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事業開発が専門です。AI DARUMAを運営しています。 https://lit.link/en/aidaruma ・データの可視化 ・DX/ノーコードツールの紹介 ・スモールビジネス・事業開発 について書いております

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固定された記事

三原市のオープンデータをLooker Studioで可視化してみた!

オープンデータの可視化をしようと思うと、BIツールをどうしようか困ります。今回はLooker Studio を使って可視化をしてみましたので共有します。 使ったデータとツール以…

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6か月前
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人口減少する自治体の税収構造とデータセンターの固定資産税を知る!

関連記事はこちらです! ぜひ読んでみてください。 はじめに固定資産税は地域の税収にとって大きな影響があることを前回紹介しました。 一方、地域の人口減少は大きな問…

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1か月前
6

国の考えるDC戦略と地域におけるビジネス展開:総額400億超え!データセンター整備補助金も!

関連記事はこちらです。 地域でデータセンターの建設が続いていますが、この施策自体は国の支援もあります。 今回は国がどのようにデータセンターの地域での建設、特に地…

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1か月前
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データセンターで重要な海底ケーブルはどこに? デジタル田園都市スーパーハイウェイとは?

関連記事はこちらです。 今まで地域でのデータセンターの誘致によるビジネス開発について議論をしてきました。 データセンターの誘致における場所の選定にはいくつかのポ…

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1か月前
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データセンター招致でどんなビジネスが?北九州e-PORT構想から学ぶ

関連記事はこちらです! 前の記事で北九州市のデータセンター招致について、税収面、事業者側面、自治体の側面でそれぞれ解説をしてみました。 2023年に発表されたデータ…

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1か月前
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北九州市のバックアップ構想とデータセンター招致

関連記事はこちらです 今まで北九州のデータセンター投資に着目して、いくらくらいの効果があるか?また投資会社の目線で何を狙っているかを整理してきました。 一方、今…

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1か月前
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北九州市のデータセンターの規模と投資会社(APL社)の考え

関連記事はこちらでご覧ください。 特に基礎自治体にとって、データセンター投資による固定資産税による歳入確保は、自治体運営において多くのメリットがあります。今まで…

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1か月前
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北九州市におけるデータセンターの過去事例:固定資産税収は増えた?

関連記事はこちらでご覧ください。 先日からデータセンターの建設が自治体に与える恩恵について記事にしてきました。印西市や広島県の三原市にも影響がありそうです。 北…

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1か月前
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データセンターでどれくらい税収アップ?印西市と三原市を比較して

関連記事はこちらでご覧ください。 前の記事でデータセンター事業において自治体が収益を上げる主な項目が固定資産税であるということをお伝えしました。 おおよそ全体の…

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1か月前
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データセンターの自治体に対する恩恵はどれくらいか? 市町村における地方税・固定資産税を学ぶ

関連記事はこちらでご覧ください 最近、日本各地で大型のデータセンター投資の話が出ています。 千葉県印西市は以前から有名ですが、 広島県三原市にも大きな投資がされ…

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1か月前
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改良版:Jupyter notebook をgitにcommitするときに、自動的に不要なデータを削除する方法

以下の記事の改良版です 元々の悩み・gitでipynbをcommitするときに余計なログなどを削除したい ・ipynbではなく、pythonファイルも欲しい 解決案:nbstripoutとgitのpre…

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1か月前
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奨学金の利率が上がる!?返済金額はどう変わるのか?

大学生の頃、第2種奨学金(利子付き)を借りていた人もいらっしゃるのではないでしょうか。 日銀の金融政策変更の影響でもしかすると、奨学金の利息も変更されるかもしれ…

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1か月前
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地域おこし協力隊の活用状況は?自治体は活用しなきゃ損!

前回ご紹介した、地域活性化起業人の活用状況に続いて、総務省から令和5年度の地域おこし協力隊の活動状況の報告が上がっていました。 今回はこちらの資料から引用させて…

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1か月前
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地図で読み解くインバウンド地方分散研究を読んでみる(じゃらんリサーチセンターさんの研究)

じゃらんリサーチセンターさんが出されているインバウンドの観光データ分析の報告書がありましたので読んでみます。 インバウンド関連の地域観光活性化や、周遊ルート開発…

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1か月前
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現金?キャッシュレス?地域循環とキャッシュレス活用の課題

都会ではキャッシュレスが進んでいますが、地域に行くと現金での支払いが多いと思います。 利用者からすると、便利で、ポイントも貯まるキャッシュレスが嬉しいですが、地…

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1か月前
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地域活性化起業人の活用状況は?

地方創生制度として総務省が続けている制度があります。これらの活用状況はどうなのでしょうか? 特別交付税措置にて基礎自治体の負担を減らして実施できる制度ですので、…

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1か月前
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三原市のオープンデータをLooker Studioで可視化してみた!

三原市のオープンデータをLooker Studioで可視化してみた!

オープンデータの可視化をしようと思うと、BIツールをどうしようか困ります。今回はLooker Studio を使って可視化をしてみましたので共有します。

使ったデータとツール以下のデータを利用しました。こちらのサイトには、Tableauを使った可視化がされていますが、Tableauは高い(public版は全公開)なので、今後のことも考えてLooker Studioを選択しました。

作成物比較的

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人口減少する自治体の税収構造とデータセンターの固定資産税を知る!

人口減少する自治体の税収構造とデータセンターの固定資産税を知る!

関連記事はこちらです!
ぜひ読んでみてください。

はじめに固定資産税は地域の税収にとって大きな影響があることを前回紹介しました。

一方、地域の人口減少は大きな問題になりつつあり、なぜ固定資産税に着目しているかが、わからないというお声もいただきましたので解説してみたいと思います!

まとめ人口減少社会においては、自治体の財政力アップが重要

人口が減りながらも、安定的に自治体が稼ぐことができる一

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国の考えるDC戦略と地域におけるビジネス展開:総額400億超え!データセンター整備補助金も!

国の考えるDC戦略と地域におけるビジネス展開:総額400億超え!データセンター整備補助金も!

関連記事はこちらです。

地域でデータセンターの建設が続いていますが、この施策自体は国の支援もあります。

今回は国がどのようにデータセンターの地域での建設、特に地方分散を考え、補助金を出しているかについて説明したいと思います。

まとめ国はデジタル社会実現のため、ネットワークの強靱化+セキュリティ懸念もあり国内でのインフラ充実を目指し、アジアのハブとなる

「データは21世紀の石油」と呼ばれ、デ

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データセンターで重要な海底ケーブルはどこに? デジタル田園都市スーパーハイウェイとは?

データセンターで重要な海底ケーブルはどこに? デジタル田園都市スーパーハイウェイとは?

関連記事はこちらです。

今まで地域でのデータセンターの誘致によるビジネス開発について議論をしてきました。

データセンターの誘致における場所の選定にはいくつかのポイントがあり、よく出てくるのが海底ケーブルの立ち上げ場所の近くである、ということです。

ではそもそもどこに海底ケーブルはつながっているのでしょうか?

まとめ海底ケーブルの情報は SubMarine Cable Mapで確認できる

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データセンター招致でどんなビジネスが?北九州e-PORT構想から学ぶ

データセンター招致でどんなビジネスが?北九州e-PORT構想から学ぶ

関連記事はこちらです!

前の記事で北九州市のデータセンター招致について、税収面、事業者側面、自治体の側面でそれぞれ解説をしてみました。

2023年に発表されたデータセンター構想はまだ実施前の段階ですが、どんなビジネスに展開していくか気になります。北九州市は似たような施策で以前から、北九州e-PORT構想を進めており、この成果は公表されています。

今回は、北九州e-PORT構想を参考に、データ

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北九州市のバックアップ構想とデータセンター招致

北九州市のバックアップ構想とデータセンター招致

関連記事はこちらです

今まで北九州のデータセンター投資に着目して、いくらくらいの効果があるか?また投資会社の目線で何を狙っているかを整理してきました。

一方、今回の施策は投資会社が主導したものだったのでしょうか?実は北九州市はバックアップ首都構想の一環でこのような動きをしていたようです。

自治体が自らの地域の強みを整理ししっかりマーケティング・営業活動をした結果とも言えると思います。

今回

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北九州市のデータセンターの規模と投資会社(APL社)の考え

北九州市のデータセンターの規模と投資会社(APL社)の考え

関連記事はこちらでご覧ください。

特に基礎自治体にとって、データセンター投資による固定資産税による歳入確保は、自治体運営において多くのメリットがあります。今まで、基本的な固定資産税の考え方や印西市の事例を紹介してきました。

加えて、2023年にニュースが出ていた北九州市の事例も紹介しています。

今回は、北九州市の事例の続きとして、実際にここへ投資をしているAPL社(アジア・パシフィック・ラン

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北九州市におけるデータセンターの過去事例:固定資産税収は増えた?

北九州市におけるデータセンターの過去事例:固定資産税収は増えた?

関連記事はこちらでご覧ください。

先日からデータセンターの建設が自治体に与える恩恵について記事にしてきました。印西市や広島県の三原市にも影響がありそうです。

北九州市においても2027年ごろに着工する大規模データセンター(1250億円規模)のニュースが出ていました。

この案件については、次の記事に譲るとして、過去にもあった北九州市へのデータセンター投資がどのように固定資産税に影響しているか、

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データセンターでどれくらい税収アップ?印西市と三原市を比較して

データセンターでどれくらい税収アップ?印西市と三原市を比較して

関連記事はこちらでご覧ください。

前の記事でデータセンター事業において自治体が収益を上げる主な項目が固定資産税であるということをお伝えしました。

おおよそ全体の歳入の10%強、市町村税の40%が固定資産税になっています。

今回は、実際に千葉県印西市の事例を紹介して、どんなデータセンターがどんな理由で建てられ、どんな効果が自治体に波及しているかを紹介したいと思います。

簡単なまとめ千葉県印西

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データセンターの自治体に対する恩恵はどれくらいか? 市町村における地方税・固定資産税を学ぶ

データセンターの自治体に対する恩恵はどれくらいか? 市町村における地方税・固定資産税を学ぶ

関連記事はこちらでご覧ください

最近、日本各地で大型のデータセンター投資の話が出ています。

千葉県印西市は以前から有名ですが、

広島県三原市にも大きな投資がされる予定です。

今回の検討内容データセンターによる地域への恩恵を考える上で、まずは、大きな柱である地方税と固定資産税について学んでみたいと思います。
具体的にどれくらいの効果があるかは、別の記事で解説したいと思います。

データセンタ

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改良版:Jupyter notebook をgitにcommitするときに、自動的に不要なデータを削除する方法

改良版:Jupyter notebook をgitにcommitするときに、自動的に不要なデータを削除する方法

以下の記事の改良版です

元々の悩み・gitでipynbをcommitするときに余計なログなどを削除したい
・ipynbではなく、pythonファイルも欲しい

解決案:nbstripoutとgitのpre-commitを使う方法nbstripoutをインストール

pip install nbstripout

pre-commitの作成

gitリポジトリに移動し、.git/hooks/pr

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奨学金の利率が上がる!?返済金額はどう変わるのか?

奨学金の利率が上がる!?返済金額はどう変わるのか?

大学生の頃、第2種奨学金(利子付き)を借りていた人もいらっしゃるのではないでしょうか。

日銀の金融政策変更の影響でもしかすると、奨学金の利息も変更されるかもしれません。以下の記事を参考に返済金額のシミュレーションをしてみたいと思います。

金利は低いですが、20年間での返済になるので複利効果が出てしまいます。注視しながら必要に応じて、早期の返済をしましょう。

以下が参考記事になりますので、ぜひ

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地域おこし協力隊の活用状況は?自治体は活用しなきゃ損!

地域おこし協力隊の活用状況は?自治体は活用しなきゃ損!

前回ご紹介した、地域活性化起業人の活用状況に続いて、総務省から令和5年度の地域おこし協力隊の活動状況の報告が上がっていました。

今回はこちらの資料から引用させていただき、内容を紹介したいと思います。

地域おこし協力隊の制度総務省の施策で、こちらで紹介されています。ここから引用させていただきます。

https://www.soumu.go.jp/main_content/000826128.p

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地図で読み解くインバウンド地方分散研究を読んでみる(じゃらんリサーチセンターさんの研究)

地図で読み解くインバウンド地方分散研究を読んでみる(じゃらんリサーチセンターさんの研究)

じゃらんリサーチセンターさんが出されているインバウンドの観光データ分析の報告書がありましたので読んでみます。

インバウンド関連の地域観光活性化や、周遊ルート開発のヒントになるかと思います。

今回は以下のプレスリリースに添付されていた資料から引用させていただきます。

結論サマリとしては、以下です。

訪日外客数推移まず、訪日外客数推移です。すでにコロナ前を超えています。旅行消費額は5.3兆円規

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現金?キャッシュレス?地域循環とキャッシュレス活用の課題

現金?キャッシュレス?地域循環とキャッシュレス活用の課題

都会ではキャッシュレスが進んでいますが、地域に行くと現金での支払いが多いと思います。

利用者からすると、便利で、ポイントも貯まるキャッシュレスが嬉しいですが、地域経済の視点、特に地域循環から見るとどのように考えるべきなのでしょうか?

個人的には、現金もしっかり活用した方が良いと思っています。その理由について解説してみたいと思います。

キャッシュレスの普及状況まず、キャッシュレスがどれくらい普

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地域活性化起業人の活用状況は?

地域活性化起業人の活用状況は?

地方創生制度として総務省が続けている制度があります。これらの活用状況はどうなのでしょうか?

特別交付税措置にて基礎自治体の負担を減らして実施できる制度ですので、まだ未導入の自治体さんは活用を検討されてみるのが良いと思います!

以前、地域活性化起業人制度のご紹介もしましたので、そちらも見てみてください!

地域活性化起業人制度の現状こちらの資料から引用させていただきます。

制度概要地域活性化起

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