記事一覧
中小企業こそDXのインパクトが大きい
[要旨]
中小企業の中には、DXは必要ないと考えている経営者の方も少なくないようですが、むしろ、DXが遅れているという状況は、改善の余地が大きかったり、競合を出し抜くチャンスがあるということでもあるため、積極的にDXを取り入れることが望ましいと言えます。
[本文]
今回も、前回に引き続き、冨山和彦さんと望月愛子さんのご著書、「IGPI流DXのリアル・ノウハウ」を読んで、私が気づいたことについ
DXとは将来のためのリソースの捻出
[要旨]
冨山和彦さんによれば、DXとは、デジタルを活用した既存事業の磨き込みによって、人的・資金的なリソースを捻出し、そのリソースを使って新たなチャレンジをすることだそうです。そして、その新たなチャレンジのうち、いくつかが実を結び、やがてその新たなチャレンジは、既存領域となっていき、その既存領域でDXを推し進めるループを回すことが、安定的な事業の発展につながるそうです。
[本文]
今回も、
DXとは『デジタルで変わる』こと
[要旨]
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、「人間の生活のあらゆる側面において、デジタルテクノロジーにより、あるいはその影響によってもたらされる変化のことだと理解できる」と定義されており、デジタルで変わっていくことが広くDXと言えます。現在は、必ずしもこの定義に厳格に従う必要はないと思われますが、専門用語を正しく理解するところから、正しい経営判断ができるようになっていくと言えるでしょ
間接費は作業量による配分が最も適切
[要旨]
ドラッカーは、「今日、総コストの極めて多くの部分が直接費ではない、特定の製品のコストを知るには、コストのうち、膨大な部分が比例配分によって決定されるような数字は役に立たない、明確な焦点のない事業のコストは、作業量による配分が最も現実に近い唯一の計算となる」と述べ、ABC会計(活動基準原価計算)を提唱しました。
[本文]
今回も、前回に引き続き、経営コンサルタントの國貞克則さんのご著
不祥事後の対応はミッションに基づく
[要旨]
1982年に、米国のJ&Jの製造している頭痛薬のタイレノールに毒物が混入され、7人が死亡するという事件が起きましたが、その際、同社は全米の製品を回収しました。この事件は、同社に責任があるわけではないのですが、同社がクレドに基づく行動をとったことで、大きな評価を得ることになりました。
[本文]
今回も、前回に引き続き、経営コンサルタントの岩田松雄さんのご著書、「共感型リーダー-まわり
エンパワーメントと権限委譲
[要旨]
組織を活性化する手法に、エンパワーメントと権限委譲があります。前者は、部下が自己成長し、さらに力を発揮できるような環境づくりやサポートが成功の鍵となります。一方、後者は、意思決定の迅速化や管理者不足の解消を目指します。
[本文]
今回も、前回に引き続き、経営コンサルタントの岩田松雄さんのご著書、「共感型リーダー-まわりが自然と動く、何歳からでも身につく思考法」を読んで、私が気づいた
悪い報告に『ありがとう』と言える上司
[要旨]
一般的に、組織は悪いニュースを隠ぺいするためなら、時には社会倫理さえ犯す危険性が報告されています。しかし、本物のリーダーは、どんなに耳が痛いことでも、貴重な真実を話してくれる人物を歓迎します。そこで、リーダーは、意識的に声を上げることが、とても大切であることを、組織に徹底すべきであり、何でも言える風通しの良い組織を作っていくことが求められます。
[本文]
今回も、前回に引き続き、経
『ビッグワード』は使ってはいけない
[要旨]
経営コンサルタントの岩田松雄さんは、ビジネススクールなどで、わかったような、わからないような、定義がはっきりしない抽象的な言葉である、「ビッグワード」は使わないようお伝えしているそうです。なぜなら、定義が不明確であれば、当然、聞き手には話し手の伝えたいことが伝わらず、時間や労力が無駄になるからです。
[本文]
今回も、前回に引き続き、経営コンサルタントの岩田松雄さんのご著書、「共感