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2-4 あまちゃんだった「産後態勢」づくり
●甘い考えだった「産後の支援態勢」の決定
今思うと、あまちゃん過ぎた我が家の入院・退院後の態勢はこうだ。夫と話し合ってのことだが、私が基本を練り、アレンジをして承諾をもらうような形だ。
・産後は実家に戻らず、東京の自宅で育児をする
→上の子に赤ちゃん返りがあり、保育園という、変わらぬ場所=心のよりどころがあった方がいいと考えた。仮に、実家に帰ったところで、上の子の世話は私がすることになり、
2-3 きょうだいのアレルギーのこと、まさかの妊娠糖尿病で入院
●妊娠糖尿病の疑いでまさかの入院
妊婦健診で、妊娠後期にかかろうとしていたころ、グルコースチャレンジという、糖負荷試験がある。ソーダ水を飲んでその後の血糖値の下がり具合をみるもので、高い状態が続く場合は、妊娠糖尿病の疑いがあるのだ。
詳しくは、国立成育医療研究センターのHPをご覧いただきたい。
余談であるが、このセンターは日本の小児関連の研究の最先端を行き、かつ情報発信をしている貴重な機
1-5「完母」から1か月検診で体重増加不良=「母親失格」判定 オケタニの功罪
●念願の「完母」免許皆伝
相変わらず昼夜問わずの頻回授乳で体はバキバキの生活を送っていたが、料理や洗濯は実母がやってくれる環境で過ごしていた。たまに何をしても寝ない時に、疲労困憊していた私に代わり、母が赤ちゃんの抱っこを代わってくれることもあった。私の母は、小さいころから、この自主性を尊重して何かを強要するといったことがあまりない。
「母乳が一番」とか「母親は寝不足は当たり前」「私の時はひ
産後うつ闘病かあさんの克服記~はじめに~
〈死に至る病―産後うつー〉
妊娠し、胎児の心拍が確認できる妊娠約8週以降、各市町村で申請すれば交付される「母子手帳」。その後ろの方にこうある。
「『産後うつ』は、産後のお母さんの10~15%に起こるとされています。(略)産後うつかもしれない、と思ったときは、迷わず医師、助産師、保健師に相談しましょう」]
どの育児本にも、産後うつの人に向けた本にも書いてあるのはたいてい、最寄りの医師や保健