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マーケティング

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大手製薬企業のデジタルマーケティング

大手製薬企業のデジタルマーケティング

コロナの影響により、医療業界の営業マンは現場訪問に規制がかかっているのが現状である。
そうした中では、いかに医療従事者と接点を持つかということは各企業の喫緊の課題である。
そんな中、中外製薬は『PLUSCHUGAI』という完全医療従事者向けサイトを立ち上げ、WEBサイトで医療従事者の声を拾い上げる仕組みを構築した。https://chugai-pharm.jp/auth/?redirect=%2F

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結局コンテンツは量なのか?質なのか?

結局コンテンツは量なのか?質なのか?

WEBサイトでも、Twitterでも、Noteでもコンテンツの量を重視するのか、
質を重視するのかという問題があります。

量を重視した場合、『毎日更新!』という謳い文句で
とにかく更新を切らさないように一生懸命な方を見受けます。

逆に、毎日更新せずに質を追い求め、
1週間に1本質の高い記事を投稿するという考え方の方もいます。

どちららも間違っているわけではないと思います。
現に私も3月は毎日

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マーケティングを知るということ

マーケティングを知るということ

マーケティングを知ることで、毎日の景色が変わって見えます。
街中にある看板、商品パッケージ、TVコマーシャル、SNS など 

全てのことには意味があり、誰かが何かを意図して狙っているのです。

例えば看板の色、字体、場所、イラストは企画者が狙いを持って考え出したものです。

なぜこの場所に?なぜこの色?なぜこの字体?

全てに意味があります。
そう考えると、なんだかワクワクしますよね!

上の写

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カスタマージャーニーマップを作るにあたって

カスタマージャーニーマップを作るにあたって

最近カスタマージャーニーマップを作成する機会が多い。
目的は顧客行動を炙り出し、
顧客行動に即したアプローチ施策を考えること。

何度も何度もメンバー間で話し合いを重ね、
あーでもない、こーでもないとやっていますが、
我々がいくら話し合ったところで、結局仮説でしかないんですよね。。

当たり前のことですが、
私たち企画者が描くジャーニーマップはあくまでも仮説。
どんなに社内の偉い人が、『ここの顧客

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既存顧客を大切に(LTV)

既存顧客を大切に(LTV)

新規の売り上げを獲得することだけを考えていないですか?
目の前の顧客になんとか自社商品やサービスを買ってもらいたい。
いや、どうにかして買わせたい。
と思うのが営業マンの性です。

もちろん目の前の顧客に自社製品を選んでもらうことは重要なことです。
しかし、その場だけで売り上げを獲得できたとしても、
もう一度購入(リピート)頂けなければ意味がありません。
短期的な視点ではなく、長期的な視点をいかに

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デジタルマーケティングの中身とは?

デジタルマーケティングの中身とは?

デジタルマーケティングと一言で言っても、
一体何をやるのかよく分かりませんよね。

それもそのはず。
デジタルマーケティングは何か一つのことをやる訳ではないからです。

一般的に言われているのは、
様々な形態のデジタルメディアを通じて、自社サービスを宣伝・訴求することを指します。

改めてデジタルマーケティングに含まれる要素を書き出すと下記7点になります。(他にもあると思いますが、代表的な手法を紹

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DXのはなし

DXのはなし

コロナ禍においてよく耳にする言葉になりました。
DX!!!!
デジタルトランスフォーメーションのことで、
名前が格好良いのが特徴です。笑

経済産業省はDXを下記のように説明しています。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の

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医療業界におけるデジタルマーケティング

医療業界におけるデジタルマーケティング

医療業界にもデジタルマーケティングの波が押し寄せています。
顧客である患者の行動が変わっているからですね。

顧客(患者)のアテンションは、『症状』です。
一般的な消費財と大きく違うのは怪我や病気、身体の不調などがきっかけで、初めて顧客行動が発生することです。

そして症状が出た時に、これまでだったら家族や知人に「どうやって治したら良いか?」「どこの病院がおすすめか?」などを確認していましたが、

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顧客の購買行動の変化

顧客の購買行動の変化

DXに関するセミナーで学んだことを下記に記載。
・スマホ所持率は人口の85%を超えている。
・わからないことは人に聞くではなく、検索するのが当たり前。
・スマホを使っている際の50%以上は目的を持って検索している時。
・検索ワードは「困っていること」『心情』などが多い。

スマホを持ったことにより、顧客というか我々の行動が大きく変化した。
皆知りたいことを調査するためにスマホで検索を行い、
様々な

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Best Japan Brands ランキング

Best Japan Brands ランキング

先日インターブランド社より日本のブランドランキングが発表されました。
ブランド上位企業は流石に誰もが知る企業ばかりで、
社名やロゴを見れば、ブランドイメージが思いつく企業が幾つも有ります。

各社のブランド推進リーダーのインタビューを見ると、
ステークホルダーへの一貫した価値提供=顧客体験の創出の必要性が記載されており、モノよりコト、顧客が求めるインサイトに響く体験をどのようにデザインしていくのか

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商品ブランディングの目的は?

商品ブランディングの目的は?

どんな仕事をするにも目的を明確にすることは重要である。
では商品ブランディングの目的はどうするのか?

一般的には
・商品認知を上げる。
・商品の売り上げを上げる。
・ブランドコンセプトを認識してもらう。

などが言われますが、
この認識がプロジェクトメンバーでズレてしまうと、
ブランディングをする中で何をすれば良いのか?
という議論でギャップが生まれてしまう。

例えば、ある人は商品の売り上げを

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マーケッターが求めること

マーケッターが求めること

自分がマーケティングに配属されてから、
マーケッターが求める情報が身にしみてわかった。

営業の頃って、良い成績残せば良いんだ!とにかく売るぞ!
と意気込んでいたが、
本当に重要なことは、
なぜ顧客が買って来れたのか?や、
なぜ顧客が買ってくれないのか?
ということだ。

顧客と言っても誰でも良いというわけではない。
狙っている顧客がどういう反応をしたのかだ。
狙っている顧客、即ちターゲットとなる

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考える人、悩む人

「考える」と「悩む」
似ているようで全然違います。

「考える」というのは、
ある問題(事象)に対して 
・どうすればうまくいくのか?
・成功に進むための仮説は?
・そもそもなぜこの問題が発生しているのか?
・この問題を解決することでどんなゴールを得たいのか?

というふうに、解決するために一歩ずつ進んでいくことです。
一歩進むと次の疑問が生まれ、
その疑問に対して解決策を導いていく。

いわば事

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