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私が2020年に観た舞台・ライブ・映画をコロナ対策面を中心に時系列順に振り返る
新型コロナウイルスで世界が揺らいだ2020年。
エンターテインメント業界は不要不急とされ、多くの公演が中止や延期を余儀なくされました。またこの1年で、素晴らしい役者を亡くす事例が何件もありました。しかしこんな状況だからだったこそ、エンタメの力をより大きく感じた1年でもありました。
人によっては不謹慎だと感じるかもしれませんが、都内住み現場重視のオタクである私が2020年に出かけた公演を、この機
科白劇 舞台刀剣乱舞/灯 考察その1 "特命調査"と"実験場"と"物語"
今回の科白劇はどうしてもチケットを手に入れることが叶わず、ディレイ配信にてようやく視聴しました。刀ステそのもののボリュームが増えていくことで前提条件も増えて大変なんですが、過去の自身やSNS上でみた考察なども踏まえながら今回も自分のための言語化として投稿していきたいと思います。
この特命調査は本当に特命調査か?前作の維伝・今作の科白劇と特命調査にかかわる出陣をした刀ステ本丸は、疑問を持ち始めます
『買う』という名の選択と向き合え。
コロナウイルスの影響で、現場に行きたいタイプのオタクである私は舞台やライブの予定がことごとく中止となり、ここ最近は払戻金の振込を待っている。その一方で、未来に希望を持ちながらまた1枚先行抽選の申込を行う…そんな日々を送っている。
社会が日々急速に変化する中で、今私が猛烈に考えているのがこれからの私たちの消費行動について。
明日からの生活もままならなくなっている人がいるのにそんなことを考えている
アラサー審神者のぐるりJR九州一周旅【〜宮崎編】
まず向かったのは鹿児島神宮。しずしずと参拝を終え、社務所で御朱印を頂く。御朱印は参拝をした後に頂くものだと思っているのだが「もう参拝は済まされましたか?」と聞かれてしまった。御朱印を求める人が増えたことで、先に預けた方が神社にありがたい場合もあるだろう。まだまだ御朱印ビギナーなのだが、今後は先に社務所をのぞいて確認した方がよさそうだ。
頂いた御朱印はこちら。生真面目な文字が愛しい。
御朱印を待
歌合という手法を刀ミュが取った先で望む未来。
ミュージカル刀剣乱舞、新作のチケ大戦争が始まりましたね…!!!去年は友人に甘えていたのですが、今回は自名義で1公演手に入れることができてほっとしています。
歌合も埼玉公演に参戦してきました。
目の前で蜂須賀が柵にのりあげ、鶴丸がハイジャンプかましていったので心がこんぺいとうでこんぺいとうだったのですが(伝われ)最高でしたね(´;ω;`)
考察面はネット上の集合知に任せるとして、今回は一舞台好き
【みずのり短歌004】天地創造
古事記読み 終えた私の 住む世界 ハクセキレイに ピンクのフィルタ
【みずのり短歌003】骨
大腿骨 頚椎踵骨 頭蓋骨 拾う骨の名 呼ぶ我の生
アラサー審神者のぐるりJR九州一周旅【準備編】
このnoteは転職による有休消化と刀ミュ北九州公演千秋楽参戦予定をいいことに、JR九州を一周することにした鹿児島在住アラサー審神者の一人旅の記録です。
ことの発端は去年の5月。
金券ショップで期限間近のJR九州株主優待券が安く売り出されているのを見かけたことでした。有効に活用する手段として「一筆書き片道切符※」の存在を知り、お得な旅に目がないわたしの「いつかやってみたい旅」の引きだしにそっと閉ま
【みずのり短歌001】生命
身から出た 錆の塊 部屋の隅 あまたの蛆の 母となりけり
大人になって知る、母の老いと父の魅力
家族、特に両親との関係性というのは、人生において死ぬまでついてまわる重しのようなものだと思っている。それは周囲の人間と話していても価値観やトラウマの形成に関与していると如実に分かる場合があり、良くも悪くも人間観察が好きな人間の楽しみ方のひとつだ。
幸いにも私はまだあの「親父にもぶたれたことないのに!」ネタが使える側の人間であるが、それでもついてまわる悩みというのは存在する。とにかく両親は、距離が