lee・g・chang

2024年、なんとなく始めたnote。 前半生の50年を過ぎた林住期は、世俗を離れ、…

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2024年、なんとなく始めたnote。 前半生の50年を過ぎた林住期は、世俗を離れ、迷いが晴れ、自分らしく自由に、人間らしく生きる時期。 このnoteに、日々、起こったこと、頭に浮かんだことをつらつらと書き留め、林住記として残しておこう。

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記事一覧

『帰って来た橋本治展』 イラストレーター・小説家・ニット作家、その正体

フジテレビと組んで軽チャーなんて、ふざけてたイメージが強かった橋本治。ところが、興味を持った対象については、とことん考え抜く、知の深堀りマスターのような人だった…

lee・g・chang
8時間前
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2024.5.10 ハマスタ イレギュラーバウンドが宮崎の顔面に ガンバレコール起こる

5月10日、ハマスタで横浜VS阪神戦を観戦。東と青柳のエース対決で試合前から盛り上がり、楽しみな試合だった。 横浜進化のスローガンのもとにスタートしたベイスターズ。…

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「食事は死への情事であった」アラーキーかく語りき。

うつせみヤさんの記事を読んだら、アラーキーの写真を久しぶりに見たくなった。 紹介されてた『食事』は、未見。 ぽんと思い出すのは、写真時代やガロの連載のコーナー。…

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こどもの日はRちゃんと

Rちゃんと久しぶりに二人で遊ぶ約束をした。結構楽しみにしてくれてたらしく、マンションの玄関を出たり入ったりして落ち着かなかったらしい。 Rちゃんは、くるくる気が…

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『祈り』 藤原新也写真集

1年半くらい前に、世田谷美術館で展覧会があった際、この写真集が上梓された。 高校時代に森本哲郎の「豊かさへの旅」を読んでからインドに興味が湧き「インド放浪」が先…

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国立ハンセン病資料館に行った。

国立ハンセン病資料館を訪れた。資料館の近くにある社会事業大学の教授から「一度は足を運んでください」と言われて2年が経ち、ようやく来ることができた。 13時頃到着し…

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『87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし』 多良美智子著

『80歳。いよいよこれから私の人生』の著者、多良久美子さんのお姉さんは、85歳で始めたユーチューバー多良美智子さんだった。 職場で話したら、結構知ってる人も多くて有…

lee・g・chang
11日前
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GWに行く鎌倉奥座敷 報国寺~一条恵観山荘

GW2日目。今日は朝から好天なので浅草と共にオーバーツーリズムがかまびすしくいわれてる鎌倉に原チャリで出かけることにした。鎌倉駅では、外国語で簡単な道案内をするボ…

lee・g・chang
13日前
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銭湯に行ってみたら、女神が微笑んだ。

というわけで、明けてGWの二日目にも銭湯に行った。野田の湯。 鎌倉散歩の汗を流そうと帰りに寄ってみた。こんな大きな看板見逃さないだろうと思ったけど、入り口が隣のス…

lee・g・chang
13日前
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電車が止まったので銭湯に行ってみた。

 連休前の金曜日、ダイヤが乱れ横浜駅で足止め。駅周辺をうろついて撮った写真。夜のYOKOHAMA。  駅にも周辺にも人が溢れてた。いつもの焼鳥屋もいっぱい。狸小路の方に…

lee・g・chang
13日前
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昨日は、電車が止まって全然動かなかった。街には行き場を失った人が溢れた。さあ、どうしよ。突然の閃き、銭湯に行こう。時間も潰れるし、さっぱりする。混んでもいないだろ。正解、風呂上がって駅に着いたら、丁度電車が動き出した。久しぶりの銭湯良いね。巷に少なくなった公衆浴場巡りしてみよかな

lee・g・chang
2週間前
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80歳。いよいよこれから私の人生 多良久美子著

この本は、著者の多良さんと同じ境涯にある重度の知的障がいの息子さんを持つ方から勧められた。 70代を超え、息子さん一筋で生きてきた人生に区切りをつけるために、自分…

lee・g・chang
2週間前
7

50年目のUターン

友だちから連絡が来たので会うことにした。ほぼ3年ぶり。話を聞けば、沖縄に帰るという。50年前にパスポートを持って島を出てから。 前々から、活動が整理できたら帰るよ…

lee・g・chang
2週間前
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新プロジェクトX 約束の春 〜三陸鉄道 復旧への苦闘〜を観た。

母の実家に行くと、その実家の飛び地にある離れの一軒家に泊まることが多かった。夏になれば、蛙が大合唱。秋には虫たちがアンサンブルを奏でており、一人ぽっちで泊まって…

lee・g・chang
3週間前
7

ドキュメント72時間 鹿児島空港 旅立ちの春に

毎日、鹿児島空港から全国17箇所に飛行機が飛ぶ。 ターミナルでは、毎日ドラマが起きてる。特に春はね。 鹿児島にお母さんの肉じゃが食べに帰ってきた青年。 仕事帰りの…

lee・g・chang
3週間前
7

重度障がい者ホームに立入検査という記事から考えた。

運営基準違反の疑いで立入検査が入ったという事実が書かれている。まだ結果は出ていない。インパクトは薄いけれども、昨今のグループホームの問題と兼ね合わせると批判的な…

lee・g・chang
3週間前
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『帰って来た橋本治展』 イラストレーター・小説家・ニット作家、その正体

『帰って来た橋本治展』 イラストレーター・小説家・ニット作家、その正体

フジテレビと組んで軽チャーなんて、ふざけてたイメージが強かった橋本治。ところが、興味を持った対象については、とことん考え抜く、知の深堀りマスターのような人だった。

本展は彼の出自から始まり、学生時代の葛藤や全共闘運動との距離、イラストレーターとして世に出て、愛する少女漫画から文体を見出して作家として認められるまでの第1部で始まる。

この人に惹きつけられたのは、傾いてるものを無理やり鋳型に押し込

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2024.5.10 ハマスタ イレギュラーバウンドが宮崎の顔面に ガンバレコール起こる

2024.5.10 ハマスタ イレギュラーバウンドが宮崎の顔面に ガンバレコール起こる

5月10日、ハマスタで横浜VS阪神戦を観戦。東と青柳のエース対決で試合前から盛り上がり、楽しみな試合だった。

横浜進化のスローガンのもとにスタートしたベイスターズ。先日、筒香も戻ってきて挨拶がてらのホームラン。お陰さまで打線も厚みを増した。

運営会社の企画の賜物、イニング間のお楽しみも多く、子供連れや女性ファンも確実に増えており、本日は満席御礼のアナウンスもあった。

試合は、先発東が絶好調の

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「食事は死への情事であった」アラーキーかく語りき。

「食事は死への情事であった」アラーキーかく語りき。

うつせみヤさんの記事を読んだら、アラーキーの写真を久しぶりに見たくなった。

紹介されてた『食事』は、未見。

ぽんと思い出すのは、写真時代やガロの連載のコーナー。そして、『センチメンタルな旅 冬の旅』

改めて開いてみた。アラーキーの陽子夫人への愛し方が半端なくて憧れる。

当時は「お葬式で写真撮るのが供養なんだなぁ」と写真家を羨んだ。

今なら、きっと娘に止められるだろうと思ったが、対象を失っ

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こどもの日はRちゃんと

こどもの日はRちゃんと

Rちゃんと久しぶりに二人で遊ぶ約束をした。結構楽しみにしてくれてたらしく、マンションの玄関を出たり入ったりして落ち着かなかったらしい。

Rちゃんは、くるくる気が変わって忙しいけれどかわいい。

お目当ては、トランポリン遊びなのだけれど、まずは腹ごしらえをすることにした。

なに食べたいと聞いたら即座に「ピッツァ」と返ってきた。いつも躊躇も忖度もしないのが良い。

こちらも忖度しないので、遊びの合

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『祈り』 藤原新也写真集

『祈り』 藤原新也写真集

1年半くらい前に、世田谷美術館で展覧会があった際、この写真集が上梓された。

高校時代に森本哲郎の「豊かさへの旅」を読んでからインドに興味が湧き「インド放浪」が先だったか、当時話題になった「東京漂流」が先だったのか忘れてしまったが、そのころ著者の書籍を読み漁った。

高校時代、自分の周りには全く感じることのなかった熱を受け取り、はまったのだと思う。

この場所にはない何かを求めていた時期、「そこの

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国立ハンセン病資料館に行った。

国立ハンセン病資料館に行った。

国立ハンセン病資料館を訪れた。資料館の近くにある社会事業大学の教授から「一度は足を運んでください」と言われて2年が経ち、ようやく来ることができた。

13時頃到着したところ、思ったより人がたくさん来ていた。本日は、100名定員の朗読会があり、そのためらしい。企画展示は、多摩全生園絵画の100年であり常設展示にあわせて見る方も来ていた。

館内には、図書館も併設されている。そもそも、日本のハンセン病

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『87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし』 多良美智子著

『87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし』 多良美智子著

『80歳。いよいよこれから私の人生』の著者、多良久美子さんのお姉さんは、85歳で始めたユーチューバー多良美智子さんだった。

職場で話したら、結構知ってる人も多くて有名な方だったらしい。

この方も楽しいおばさま。『87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし』を上梓してる。

きっかけは中学生の孫が手伝ってくれて始めたユーチューブ。それが大バズり、今や六万人の登録者だそう。お孫さんと二人でハイタッチし

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GWに行く鎌倉奥座敷 報国寺~一条恵観山荘

GWに行く鎌倉奥座敷 報国寺~一条恵観山荘

GW2日目。今日は朝から好天なので浅草と共にオーバーツーリズムがかまびすしくいわれてる鎌倉に原チャリで出かけることにした。鎌倉駅では、外国語で簡単な道案内をするボランティアが西口、東口に立っているという。効果が上がると良い。ともかく混まない方から攻めてみよう。

室町・戦国時代に栄えた六浦湊を結ぶ朝比奈切通し(六浦道)を通って、報国寺(竹寺)を目指す。

十二所を通って、川沿いを抜けると報国寺。バ

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銭湯に行ってみたら、女神が微笑んだ。

銭湯に行ってみたら、女神が微笑んだ。

というわけで、明けてGWの二日目にも銭湯に行った。野田の湯。

鎌倉散歩の汗を流そうと帰りに寄ってみた。こんな大きな看板見逃さないだろうと思ったけど、入り口が隣のスーパーの駐車場に挟まれてわかりにくかった。バイクなので上を見上げておらず、2週ぐるぐるとしてしまった。

入り口には、何台も原チャリが並んでる。エントランス前で、煙草をふかしてるおじさんがいる、ランニングにステテコ。なんだか、昭和の風景

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電車が止まったので銭湯に行ってみた。

電車が止まったので銭湯に行ってみた。

 連休前の金曜日、ダイヤが乱れ横浜駅で足止め。駅周辺をうろついて撮った写真。夜のYOKOHAMA。 

駅にも周辺にも人が溢れてた。いつもの焼鳥屋もいっぱい。狸小路の方に行ってみた。店を覗くと、若い娘が「電車難民になった」と笑いながらカウンターに座るところだった。丁度、満席。しょうがない。待つとしよう。この日は、動いてる路線の駅近くの銭湯を探し、ゆっくりと浸かってから帰宅することを思いついた。

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昨日は、電車が止まって全然動かなかった。街には行き場を失った人が溢れた。さあ、どうしよ。突然の閃き、銭湯に行こう。時間も潰れるし、さっぱりする。混んでもいないだろ。正解、風呂上がって駅に着いたら、丁度電車が動き出した。久しぶりの銭湯良いね。巷に少なくなった公衆浴場巡りしてみよかな

80歳。いよいよこれから私の人生 多良久美子著

80歳。いよいよこれから私の人生 多良久美子著

この本は、著者の多良さんと同じ境涯にある重度の知的障がいの息子さんを持つ方から勧められた。

70代を超え、息子さん一筋で生きてきた人生に区切りをつけるために、自分が亡くなったあとも息子さんを応援してくれる人のネットワークをつくろうと奔走している。常にエネルギーに溢れていて楽しい人。人生に悔いを残したくない人でもある。

多良さんを歳のとり方の一つのモデルにしてるらしい。

早速、読んだ。

多良

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50年目のUターン

50年目のUターン

友だちから連絡が来たので会うことにした。ほぼ3年ぶり。話を聞けば、沖縄に帰るという。50年前にパスポートを持って島を出てから。

前々から、活動が整理できたら帰るような話を聞いていたので準備が整ったのだろうと相槌を打ちながら聴いていたら、実家で一人暮らしをしていた弟さんが急に亡くなってしまい、少しだけ時期が早まったと言う。

人生には転機がある。

帰る家は、立ち並ぶリゾートホテルのすぐそばにあり

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新プロジェクトX 約束の春 〜三陸鉄道 復旧への苦闘〜を観た。

新プロジェクトX 約束の春 〜三陸鉄道 復旧への苦闘〜を観た。

母の実家に行くと、その実家の飛び地にある離れの一軒家に泊まることが多かった。夏になれば、蛙が大合唱。秋には虫たちがアンサンブルを奏でており、一人ぽっちで泊まってるときでも、怖さを感じなかった。時折、電車が通るとオーケストラの様相に。ガタンゴトン、ガタンゴトン、キキッー、カシャカシャ、ポッポーなど大音量で
いろんな音が聞こえてる。切なく楽しい音色だった。深夜に貨物列車が通るとロングバージョン、いつま

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ドキュメント72時間 鹿児島空港 旅立ちの春に

ドキュメント72時間 鹿児島空港 旅立ちの春に

毎日、鹿児島空港から全国17箇所に飛行機が飛ぶ。

ターミナルでは、毎日ドラマが起きてる。特に春はね。

鹿児島にお母さんの肉じゃが食べに帰ってきた青年。

仕事帰りの27歳、初めての長期出張は、ちょっと楽し。

神奈川に就職の息子をお見送り。ご主人を亡くし、子どものために頑張った人生のひと区切り。頑張って息子、頑張れ自分。

7つの離島にも毎日30便が飛ぶ。空のネットワークすごいね。日本は広い。

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重度障がい者ホームに立入検査という記事から考えた。

重度障がい者ホームに立入検査という記事から考えた。

運営基準違反の疑いで立入検査が入ったという事実が書かれている。まだ結果は出ていない。インパクトは薄いけれども、昨今のグループホームの問題と兼ね合わせると批判的な印象を受ける。しかしながら記事の狙いがわかりにくい。障がい者のグループホームのあり方に対しての問題提起が狙いなのか。

確かにグループホームの運営は、ホームによってかなり差異があるという感想を私も持っている。もちろんほとんどのホームは居住者

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