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ぱやと愉快なひとたち

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愉快なひとたちのことばをまとめています。
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記事一覧

一泊二日、唯一の活躍

一泊二日、唯一の活躍

友達が一人暮らしを始めたので久しぶりにお泊まりすることに。

めちゃくちゃええ感じの部屋と家具を揃えとった。

「飲み物だすね」「お菓子たべよう」「これ使う?」「ご飯何がいい?」と至れり尽くせり。

ほぼ私は何もせず、ただ座って寝っ転がって座って立って…。夜も朝も昼も寝ても起きてもお世話になってばかりで役に立たず。

そして、ほぼ何の活躍もできずに帰りも車で送ってもらうことに。車に乗ろうと扉を開く

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むずかちい質問

「君はなんのために生きてるの?」

定期的に投げかけられる友達からの質問。

思慮深く「恋愛60年思想論」や「生きる目的」についてわけのわからん理論をいつも展開してくれる友達。

「目的はない。花が咲くのに理由がないように。」と回答すると

「深い。どこかの禅僧の言葉みたい。いいね。」と初めて褒められた。



…どこかの禅僧のことばやねんなあ。ごめん。

むずかちい質問をいつもありがとう。でも

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コロナ禍で花嫁になった私と結婚式

コロナ禍で花嫁になった私と結婚式

「コロナじゃなかったら…」消滅してほしい枕詞ナンバーワン。この言葉とともに、誰もが何かしらで悔しい思いをしているのではないでしょうか。

オリンピックの開催について是非が問われていたように、結婚式も判断が難しい行事です。延期や中止、規模を縮小したり、お酒の提供をなしにしたり予定していた演出ができなくなったりと「コロナじゃなかったら…」と思うカップルさんもたくさんいらっしゃると思います。

わたし自

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ウエダ、ありがとう

ウエダ、ありがとう

ウエダはジムのトレーナー。
今日は最後のトレーニングでした。

前に担当してくれてた坊主トレーナーが異動するとき「一番かっこいい人か背が高くて背中でかい人にして」という謎のわたしの指令のもと、ウエダが選ばれてそこから3ヶ月ほどウエダとトレーニングをしました。

「大谷翔平になりたい」「90キロの重りを上げたい」到底無理な目標を掲げて3ヶ月一緒にゆるく頑張りました。

結局、大谷翔平にもなれへんかっ

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「どんな時も真面目」なひとのことば

「どんな時も真面目」なひとのことば

わたしの彼はかなり真面目。見た目からもう真面目。彼がスプラトゥーン2を買ったので一緒にやることに。わたしはやったことがないので、めちゃくちゃへたくそ。

「難しいなあこれ~」

「対戦もできるよ!」

全然知らない人たち3人と自分を入れた4人のチームで相手チームと対戦。ステージの床をどれだけ多く自分たちの色に塗れるかというゲームなのだが、攻撃したりされたりもする。

わたしはローラー式の銃で相手を

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「トレーナーウエダ」のことば

「トレーナーウエダ」のことば

ジムのトレーナーウエダ(24)。わたしの4個下でなかなかおもしろい。トレーニング中気付いたのが、ウエダの手めっちゃ熱い。

「手めっちゃあつない??」

「ぼく、いつも体温37度くらいあるんです。」

「赤ちゃんやん」

「赤ちゃん!?そういえば腕のハンコ注射も消えないんすよ」

「うちも残ってるけどなあ」

「もとはどれくらい濃かったです??」

「…。もとはわからんやろ。赤ちゃんやったやん。そ

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「サウジアラビアのあの子」のことば

「サウジアラビアのあの子」のことば

イギリスに1ヶ月ほど語学留学した時の話。クラスで仲良くなったのは、マツコデラックス並にでかいサウジアラビア出身の男の子。見た目はめちゃくちゃ怖いけど、めっちゃくちゃ優しくていいやつ。人望すごかった。

モロッコ出身の子のGUCCIのカバンに修正ペンつけようとしたり、ぜんぜん心開かんチェコ出身の子と一発で仲良くなったりとなんかすごい。

授業の最初に「先生聞いて、今日いいことと悪いことあった」と言い

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「デビューする」ひとのことば

「デビューする」ひとのことば

会社の先輩とお茶タイム。
コロナだったこともあり「まえはたくさん、こうやって癒しの時間が取れたのに。悲しいですね」とわたし。

「ほんまやなあ、なんでもないようなことが幸せだったということに気づいたなあ」

「なんでもないようなことが幸せだったと思う。」

「タイガー舞龍『道』でデビューしようかなあ」

めーーーーーーーーーーちゃくちゃパクリ。

リラックスタイムが恋しい〜〜😩😩

「痛ッッ!」なひとのことば

「痛ッッ!」なひとのことば

ジムに通っています。俺の坊主トレーナーから新しいトレーナー「ウエダ」へ。ウエダは若くて、なんだかおっちょこちょい。

腹筋の説明の最中、横にあった鉄のバーにデコを強打したウエダ。いつもは声量5くらいやのに、店に響き渡る75くらいの声で「痛ッッ!!!」って叫んだ。

「鍛えてたらこれくらいぜんぜん平気ですよ〜」すかさず強がり入れてきよった。

後で「大丈夫?」って声かけたら、

「死んだ!思いました

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「中身を大事にする」ひとのことば

「中身を大事にする」ひとのことば

友達とラインしていたとき。「今日は寝て過ごすわあ〜」とスマホ版のどうぶつの森のスクリーンショットが送られてきた。ベッドに横たわる村人。

「まって。坊主頭に、蛍光色のイエローとブルーの長袖と土色のズボン、白と茶色のボーダーの靴下、明るい茶色の靴…ダサ」

「は、髪型と服かわいいやろ」

「トータルでぜんぶの素材だめにしとる」

「大事なのは中身だから」…どうぶつの森において中身とは。

「全部吸っちゃった」ひとのことば

「全部吸っちゃった」ひとのことば

会社のラブな先輩とご飯を買いに行ったとき。地下を2人で歩いていたら、前から背の高いおじいさんが歩いてきた。先輩が「ごほごほ」と咳き込んだ瞬間、

「ブーーーーーーーーーーッブッ!!」

「え?」

2人で顔見合わせて「え?」って2回くらい言いました。しかも先輩はちょうど咳き込んだタイミングで「ぜんぶ吸った、さいあくや、さいあくや」言うてました。

めちゃくちゃわろた。あかん。

そんなことある?!

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「とにかく今、伝えたい!」ひとのことば

「とにかく今、伝えたい!」ひとのことば

今日は朝から充実していた。車を洗って、ガーデニングを手伝って、家のなかを掃除して、お昼ごはんもしっかり食べて。父母が買い物に出かけたので、気持ちよく昼寝。

「ぉぉ〜」「ちょっと〜〜」「ぁり〜〜」

声が聞こえてくる。

「またありがぁあああ〜ちょっとぉ〜!」

玄関先から母がわたしに向かって叫んでる。

「蟻があああああーーーーー!!!」

いや、そんなとこで叫ばんでええ。どんだけ伝えたいねん。

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「シティBOY」のことば

「シティBOY」のことば

わたしの彼はシティBOY。わたしは田舎育ち。家に虫がめちゃくちゃ出る。「最悪や、またでかいクモでた」「家のなかで虫って出るんだね~、蚊が入ってくるくらいだったよ~」とのこと。マンションの高層階は虫の悩みが少なそうね。

「てか、クモって公園にしかいないと思ってた」

…。

アシダカグモというばかでかい拳サイズのクモがわたしの家にでて、夜に遭遇したので写真とって送ると、

「CGじゃない??」と疑

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「鍛えているひと」のことば

「鍛えているひと」のことば

「自分の長所っすか~、筋肉かなあ。うん、筋肉くらい。」

ジムのマッチョなお兄さんのことば。

筋肉は裏切らないそうです。