記事一覧
【読書感想】あの素晴らしき七年
あの素晴らしき七年 エトガル・ケレット/秋元孝文 新潮社帯にも裏表紙にも西加奈子が登場し、さらにはアレクサンダル・ヘモンという人(良く知らない)は「ケレットの文章には魂を癒す力が宿っている」、ニューヨークタイムズは「エトガル・ケレットは天才である。」ロサンジェルスタイムズはケレットを「名人」呼ばわり。
最初のほうを読んでいるときは、ハードルをあげすぎてしまっているかなあと肩透かしをくらうような感
【読書感想】村で噂のミス・シートン
村で噂のミス・シートン ヘロン・カーヴィック/山本やよい 原書房うーーーーーん、これは『ざんねんなスパイ』を読んだ時みたいなツボがいまいちわからない話かなあと最初のほうは思っていた。
が!!!!面白いじゃん!ミス・シートンにはそのつもりはないのになんだかどんどんどんどん事件に巻き込まれ、巻き込まれているのになんだかんだで無事でい続ける。本人に全然そんな気はないのになんだかんだで事件解決のヒントま
作者の方に反応してもらえることがあるなんてな……
https://note.com/mikoto_mashita
【読書感想】あのひとは蜘蛛を潰せない
あのひとは蜘蛛を潰せない 彩瀬 まる 新潮社文庫すいすい読了ってけっこう久しぶりかも。
毒親ものと思って読み始めたけど、それだけの話ではなかったなあ。目をそらしても生きていける自分の醜いところ弱いところと向き合うというか、誰しもがそういう部分をあわせ持っていることを認めるというか、そういう話として読んだ。うーん、面白かったなあ。
わたしは女による女のためのR-18文学賞受賞作家が好きなんかな?
【読書感想】オーバーストーリー
オーバーストーリー リチャード・パワーズ/木原善彦 新潮社2019年のピューリッツァー賞フィクション部門受賞作。ぶっっ厚い。
序盤はつまらないということもないけど、のめりこむということもなく、このページ数あってこんな調子だと借りている本だし読み終わるか心配だなあという感じだった。例えば元々読んだことのある作家、西加奈子とかだと序盤が単調な感じでも絶対に大きな山場が来てどかんと感動するってわかって
【読書感想】わたしの体に呪いをかけるな
しばらくこれ系の本休む……ちなみに今のところ読んできたフェミニズム本でおすすめなのは『存在しない女たち』です。
わたしの体に呪いをかけるな リンディ・ウェスト著/金井真弓訳
最初のほうはルッキズムの話がメインで段々フェミニズムの話になっていく感じ。いやまあその2つを無理に分ける必要はないとは思うけれども。
昨今ボディポジティブなどのワードを聞く機会も増えてはいるものの、自分の中にも太っている
【読書感想】女とフィクション
女とフィクション 山田登世子 藤原書店なんでもかんでも読んだことがある人が楽しめる本かなあと思う。というか自分がフランス文学ってあんまり読んでこなかったんだなあと思った。色んな作品について、特にそのなかの女の描かれ方について述べているので前半はあまり知らない作品とかでうーん?となった。あとはこの本の作者がそういう書かれ方について肯定的なのか否定的なのかなんなのかがもやっとしていてうーんとなっていた
もっとみる【読書感想】暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて
(ちょっと冒頭関係ない話長いのでとばしてください)
ぴえ~~(人生初効果音)はじめてコロナになってしまってずっと寝込んでたよう……YouTube見る以外のことができなくてしんどかった、、逆にそれでも見れるYouTubeとは……??こわ。ちなみに私が好きなのはぺえの動画とヴァネッサの動画だからみんなも見て。てか絶対休みの日と平日夜に予定入れすぎててストレスためすぎてて免疫力あかんくてなった感じよ~日