もう木蓮が咲いた

パパ・モシュカス

愛と憎

国を愛する
町を愛する
人を愛する
家族を愛する
自分を愛する
すべて同じこと

自分を憎む
家族を憎む
人を憎む
町を憎む
国を憎む
そしてすべて失う

酔真

ナタリオとサラ 第三話

　第三話　サラの悲しみ

　うっとうしかった蠅どもも姿を消し、朝晩寒くて吐く息が白くなり始めたころ、お屋敷の中にクリスマスツリーが飾られました。ピカピカ光っているのが、ナタリオのいる庭からも見えます。通りにもイルミネーションの飾りが取り付けられました。そんなある日、突然サラが庭に入って来て，ナタリオを抱きしめました。

「ごめんね、ナタリオ。ずっとほっといて。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ナタリオとサラ　第二話

　第二話　お母さんの再婚

　サラにはお父さんがいません。サラが生まれてすぐ、事故で死んじゃったんだそうです。だからサラはお父さんを知りません。ずっとお母さんと二人っきりで生きてきました。だからナタリオが家族に加わって毎日とても嬉しそうでした。

　ナタリオが家族の一員になって少しして、サラのお母さんが再婚することになりました。隣の町のお金持ちの息子さんとです。サラのお母さんはまだ若くてとっても美

ナタリオとサラ　第一話　　　　　　　　　　　（野良のクリスマス続編）

第一話　名前

　野良は、助けてくれた女の子、サラの家にすむことになりました。サラもサラのお母さんも、動物が大好きで、野良をとっても大事にしてくれます。毎日、朝晩ご飯をくれるし，毎朝散歩にも連れていってくれるし、休みの日も一日中一緒にいてくれます。まるで天国です。
　野良は、野良犬。名前がありません。前の飼い主にトロって呼ばれていましたが、その名前は大嫌いでした。だって「トロトロどんくさいマヌケ」

野良のクリスマス

　クリスマスイブの夜、一匹の野良犬がトボトボと道を歩いていました。もう３日、何も食べていませんから、とてもおなかがすいています。
　
「何か、食べ物はないかなあ。」

あちこち、食べ物を探して、フラフラ歩きまわり、クンクン嗅ぎまわりますが、何も見つけることができません。どこの家でも、家族でごちそうを食べているのが、窓から見えますが、だれも野良にきづいてくれません。

「もうだめだ。おなかがすいて、

思ワク

コロナで死のうが
ほかの病気で死のうが
事故にあって死のうが
酒飲みすぎて死のうが
死ぬのはいっしょ

それはそれで
自分の運命と受け入れる

だが

インチキ野郎どもの思ワクで
殺されるなんてのは
死んでもいやだ

酔真

uso

今嘘が
そこいらじゅうに
はびこって
でも生き残るなら
「てめえの頭使って考えるしかねえんだよボケ！」

酔真

めちゃくちゃ字ああまり失礼・・・

ポルトガルの夕暮

カミ

日本では
お金持ちも貧乏人も
お偉いさんも平民も
死んだら神になる
神ってのはGodじゃなくて
八百万の神のカミ
自然に、もしくは宇宙に
戻るってこと
日本人はすべての神を敬い
共存し続けるんだ
だから亡くなった人たちを
呪ったり蔑んだりしないんだ
もし祟り神になりそうだったら
その荒ぶる魂を鎮めて
正しく神になっていただくんだ
だから呪ったり蔑んだり
しちゃいけないんだよ
日本人ならわかるずだよ