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女の30代、「自分の人生の舵を捨てる」という生き方も楽しいかもしれないという話
女の30代は常に決断の淵に立たされている
結婚するのかしないのか、仕事を続けるのか続けないのか、子供を産むのか産まないのか、いつ産むのか、何人産むのか。
どういう決断をするかで割と人生が変わる。
「大袈裟な」と20代の時は思ってたけど、いざ30代になり決断の淵に立たされると、思っていたより、この取捨選択それぞれの道の先に、違う未来が広がっていると感じた。
自分の人生の舵を自分で取れないのが3
『母は死ねない/河合香織』を読んで浮かんできたこと。
母になるとはどういう事なのか。
結婚したその日に夫婦になるわけではないように、子を産んだその日から母になるわけではない。
人の数だけ母親像があり、不思議と人は皆それが正しいと疑わない。
夫・妻という関係性も親・子という関係性も最初からあるわけではなく、ちょっとずつ糸を紡ぐように作っていくもの。
母も最初から完全無欠な母であるはずはなく、自分の母親像をベースとして、経験や知識で色づけ、形づくっ
『街とその不確かな壁/村上春樹』を読んで浮かんできたこと。
人は喪失感とどう決着していくのか?を問われている気がした。
大事なものを無くしたある時期、私は自分が自分ではない感覚で生きていた。
もしかしたら、その時、私は影だったのかもしれない。
何かを喪失した時、失くしたものとの大事な思い出の中に生きたいと思う。
現実の自分が現実を生きていくのを直視したくない。
失くしたものとの大事な思い出と決着すること、それを心から望む事は、すごく難しい。
大事な存