる

◯◯感から自由になる

数日前の私です。

”現在向き合っている最もしぶとい感情が罪悪感なのです。

これさえなくなればどんなに楽になれるだろう。

罪の意識から離れられないのです。”

と、思っていたところに罪悪感の根を断つなんてタイトルの読み物を発見したので、読んでみました。

とっても素晴らしい内容でした。

要するに、自分のありのままを受け入れることなんですね。

理想ではない自分。

完全になろうとせず、ただあ

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傑作です! 二度と書かない私の事

傑作です! 二度と書かない私の事

私は年季の入った自称◯◯障害者でした。

おそらく十代の頃からです。

まだその頃は「障害」という言葉は使っていませんでしたが、意識は同じです。

初めて自殺を思いついたのが中一の時です。

その頃から頭痛に悩まされるようになり、大人になっても続いています。

太陽に10分も当たると強烈な頭痛が起こる時期もあって、外出も非常に困難になりました。

話を本に移しますが、冒頭からいつものすずめさんらし

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忙しい友人

忙しい友人

最近、自分が自己分析しているもんだからちょっと図に乗って、友人数名に質問してみました。

苦手なことは何? という質問に対して一人の友人が、「考えること」と答えました。

今は仕事や人間関係の心配事が山積みで、それ以降の質問には、考えられないと断られてしまいました(笑)。

単純な質問に対して考えられないらしいのです。

本人についての質問なのに答えられないどころか、考えたくないと言ったのです。

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『 私と赤い鳥と獣 』 作文

『 私と赤い鳥と獣 』 作文

翼の可能性

私は必然的に自由を選び苛立っていました。

自由には責任が伴うからです。

私は風習というものが子供の頃から苦手でした。

性分じゃないからです。

大人になるとその理由も、周囲の人々が自由を選ばない理由もわかるようになりました。

大抵の場合は、幼少の頃に、既に自由の翼を折られているようです。

それなら問題はないのです。

初めから飛ぶ夢など見ないでしょうから。

もし翼があるの

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THE  聞く耳〜!!

THE 聞く耳〜!!

まず本の紹介をして、思った事を可能な限り書いて行こうと思います。

聞く耳って、、ないよね〜(笑)。

聞いてるけど、聞いていない、聞く耳って、、どういうことですか?

言っていることが理屈として分かるは聞く耳じゃない。

腹落ちする、が、聞く耳なのである。

私がいかに聞く耳がなかったのか、本を読んで、はっきりしちゃったんです。

ということは? 聞く耳が持てた! ということです!

こんな本を

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蚊帳の外

蚊帳の外

友達って? いつも疑問でした。

集団や仲間意識が苦手でした。

組織なんて以ての外でした。

家族すら私の疑問の代表的な存在です。

こんな風に生きていると孤独が友達になってしまいます。

自ら世間と距離を置いていたのにもかかわらず、やはり孤独は辛いのです。

時々、周りの人が羨ましくて、あんな風に生きられない自分を呪いました。

降参して自分を貫くことは諦めようと、何度も試そうとしたんです。

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弱い人 + 強い人

弱い人 + 強い人

自分はずっと弱い人だど思って生きてきて、、。

なのに、なぜか、私は強い人と思われがちです。

しっかりしている、なんでもできる、一人で平気そう、などなど。

これぜーんぶ私の苦手なとこなのに、、。

苦手だったから、なんでもできるように努力しています。

苦手だったから、一人旅もしてきたんです。

一人でできることが増えると自由度が増すから好きです。

でも一人でをやっていても同時に淋しさが付き

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