記事一覧
2024年1月11日(木)
石丸はママチャリでのフードデリバリーの最中に、何かイヤホンで聞くものないかなと思っていた。お笑い芸人のラジオは、昨今の性加害報道も相まって、自身がお笑い側に加担する気持ちになってしまうので意図的に聞くことをやめている。音楽もすぐ好きなバンドを聴きがちでバリエーションの幅が狭い。聞くものがなくなり、退屈しながら中目黒でピックした焼き鳥を2キロ先の五本木の一軒家に運ぶ最中、ふと元キャプテンストライダム
もっとみる2024年1月9日(火)
フードデリバリーの仕事をやり過ぎて足が痛い。あれはママチャリで丸一日やるもんじゃないなと実感する。正直、人がいないときに足を引きずって歩いたりもする。自分がそんな身体の状態のためか、街中で足の悪い人が引きずって歩いたり、杖をついて歩いたりするのが目に入ってきやすくなった。そういう人を見かけた時、人の速度について思うことがある。人はそれぞれの速度で生きている。速い人はめっちゃ速い。遅い人はすごく遅い
もっとみる【カンノ動向】2023年12月26日~2024年1月1日
12月26日(火)~28日(木)
この数日は権力について考える日々だった。まずはナイツ塙さん。M-1終了後に塙さんのやったことを知る。何やってんだよ。めちゃくちゃがっかり。僕はナイツ好きなんだからさ。かなり最悪の気持ち。爆笑の太田さんは「たかがお笑いなんだから」的なことをラジオで言ってたらしいけど、そんなの勝者の高みの見物の意見だからな。このドッキリをされた側は気の毒だよ。これで次審査員降りなかっ
【カンノ動向】2023年12月19日~25日
12月19日(火)
丸一日仕事。その帰りにアップされてたZAZEN BOYSの新曲「永遠少女」を聴く。前作のアルバム「すとーりーず」はMVはなかったから、おそらくZAZEN BOYSとしては15-6年ぶりのMV。疲れも相まってか、聴きながら泣いてしまった。まさか年末に今年のベストが来てしまうとは。
2000何年かのロッキン、向井秀徳アコースティック&エレクトリック「自問自答」内で第二次世界大戦に
【カンノ音文】ノーナリーブスと「邦ロック」に括られるということ③
①と②は下記リンクから。
アジカンは自身の主催フェス『NANO-MUGEN FES.』において洋楽アーティストを多く出演させたり、TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の番組「アジカンLOCKS!」で多くの洋楽を紹介したのは、「洋楽離れが言われている昨今、若いリスナーに洋楽を聴くことを定着させたい」という想いがあったと思うのですが、「邦ロック」を担ったアジカンがそれをやってもあんま
【カンノ動向】2023年12月17日~18日
12月17日(日)
昨晩は酒飲んで早寝。今朝は遅めに起きて昼過ぎから仕事。合間でラジオを聞いたり音楽聴いたり。TBSラジオ『東京ポッド許可局』でマキタスポーツさんが語っていた「人間の発情期に当て込んでポップスが作られてる」話がめちゃくちゃ面白かった。J-POPと性欲について最近はずっと考えていたのでめちゃくちゃ腑に落ちた。いずれ文章にしたい。
あとリップスライムを聴き込んでた。5人時代のリップは
【カンノ音文】ノーナリーブスと「邦ロック」に括られるということ②
①は下記リンクから。
この2000年代の邦ロックを考えるときに大事だと思うのは、「邦ロックバンドのフロントマンはボーカル&ギターでなければならない」という変な先入観があったことです。たまにMONGOL800やLOST IN TIMEのようなボーカル&ベースというフロントマンのバンドもいましたが、基本はボーカル&ギター。前回記した邦ロックバンドのフロントマンはすべてボーカル&ギターを担当しています
ノーナリーブスと「邦ロック」に括られるということ①
僕が最初にNONA REEVESを知ったのは、スペースシャワーTVで2007年頃に放送していた『音知連』という音楽クイズ番組(この番組の画期的だったところは問題に関する雑学を披露すれば別ポイントがもらえる方式で、当時このシステムをパクった地上波クイズ番組をよく見かけたな~)で、クイズの回答者として出演していたボーカル・西寺郷太さんのクイズの強さがすごく印象的でした。で、放送の合間に回答者のミュージ
もっとみる「ストリングスを使うバンドなんて邦ロックじゃない!」~邦ロックとしてのレミオロメン考察~①
また改めて、音楽ブログとしてのnoteを再開したいと思います。続け!この決意!
私が運営する音楽駄話ブログ・SOMEOFTHEMにて、X(旧Twitter)で話題になった「2000年以降の邦ロックベストソング100」について取り上げました。
様々な角度でこのランキングを捉えて語りましたが、今日ここで記したいのは「邦ロックランキングにレミオロメンが入ってこない」ということです。
1990年生ま
YETTO & カンノアキオ「good driver -Summer Damn'23-」を野暮ったいくらい言葉を尽くして説明⑤
前回記事はこちら。
YETTO & カンノアキオ「good driver -Summer Damn'23-」という楽曲で私は64小節ラップしていて、このnoteではそれを16小節ごとに区切って歌詞解説しています。今回は49~64小節箇所。つまりラストですね。これまでご覧いただきありがとうございました。では歌詞を見てみましょう。
配達業をしていて明らかに最近増えてきたのは、「ロクでもない客が増え
YETTO & カンノアキオ「good driver -Summer Damn'23-」を野暮ったいくらい言葉を尽くして説明④
前回記事はこちら。
YETTO & カンノアキオ「good driver -Summer Damn'23-」という楽曲で私は64小節ラップしていて、このnoteではそれを16小節ごとに区切って歌詞解説しています。今回は33~48小節箇所です。では歌詞を見てみましょう。
前半8小節は「運」について。この仕事をやってると、効率よく配達できるできないは結局のところ運がいいか悪いかに尽きるなと思っちゃ
YETTO & カンノアキオ「good driver -Summer Damn’23-」を野暮ったいくらい言葉を尽くして説明③
前回記事はこちら。
YETTO & カンノアキオ「good driver -Summer Damn'23-」という楽曲で私は64小節ラップしていて、このnoteではそれを16小節ごとに区切って歌詞解説しています。今回は17~32小節箇所です。この16小節のテーマとして、配達員で働くことの怒りとか不満とか不甲斐なさ、そしてそれによって自分たちが社会にどう搾取されて…という楽曲の大きいテーマがあった
YETTO & カンノアキオ「good driver -Summer Damn'23-」を野暮ったいくらい言葉を尽くして説明②
前回記事はこちら。
今回からこの楽曲の、私のラップ部分の歌詞に関して記していきたいと思います。ただ64小節あるので、16小節ごとに記すのがバランスが良いかな。なので4回に分けます。長いね~。ぜひ歌詞を見ながらお読みください。では最初の16小節です。
私は杉並~世田谷~渋谷区メインで配達を行っているので、下北沢から三軒茶屋を結ぶ茶沢通りはよく走っているのですが、三軒茶屋の駅に近付けば近付くほど、