マガジンのカバー画像

森羅万象についておもう

15
森羅万象についてのエッセイ つれづれにおもったとこ、感じたことをつらつらと。
運営しているクリエイター

記事一覧

日曜日の黄昏時の小さな冒険

日曜日の黄昏時の小さな冒険

おばんです。
portalof nature齋藤朱美です。

2017.5.8のブログを再掲します。

〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜
昨日の夕方、息子と散歩をしました。

今、家を新築中で、仮の住まいに引越ししています。
いつもは山裾の里山に住んでいるのですが、
仮住まいは、やや街の中です(どちらにしても田舎ではあります( ̄ー ̄))

普段、車でしか通らない、その街の中を歩くのは、結

もっとみる
メモ ~鳥のさえずりを聴く~

メモ ~鳥のさえずりを聴く~

おばんです。
portalof nature齋藤朱美です。
2017.3.27のブログを再掲します。

〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜…〜

今日、たまたまカーラジオでNHKFMを付けたら。日曜喫茶室という番組が流れてきました。
忘れないようにメモ((φ( ̄ー ̄ )

鳥の声に関する話題で、動物の鳴き真似をする江戸家 猫八さんと、若い女性が、楽しそうに鳥の話をしていました。すごく、マニア

もっとみる
\里山という「あわい」/パーマカルチャー日記(45)

\里山という「あわい」/パーマカルチャー日記(45)

日曜日朝のテレビ番組 趣味の園芸「いきものパラダイス」で、適度に人の手が入った里山は蝶などの生き物が豊富だ、と知ってから、そのことが心にふわ〜んと漂っています。

そのことを書いた日記

ところで、私は「あわい」を気にして、いくつかの記事を書いてきました。
「あわい」とは性質の異なる『何か』と『何か』が重なり合う境界、媒介、結び目 のようなイメージです。

「あわい」についておもう(1)  

もっとみる
鬼についておもう(2)

鬼についておもう(2)

こんにちは。
portal of nature(自然への入口)
齋藤朱美です。

鬼についておもう(1)
を書いてから1年経ちました。

先日、節分でしたね。
私は帰宅が遅いので、息子がおばあちゃんと豆をまいてくれました。(夫も不在)

我が家では鰯の頭ではなく、昆布を窓や扉に刺します。(扉写真のとおり)

何故なのか、未だに分かりません。昔、うちは神職をしていたから、生臭い鰯を避けたのだろうか?

もっとみる
「流れ」についておもう

「流れ」についておもう

鶴岡市下池で鳥たちを見た後、一時期、鳥を見つけるのに夢中になっていた。

しかし、見つけようとするとなかなか見つからない。

川に見に行っても、そんなには、いない。
時間とか天気とかあるのかもしれないが・・・。

流れが早すぎる川では、鳥も居心地が悪いのだろうか?
風が強すぎる日には居心地が悪い、みたいに。

そうか・・・。
下池のように、水がそれほど流れずに溜まっているところが、鳥も居心地が良い

もっとみる
「あわい」についておもう(4)

「あわい」についておもう(4)

久々に毎週待ち遠しくなるドラマを観ました。

金曜10時からのドラマ「俺の家の話」
(注意∶このリンク先は、思いっきりネタバレしています。)

ドラマをちゃんとみるのは久しぶりです。
(しかし、途中から観たという…)

人間国宝の能役者の父を持つ息子(長男)が、家を飛び出してプロレスラーになるのですが、25年ぶりくらいに家に戻ってくるお話。

なんだか、荒唐無稽な話だなあ、と思っていましたが、私は

もっとみる
くじらについておもう(3)

くじらについておもう(3)

是恒さくらさんが、「ありふれたくじら」を創作していらっしゃるのは、

『分断されてしまったモノ・コト・ヒトを繋げたい』
ということがあるのだろうか?と唐突に感じた。

彼女は言葉を綴ることは、布を織ることと近いと「ありふれたくじら」の冒頭に書いている。

世界中で捕鯨に反対する人たちが多い中で、昔から伝統的に捕鯨をしてきた方々は、どんな気持ちでいたのだろうか?

誇りを持って捕鯨をしていたと想像す

もっとみる
「あわい」についておもう(3)

「あわい」についておもう(3)

本屋で立ち読みして感じたシームレス

・オードリータンさんの「男でも女でもない」

・白人でも黒人でもない(本の帯に書いていた)

・僕が僕をやめる日(中身は読んでない)

世界がどんどん「あわい化」してるように感じて、ドキドキした。

魚座特有の境界が溶け出す感じなのかもしれない。

(写真は読書会の時のもので、本文とはあまり関係がありません。)

「あわい」についておもう(2)

「あわい」についておもう(2)

「あわい(間)」が何かと何かが溶け合う、境界の「はざま」だとして、
私は、漫画家の五十嵐大介さんとムツゴロウさんこと畑正憲さんのテレビでの対談を思い出した。

畑正憲さんが動物とコミニケーションを取るときのコツが不思議すぎて印象に残っていた。

https://you18892.hatenablog.com/entry/2020/09/06/223010
(私が気になっていたところをばっちり描いて

もっとみる
くじらについておもう(2)

くじらについておもう(2)

是恒さくらさんの「ありふれたくじら」Vol.4を読んでいたら「鯨塚」が出てきたので、『ハッ』として検索した。 

「鯨塚」は、佐渡にもあった。
だから、日本海側にも、くじらはいるのだ。
(前回、日本海側ではくじらは捕れないと思う、と書いたけど違った。。。)

佐渡の鯨塚では、鯨の恵みに感謝して、流れ着いたくじらに戒名をつけている。

(参考1)片野尾の鯨の供養塔

(参考2)捕鯨文化 Wikipe

もっとみる
くじらについておもう(1)

くじらについておもう(1)

先日、山形まなび館のブックカフェに行ったら、この本に出会った。

vol.1 『ありふれたくじら』について|是恒さくら|くじらの見える書窓 @sakurakoretsune #note

小さな薄い本だったのだが、
手に取り、パラパラめくったら、
すっかり虜になってしまった。

本が置いてある本棚の同じ区画の中に、雑誌coyoteがあった。
写真家の星野道夫さんの特集号があり、カナダの島の先住民

もっとみる
「あわい」についておもう(1)

「あわい」についておもう(1)

漫画「花よりも花のごとく」

を読んで、能に興味を持つようになりましたが、
(でも、まだ観たことない・・・)
その前に、買っていた本がありました。

安田登 著「あわいの力」

なかなか読みすすめることができなかったのですが、能に興味が湧いてきたおかげで読みすすめることができました。

安田登さんは、能楽師なのです。

能初心者のわたしにも、
能には役割があることがわかってきました。

シテとワキ

もっとみる
鬼についておもう(1)

鬼についておもう(1)

今日は、節分だ。
鬼って、なんだろう?

もしかして、外から来るのではなく、
内から来るのかな?

自分自身の中に、鬼がいる。

そう、思うときは沢山あった。
最近は、減ってる気もする。

いま、読んでいる漫画
成田美名子さんの「花よりも花のごとく」

私は、前作の「ナチュラル」から単行本を買い、読んでいたのだけど、「花よりも花のごとく」は、たまに立ち読み程度。

しかし、この度、古本を大人買いし

もっとみる
白鳥はどこに飛んでいくのか?

白鳥はどこに飛んでいくのか?

念願だった、冬の「下池」に行くことができました。
昨年の秋に初めてお邪魔して、感動したのです。

とてもたくさんの鳥たちが憩っていた。
人も。

その多様な感じ、集って和んでいる感じに心打たれたように感じます。

ラムサール条約登録湿地「大山下池」
山形県で唯一のラムサール条約湿地(確か)

農業用に人工的に作った「ため池」に、
こんなに鳥が集まるのは何故だろう?  

山(森)と接している池だか

もっとみる