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#エッセイ
ビンテージショップで常連になるのは『選ばれた人』だけだと思ってた
6年前、28歳の秋。
友達と知人の合間くらいの同世代女5.6人くらいで集まったとき。
そのうち1人が異様に洒落た服装で現れた。他の誰かが「そのコートかわいいね!」と声をかけたら「ビンテージの服にハマってる」とのことだった。
「もう安い服とかじゃなく大事な数着を長く着続けることにした」とか語るその子を死んだ目でみながら私は「いいなあ」とか「私もそうしたいなあ」とかじゃなく「そういう人生の人は良いよ
Tinderでご近所フレンズを見つけるためのご安全なプロフィールの作り方
ひとり暮らしはさびしい。
上京して6年、年々強くなっている感情がある。
それは、「人と住んでるひと、うらやましい…」という気持ちだ。
人と住むのって本当にすごい。思いやりが少しでも欠けるとうまくいかなくなる。だからこそ、災害の時、風邪を引いた時、落ち込んだ時、家から出られない時。パートナーや友人、家族と暮らしているひとたちが支え合っているのを見ると、心がきゅう、としてしまう。
限界独居フリー
環境が習慣を作り、ひいては人を作る
文京区は本郷三丁目に引っ越して2週間経つ。
本郷三丁目は、ほんとうに住みやすい。心の底から引っ越してよかったと思う。
都心に出るのに時間がかからないし、しずかだし、美味しいお店が多く、自然も多い。学生街だから多少はうるさいかと思っていたけれど、そんなこともない。高田馬場とは大違いだ(やっぱり学生街という意味で、高田馬場のうるささは別格なのだと思った。学生の傍若無人さといったら!自分もその一人だ
ときにお金が台無しにする
日常には、お金が絡んではいけない場面がある。
誕生日プレゼントに現金を贈る人はいない。図書券やギフト券が一般的だ。
お世話になった恩師から夕食に招かれたときに、お礼としてお菓子やワインなどを手渡すのはわかるが、その代わりに1万円を差し出したりしたら変な空気になるだろう。
あるいは、電車で席を譲ってくれた人に対して、老人が「私はこれから15分座ります。あなたの時給が2,000円だとして