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人生二度なし

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随所作主。 二度とない人生の主人公として歩む為の参考になればと過去の記事から抜粋してこのマガジンに纏めてみました。社会人になって20年ずつの半々を日米で生活した経験から見えてきた… もっと読む
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人生の主人公になる|随所作主

人生の主人公になる|随所作主

若者に講義や講演機会を頂いた時に

一度しかない自分の人生
その主人公になろう!

とよく話します。禅の「随所作主」とは多少ニュアンスの違いはありますが、

自己責任で精一杯生きることが、

誰のものでもない自分自身の人生を豊かにすることになるはずです。

親の庇護から卒業し自分の稼ぎでの生活が始まる。親や上司に言われたからでなく、自分はどうしたい、どう在りたいかで行動する。当然責任がつきまといま

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直感を信じますか?

直感を信じますか?

私は信じます。

人生の岐路での決断は常に「直感」でした。

直感は本音を導き出す

例として男目線で申し訳ないですが、男連中が女性の好みを話していると思ってください。

スリーサイズからの好き嫌いの判断は、数字基準で明解です。裏を返せば、そのサイズが変われば嫌いになるのか? しかし、現実は説明出来ない自分だけが感じるその女性の持つ雰囲気や魅力が優先するはず。これは口で簡単に説明出来るものではあり

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Open AI騒動に思う|スローライフに帰ろう!

Open AI騒動に思う|スローライフに帰ろう!

(写真はwired Japan記事より)

取締役会でCEOのアルトマンが解任されたニュースは、一昔前ジョブスがアップルを追われた解任劇を彷彿とさせました。

しかし、48時間で急展開。

翌日には大株主のマイクロソフトに入社のニュース。同時に今回の解任劇に社員の9割が退社を表明。そして、一部取締役を解任する事を条件にアルトマンがCEOに返り咲き。

USAでの反応は、CEO返り咲きを喜んだり、祝

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ならぬものはなりませぬ

ならぬものはなりませぬ

会津の教えの特に惹かれる言葉が、タイトルにもさせて頂いた「ならぬものはなりませぬ!」

一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
二、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
三、虚言を言うことはなりませぬ。
四、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
五、弱い者をいじめてはなりませぬ。
六、戸外で物を食べてはなりませぬ。
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。
ならぬことは、ならぬものです。

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Design your future

Design your future

大学空手部の主将をしている後輩と型稽古の話になった時、その型の意味を知らずになぞるだけだと上達は望めないかも知れないという話をしました。

何事においても大事なのは、

何故?

という探究心、好奇心ではないでしょうか。

本質を見極め、基本を理解すると応用が効くようになるなど色々とその恩恵はあります。

私が修行している少林寺拳法では、「型」のことを「法形」と称します。「法」は道理、理論。型は修

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夢と儚|外交官になりたい

夢と儚|外交官になりたい

小学校の卒業文集に書いたのが「外交官になりたい。」

海外を飛び回り色々な人々に出逢い、日本と外国を仲良くする夢を持っていました。

(世界に興味を覚えるキッカケになった番組でした)

ところで

「夢」

に人偏が付くと

「儚」

になります。

夢は人に託すさず自分の手で叶えて初めて夢が本物になる。

夢探しのために勉強し知識を豊富にし、色々な経験を通して視野や交友関係を拡げる。

本は著

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語録に学ぶ2|生きるとは

語録に学ぶ2|生きるとは

ダライ・ラマは人生について下記のように言われています。

金を稼ぐために健康を害し、
今度は病を治すために、稼いだ金を使う。
将来の心配ばかりをして、
現在を楽しむことをしない。
その結果、人々は現在にも未来にも
生きていない。
あたかも人生が永遠に続くかのように
生きているが、
真の意味での人生を全うすることなく
死んでゆく。

これは

「今を生きる」

大切さを教えてくれています。

不安を

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最初の挫折|慶應義塾大学面接

最初の挫折|慶應義塾大学面接

今でも面接で何を聞かれたかはよく覚えています。ちなみに面接官は2名でした。

以下が一問一答です。

一次試験はマークセンス式でしたが、この試験方法はどう思いますか?

小論文の出来はどうでしたか?

他に受験した大学はありますか?

その中で一番行きたい大学はどこですか?

回答については、初の試みですが有料限定公開(100円)でお願いしてみたいと思います。

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言霊 1 | 「大変」

言霊 1 | 「大変」

言霊(ことだま)を信じるタイプです。
その前に言霊って何でしょう?

「言霊とは言葉が持っている神秘的な霊力」であり、発した言葉通りの結果が表れる力があると言われています。

言葉はその言葉を発する人の気持ちや想いが波動として乗り、初めて言霊となるのではないでしょうか?

言葉自体に霊力があるのではなく、言葉を発する人の強い気持ちによって言葉に霊力が宿る。

不平不満や悪口を言えば、きっと回り回っ

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語録に学ぶ 4|善因善果  悪因悪果

語録に学ぶ 4|善因善果 悪因悪果

4月8日は、お釈迦さまの誕生日で灌仏会。桜の花が咲く頃なので、「花まつり」と言われているそうです。

そのお釈迦さま(釈尊)の教えの中でも好きな教えが、

善因善果 悪因悪果

これは宗教を超えて、しかも国、人種、性別なども超えて通じる真理だと思います。そういう意味では仏教は本来宗教ではなく、人生哲学ではないかと考えています。

つまり、

因果の法則

です。

ところで広隆寺に在る弥勒菩薩半跏

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就職・転職活動|鶏口か牛後か?

就職・転職活動|鶏口か牛後か?

初めての就職からその後続く転職時で常に頭にあったのが、

「鶏口となれども牛後となることなかれ」

でした。

50歳で起業独立し、一国一城の主になりましたが、規模の大小関係なく責任が全て直接肩に乗り掛かってきます。組織におんぶに抱っこされてついて行くだけで許されるのであれば、尻尾の方が気楽です。

鶏口になるには「責任」を取る覚悟があるか?

前回でも触れましたが、この言葉が核心をついています。

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時流を読む

時流を読む

お陰様で講演やセミナーにおいてビジネスパーソン、大学生から市民向けなど幅広く色々な場面でお話する機会を頂いています。

そのオープニングは、いつも必ず「時流」についてお話しをします。

時の流れ・・・世の中はどっちに向いて進んでいるのか? 持っている羅針盤、情報はアップデートされているかを冒頭で皆さんに問いかけて一緒に考えてみます。

俯瞰的に観て世界は?日本は?政治経済は?技術は?人々の心はどこ

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「お天道様」

「お天道様」

「お天道様に恥ずかしくないようにせんにゃあいけんよ。」

と明治生まれの祖母に幼少期に言われながら育てられました。

日本人の宗教観というか道徳感には、いい意味での「恥」の文化が根底にあるのではないでしょうか? 誰に見られていなくても恥ずかしくないように自分を律する。それが結果的には「潔さ」にも繋がる。

そこには周囲の目、評価、評判は無縁です。

落とした財布がそのまま戻って来る。多くの海外では

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語録に学ぶ6|人生二度なし

語録に学ぶ6|人生二度なし

「人生二度なし」

森信三の言葉です。

「生きる」ではなく、

「生き切る!」

曖昧を生きるのではない。

宮本武蔵は

「我 事において後悔せず」

と書き残しています。

還暦を過ぎた人生を100年の春夏秋冬に例えるならば、もう冬かと思いきや未だ晩秋に居る事に気付きました。

心身共に健康で頭もしっかりしているのは70代までとすると納得出来る人生はもう10年余。

20-30代の人々は、季

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