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#140字小説『相合傘の相手』/お題:折りたたみ傘の日/Xへポスト3/16

2024年3月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『相合傘の相手』

僕と妻との最初のきっかけは、折りたたみ傘を貸してあげたことだった。
急な雨が降りだした昇降口で「あの…よければ……」と差し出したら「サンキュ」と傘を開いて相合傘で帰った……君は友達と。
ずぶ濡れで帰った僕が熱を出して二日休んだ後、ノートを貸してくれた君。ロマンチックとは程遠い馴れ初め。

2024年3月16日作

◆3月16日は「折りたたみ傘の日」なので
 自主お題として創作しました。

産業機械用部品の製造販売とともに、海外の優れた商品の輸入販売などを
手がける「株式会社イマオコーポレーション」が制定したそうです。
その輸入商品のひとつにドイツのHans Haupt(ハンス・ハウプト)氏が
世界で初めて発明、特許を取得して「Knirps(クニルプス)」と名付けた
折りたたみ傘があるらしいです。
記念日を通じて折りたたみ傘がドイツ発祥であり「Knirps(クニルプス)」は折りたたみ傘の代名詞であることをより多くの人に知ってもらうのが
目的のようですよ。
日付はHans Haupt氏が特許を取得した日(1928年3月16日)から。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆3月16日は「財務の日」でもあるので、お題に創作した140字小説
 『財務管理する側・される側』を含む3作品まとめ記事を紹介します。
 1話につき30秒程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓


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