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救急医として主に救急外来で働いているミュージカル好きアラフォー医です. 研修医など若手…

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救急医として主に救急外来で働いているミュージカル好きアラフォー医です. 研修医など若手の医師と働くことが多いため, 共に学びながら, あたりまえのことをあたりまえに実践することを心掛けています. 医師, 看護師, 救急隊向けに本や雑誌を執筆, 編集していますのでぜひ.

マガジン

  • 現場のモヤモヤに答えます

    日経メディカルで2024年4月から連載を開始した「現場のモヤモヤに答えます」をご紹介。

  • ミュージカル好き救急医の独白

    救急医からみなさんへ伝えたいことをわかりやすく説明します. ミュージカルが好きなので, チョコチョコそんなネタを挟んでいきますのでご容赦ください.

  • ER 7 Rules

    救急外来で出会う頻度の高い症候をそれぞれ7つのルールに則って解説します.

  • 救急科専門医自学自習

    救急科専門医試験問題をコツコツと.

  • 講演あれこれ

    日々の講演など活動報告を記載します.

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    救急外来 オススメ処方・ダメ処方

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    ねころんで読める救急患者の“痛み”のみかた: ナース・救急救命士・研修医のための診療とケア

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    ビビらず当直できる 内科救急のオキテ

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記事一覧

【救急診療の基礎知識】
Carenet.comの連載 vol.32はwake-up strokeに関して。
脳梗塞の急性期治療は日々updateされていますね。
https://www.carenet.com/series/sakamoto/cg002128_32.html?keiro=com_topic

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1日前
6

アナフィラキシーのモヤモヤ④(2024年4月)

現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな…

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10日前
14

アナフィラキシーのモヤモヤ③(2024年4月)

現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな…

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11日前
14

アナフィラキシーのモヤモヤ②(2024年4月)

現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな…

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12日前
12

アナフィラキシーのもやもや①(2024年4月)

現場のもやもやに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな…

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13日前
15

現場のモヤモヤに答えます(日経メディカル)

日経メディカルで連載スタート2024年4月より、日経メディカルのウェブページで「現場のモヤモヤに答えます」という新連載が始まりました。毎月最終週には4〜5日間、この連…

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2週間前
21

研修医がEpley法がうまくいかない理由

救急外来ではめまいを主訴に来院する患者さんは非常に多いですよね。めまいの原因で最も多いのがBPPV(Benign Paroxysmal Positional Vertigo;良性発作性頭位めまい症) …

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2か月前
52

ちばかん vol.9【2024年3月5日(火)19時〜】

ちばかんとは定期的に開催しています千葉のER施設による「ALL Chiba ER Conference」になります。今回で9回目の開催です。 毎回全国から応募多数の人気企画になっています…

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2か月前
19

救急外来で乳酸値の上昇をみたら

救急外来で血液ガスを採取する機会は非常に多いのではないでしょうか. 敗血症やショックなど乳酸値の上昇の有無を確認することはよくあるでしょう. 循環不全や低酸素など状…

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2か月前
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yomiDr.『救急の世界』の10回目は呼吸困難に関して.
息が苦しくなった場合, 発症様式や姿勢である程度原因は判断可能です. その辺りを中心にまとめてあります.
この連載は今回で最終回です. お付き合いありがとうございました.
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231226-OYTET50017/?catname=column_sakamoto-so

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4か月前
19

民間医局コネクトの2023年レクチャーランキングが発表されました(https://connect.doctor-agent.com/feature/seminarranking2023/). 私も6月に4回担当しています.
次回は2024年の1月に行います. ぜひご参加ください.

申し込みはこちらから↓
https://connect.doctor-agent.com/seminar/

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4か月前
19

131. 餅が詰まった!どうする?

ミュージカル好き救急医の独白 vol.131 - The Monologue of a Musical-Loving Emergency Physician - お正月に多い救急搬送症例年始に多い救急搬送症例, それが餅による窒…

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4か月前
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『妊婦の腹部・骨盤部CTの上手な撮り方』
こちらチョコッと協力した記事が公開されました.
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/202312/582499.html

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4か月前
8

Keynoteでメイリオを使用するには

はじめにみなさんそれぞれお気に入りのフォントがあると思います. どのフォントを使用するべきか, それは今回はおいておいて, PowerPointでは使用できるのにKeynoteでは使…

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5か月前
19

⑤二相性反応を正しく理解しよう

アナフィラキシーは成人であればアドレナリン0.5mgを大腿外側に筋注することで多くは対応可能です. 細胞外液投与も忘れずに行いつつ, 次の一手として, アドレナリン0.5mg筋…

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5か月前
41

yomiDr.『救急の世界』の9回目は発熱に関して.
発熱を認めた場合, どの様な点に注意して受診のタイミングを判断すれば良いのでしょうか. その辺りを簡潔にまとめてあります.

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231016-OYTET50029/

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6か月前
15

【救急診療の基礎知識】
Carenet.comの連載 vol.32はwake-up strokeに関して。
脳梗塞の急性期治療は日々updateされていますね。
https://www.carenet.com/series/sakamoto/cg002128_32.html?keiro=com_topic

アナフィラキシーのモヤモヤ④(2024年4月)

アナフィラキシーのモヤモヤ④(2024年4月)


現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。

今回のテーマアナフィラキシーと判断したら使う薬はアドレナリン、投与量は13歳以上は0.5mg、10kg以下の乳幼児は0.01mg/kgでしたね。

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アナフィラキシーのモヤモヤ③(2024年4月)

アナフィラキシーのモヤモヤ③(2024年4月)


現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。

今回のテーマアナフィラキシーと判断したら使う薬はアドレナリンですよね。アドレナリンの投与量は成人は0.5mgでした。それでは小児では?成人との相

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アナフィラキシーのモヤモヤ②(2024年4月)

アナフィラキシーのモヤモヤ②(2024年4月)


現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。

今回のテーマアナフィラキシーと判断したら使う薬はアドレナリンですよね。それではアドレナリンは○mgですか?一度使って効果が乏しかったらどれくらい

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アナフィラキシーのもやもや①(2024年4月)

アナフィラキシーのもやもや①(2024年4月)


現場のもやもやに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。

今回のテーマ4月のテーマは『アナフィラキシー』です。アナフィラキシーはいつ疑いますか?簡単なようで実は疑うことが難しいことも...治療介入が遅れ

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現場のモヤモヤに答えます(日経メディカル)

現場のモヤモヤに答えます(日経メディカル)


日経メディカルで連載スタート2024年4月より、日経メディカルのウェブページで「現場のモヤモヤに答えます」という新連載が始まりました。毎月最終週には4〜5日間、この連載が更新されますので、ぜひご覧ください。 この連載では、日常の診療でよく遭遇する疾患や病態を取り上げ、実際に現場で診療を行っている医師たちからのリアルな情報を提供します。

4月のテーマはアナフィラキシー4月のテーマはアナフィラキシ

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研修医がEpley法がうまくいかない理由

研修医がEpley法がうまくいかない理由

救急外来ではめまいを主訴に来院する患者さんは非常に多いですよね。めまいの原因で最も多いのがBPPV(Benign Paroxysmal Positional Vertigo;良性発作性頭位めまい症) 、起床時からのめまいで頭を動かすとめまいが...という訴えから想起することはできても対応に苦慮した経験がある方は多いのではないでしょうか。

BPPVであれば、後半規管型が最も多く(水平半規管型も多い

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ちばかん vol.9【2024年3月5日(火)19時〜】

ちばかん vol.9【2024年3月5日(火)19時〜】

ちばかんとは定期的に開催しています千葉のER施設による「ALL Chiba ER Conference」になります。今回で9回目の開催です。

毎回全国から応募多数の人気企画になっています。「業務後に気軽にERを学ぶ」をコンセプトに15分×4本の合計1時間のショートセッションを開催します。

「ERってどう勉強するの?」
「気軽にERの復習がしたい」
「最近進路に迷ってる」
「救急研修で困ってる」

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救急外来で乳酸値の上昇をみたら

救急外来で乳酸値の上昇をみたら

救急外来で血液ガスを採取する機会は非常に多いのではないでしょうか. 敗血症やショックなど乳酸値の上昇の有無を確認することはよくあるでしょう. 循環不全や低酸素など状態が悪い患者さんでは乳酸値が上昇していることが多く, その他, てんかんなどのけいれん後などにも上昇が認められます.
乳酸値の上昇を認める病態はその他にも存在します(表). その中でも特に意識しておいてほしいのがビタミンB1欠乏です.

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yomiDr.『救急の世界』の10回目は呼吸困難に関して.
息が苦しくなった場合, 発症様式や姿勢である程度原因は判断可能です. その辺りを中心にまとめてあります.
この連載は今回で最終回です. お付き合いありがとうございました.
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231226-OYTET50017/?catname=column_sakamoto-so

民間医局コネクトの2023年レクチャーランキングが発表されました(https://connect.doctor-agent.com/feature/seminarranking2023/). 私も6月に4回担当しています.
次回は2024年の1月に行います. ぜひご参加ください.

申し込みはこちらから↓
https://connect.doctor-agent.com/seminar/

131. 餅が詰まった!どうする?

131. 餅が詰まった!どうする?

ミュージカル好き救急医の独白 vol.131
- The Monologue of a Musical-Loving Emergency Physician -

お正月に多い救急搬送症例年始に多い救急搬送症例, それが餅による窒息です. 毎年必ずといっていいほど経験し, 心停止など不幸な転帰を辿ることが少なくありません. 現状を把握するとともに, 現場でみなさんが行うべき事項を今回は整理しておき

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『妊婦の腹部・骨盤部CTの上手な撮り方』
こちらチョコッと協力した記事が公開されました.
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/202312/582499.html

Keynoteでメイリオを使用するには

Keynoteでメイリオを使用するには

はじめにみなさんそれぞれお気に入りのフォントがあると思います. どのフォントを使用するべきか, それは今回はおいておいて, PowerPointでは使用できるのにKeynoteでは使用できない代表的なフォント「メイリオ」をKeynoteでも使用可能にするためにはどうしたらよいのか, これに関してまとめておきます.
PowerPoint→Keynote, Keynote→PowerPointへ今で

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⑤二相性反応を正しく理解しよう

⑤二相性反応を正しく理解しよう

アナフィラキシーは成人であればアドレナリン0.5mgを大腿外側に筋注することで多くは対応可能です. 細胞外液投与も忘れずに行いつつ, 次の一手として, アドレナリン0.5mg筋注を再投与, グルカゴンの静注, どうしようもないときのアドレナリンの静注, それぞれ投与量・投与方法を正確に理解しておきましょう. その場で考えるのでは対応が遅れてしまうこともあることから, 事前にシミュレーションをしてチ

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yomiDr.『救急の世界』の9回目は発熱に関して.
発熱を認めた場合, どの様な点に注意して受診のタイミングを判断すれば良いのでしょうか. その辺りを簡潔にまとめてあります.

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231016-OYTET50029/