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作曲家 kuroume27@gmail.com

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誤解されて、怖がられたくないっていう自分勝手な思い。
たまたま知って、他意はなく素直に「頑張って、陰ながら応援しています」という気持ち。
自分勝手だし今更だし何様だしって自分でも思う。
何かのはずみでここにたどり着いて、これを読んでくれたらなって勝手な期待。

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3年前
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開業して1年が経ちました

言いたい事はもうタイトルが全て。 本日7月4日を持ちまして、個人事業主として開業し丸1年が経ちました。 なんか実感というかなんというか、「あぁ、1年経ったのか…」と…

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3年前
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人生の節目節目や局面において、必ず現れるキーパーソン、彼彼女らは結果がどうであれ僕の人生の重要なファクターだ。

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4年前

半年が経った

久しぶりにつらつらと。 去年の7月に開業し、2020年の1月で半年を迎えた。 作曲家として、音楽家として、個人事業主として。 あっという間だった、本当にあっという間だっ…

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4年前
1

映画を観るということ

ラーメンが出来上がるまでの3分間、お付き合いいただければ。 世間では夏に向けて色んな映画が上映されていて、その中でも自分の中で地味に気になって、話題になってるの…

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4年前

音が安っぽくなることについての考察。

曲を作っていて、音色を安っぽく感じることがある。 とても高価な音源だったり、高品質と謳われる音源を使ってもそれは同様で。 奏法が悪いのかと疑い、キースイッチを用…

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5年前
1

ゴジラ キング オブ ザ モンスターズを観て。

ネタバレ注意 もうね最初に言っとくけど尊すぎて感情のまま感想書きなぐる。 ゴジラ キング オブ ザ モンスターズ、人生で一番好きなものは怪獣、ゴジラ、このKOMの公開…

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5年前
2

今 2019/05/28 17:51 久しぶりにノートを開いて気付いた 過去を悔やんでばかりの自分がいた 安月給と想像した栄光、不安の種消すため足掻いていた 何か特別な人になりた…

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5年前

日々のこと

この場所は、自分にとって自分のことだけを淡々と書いているんだけど、社会に出て働くようになってなかなか自分を見つめる時間がなくなってしまったように思える。 大学を…

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5年前

夏コミの新譜

ブログと呼ぶにはあまりに拙いモノ。 クソ長い上に読み終わってもプラスになるものは無い気がするよと宣言しておく。 本当は夏コミに出る予定はなかった。少なくとも年末…

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6年前

UMEの日記 2017.1.5

まるで風のような2016年でした。 そして、災害のような12月を抜け、やってきた2017年にはいったい何が起きるのでしょうか。 Over Forteの4thアルバムの完売を以て在庫がゼ…

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7年前
2

タバコと少女とバス停と

真夏日。夏の真っ盛り。照りつける日差しにうんざりしつつ、一歩後ろに下がりバス停屋根の下、日陰へと戻る。 ど田舎のバス停、人の気配など感じられず、聴こえるのは蝉の…

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8年前

歌詞

遠くから聞こえる誰かの歌が 日々を嘆くようだと 諦めてた昨日の僕が言うけど 変わりはしないや 街路樹超えて歩いてイヤホンから流れる音楽は 僕より有名な人達が生み出し…

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8年前

くものある町

一章       一 夏、人も虫もすべて溶かしてしまうような太陽の殺人光線、クーラーの効いた部屋にいるっていうのに、その日差しが窓から入ってくるせいで暑い。 「…

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9年前

終焉で聴いたキミの唄にボクは花束を添える。

プロローグ  始まる世界の中 一人歌った日  弦を張り替えたばかりのアコギ、一音一音チューニングを確かめながら弾いていく。指と弦が擦れる音、空気に溶け込んでいく…

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9年前

終焉で聴いたキミの唄にボクは花束を添える。設定

終焉で聴いた君の唄に僕は花束を添える。 ・世界観 感染者は光の粒となって消えてしまう。通称セカイ病。 互いを思いやる心を忘れた人々は互いに争い合い、国家レベルに進…

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9年前

誤解されて、怖がられたくないっていう自分勝手な思い。
たまたま知って、他意はなく素直に「頑張って、陰ながら応援しています」という気持ち。
自分勝手だし今更だし何様だしって自分でも思う。
何かのはずみでここにたどり着いて、これを読んでくれたらなって勝手な期待。

開業して1年が経ちました

言いたい事はもうタイトルが全て。
本日7月4日を持ちまして、個人事業主として開業し丸1年が経ちました。

なんか実感というかなんというか、「あぁ、1年経ったのか…」という気分です。
大人の事情で公言できないお仕事や公言出来るお仕事、その他諸々、音楽に従事させて頂いた1年間でした。
本当に充実してる。鬼の多忙さで死にかけた事は何度もあったけれど。
こうして穏やかにノートを綴れるのも、日頃からお世話に

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人生の節目節目や局面において、必ず現れるキーパーソン、彼彼女らは結果がどうであれ僕の人生の重要なファクターだ。

半年が経った

久しぶりにつらつらと。
去年の7月に開業し、2020年の1月で半年を迎えた。
作曲家として、音楽家として、個人事業主として。
あっという間だった、本当にあっという間だった。
この半年間、他にバイトしたり等はせず音楽と映像編集の稼ぎだけで生活ができた。
もちろんそれは自分自身1人の力ではなく、仕事をくださったり助けてくださる方々と理解のある両親のおかげもある。
がしかし、音楽でご飯を食べて生きること

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映画を観るということ

ラーメンが出来上がるまでの3分間、お付き合いいただければ。

世間では夏に向けて色んな映画が上映されていて、その中でも自分の中で地味に気になって、話題になってるのが天気の子。
新海誠の新作だ。
「気になってるなら観に行けばいい」
そうわかっていつつも、うじうじとどうするか悩んでるわけだ。

そして「作画の綺麗なアニメ映画を観たい、今すぐ」
という欲求が湧き上がり、今こうしてこの記事を書くに至ってる

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音が安っぽくなることについての考察。

音が安っぽくなることについての考察。

曲を作っていて、音色を安っぽく感じることがある。

とても高価な音源だったり、高品質と謳われる音源を使ってもそれは同様で。

奏法が悪いのかと疑い、キースイッチを用いて双方を変えても、ベロシティやオートメーションをいじっても変わらないのである。

それは何故なのか。

考えているうちにひとつの答えに辿り着く。

曲に馴染まず浮いているから安っぽく聞こえるのではないか。

つまり音色にさらに効果を加

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ゴジラ キング オブ ザ モンスターズを観て。

ネタバレ注意

もうね最初に言っとくけど尊すぎて感情のまま感想書きなぐる。

ゴジラ キング オブ ザ モンスターズ、人生で一番好きなものは怪獣、ゴジラ、このKOMの公開を今か今かとずっっと待ち続けて、それでその期待値をはるかに上回るあのレベルの映画を見せられると俺はもう死んだんじゃないかってレベルでもう、ね……つらい。

俺はキングギドラが大好きなわけよ。
三本首がそれぞれ意志を持っていて、末っ

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2019/05/28 17:51

久しぶりにノートを開いて気付いた
過去を悔やんでばかりの自分がいた
安月給と想像した栄光、不安の種消すため足掻いていた
何か特別な人になりたい漠然とイメージ残っていた
不満があるから曲が書けるなんて腐った日々で愚痴っていて自分にはこれしかないんですなんて言い訳綴っていた
案外社会に出たら働けた
割と重宝されて溶け込んでいた
お金はあるけど時間が無い、その意

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日々のこと

この場所は、自分にとって自分のことだけを淡々と書いているんだけど、社会に出て働くようになってなかなか自分を見つめる時間がなくなってしまったように思える。
大学を卒業して音楽で食いたいと内定を蹴りフリーターをし壮絶な貧乏を経験し、それでは音楽をできないと感じて会社員になり、お金に余裕が出来た頃には身体や心、時間に余裕が無くて夜がとてもとても辛い。
正確には時間配分がとてもとても難しい。
音楽業もプラ

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夏コミの新譜

ブログと呼ぶにはあまりに拙いモノ。
クソ長い上に読み終わってもプラスになるものは無い気がするよと宣言しておく。

本当は夏コミに出る予定はなかった。少なくとも年末年明けまでは。
年末冬コミ後の打上げにてK.Sasakiが「夏コミ出ちゃおうよ」と言い出したのをきっかけに応募したのだ。
少なくともその時点では新譜を作る気はなかったし、そもそもドライフラワーを出したばかりでまだそれを新譜と呼んでもいいは

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UMEの日記 2017.1.5

まるで風のような2016年でした。
そして、災害のような12月を抜け、やってきた2017年にはいったい何が起きるのでしょうか。
Over Forteの4thアルバムの完売を以て在庫がゼロに。
或る空想家の情景が気がつけばもうすぐ二万再生。
順調なように思えるこの流れも、年齢を考えると「ようやくここまでこれたのか」そういう思いです。
この数年、ずっと音楽とだけ向き合ってきた。
理論と喧嘩し、ギターと

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タバコと少女とバス停と

真夏日。夏の真っ盛り。照りつける日差しにうんざりしつつ、一歩後ろに下がりバス停屋根の下、日陰へと戻る。
ど田舎のバス停、人の気配など感じられず、聴こえるのは蝉の声のみ。
空を駆け上がる入道雲に見下ろされ、俺はタバコを吸っていた。
なぜよりによってこんな日に外にいるのか、ど田舎のバス停にいなければいけないのか。嘆きたくもなるが、少し風が吹いているのと、都会の喧騒を抜けて久しぶりの帰省なので、案外心は

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歌詞

遠くから聞こえる誰かの歌が
日々を嘆くようだと
諦めてた昨日の僕が言うけど
変わりはしないや

街路樹超えて歩いてイヤホンから流れる音楽は
僕より有名な人達が生み出した理想世界で
愛とか恋とかもう考えたってわかんなくなって
日々淡々と過ぎていくよ

散々たる夢の世界へ僕らは飛んでった
全然気にしないフリで無視を決め込むよ
散々たる夢の世界へ僕らは飛んでった
嫌煙家の君が笑って僕を指差すよ

過ぎ行

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くものある町

くものある町

一章

      一

夏、人も虫もすべて溶かしてしまうような太陽の殺人光線、クーラーの効いた部屋にいるっていうのに、その日差しが窓から入ってくるせいで暑い。
「暑……」
布団から起き上がってシャツを脱ぎ、上半身裸の状態でベランダに出る。
 俺の住んでいる所はマンションの高い位置にある部屋なので、下を見れば車やら人やらがかなり小さく見える。
「ははは見ろっ、人が虫のようだ!」

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終焉で聴いたキミの唄にボクは花束を添える。

プロローグ 
始まる世界の中 一人歌った日

 弦を張り替えたばかりのアコギ、一音一音チューニングを確かめながら弾いていく。指と弦が擦れる音、空気に溶け込んでいく音、どれもが透き通っている。
「じゃあ…、何を歌おうか」
 コンビニ『だった』建物を背後にギターを抱える。観客は、目の前に置いた空き缶だけ。
 観客で埋め尽くされたライブハウスなんて、今の世界では夢のまた夢だ。
「よし、決めた。今日は再

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終焉で聴いたキミの唄にボクは花束を添える。設定

終焉で聴いた君の唄に僕は花束を添える。
・世界観
感染者は光の粒となって消えてしまう。通称セカイ病。
互いを思いやる心を忘れた人々は互いに争い合い、国家レベルに進展。
戦争。そして世界は荒廃していった。
一つの噂。
「長い時を穏やかに暮らせる場所【終焉】それが世界の果てにはある――」
まことしやかに広まる噂。
・『セカイ病』
前触れもなく発症する。
症状 
自分にとって幸福を見出した人間が、その幸

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