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微睡の世界VOL.9 宮藤官九郎さんについて
色んなミュージシャンを発掘してきた僕なのですが、ミュージシャンではない才能も一人見つけているんです。
それは最近ドラマ「不適切にもほどがある」の脚本で大バズりしている宮藤官九郎さんです。
彼との出会いは90年代の頭頃、下北沢界隈で小劇団ブームというのが起こり、色々観に行っていました。
その中で大人計画というのが面白いという噂を聞き、下北沢小劇場に93年2月「セックス・キングダムという舞台を見て「
微睡の世界VOL.8 寺嶋由芙デビュー10周年に寄せて
遅くなりましたが、寺嶋由芙ちゃんがソロ・デビュー10周年おめでとうございます。
僕が関わっていない曲もいくつかあるのですが、ほぼ全曲デビューからプロデュースしてきました。
個人的にも一人のアーティストを10年間関わっって来たというのは他にないです。
10年というのはなかなかの時間だと思います。
ちなみに2014年のTIF 出演者です
http://www.idolfes.com/2014/l
微睡の世界VOL.7 ザゼン・ボーイズの「らんど」について
ザゼン・ボーイズのニュー・アルバムが12年ぶりにリリースされましたね。解散や活動休止を経て10年以上リリースが空くケースはスティーリー・ダンとかありますがライブ活動は止まらずやっていて、これだけの期間リリースがないというのが世界的にもないと思います。
待った甲斐があったというか、これは日本のロックの大傑作アルバムだと思いました。
向井秀徳君と初めて会ったのは1998年1月、今は無き溜池の東芝E
2023年に観た映画について
2023年に劇場で観た映画は141作品でした。
そのうち複数回見た(ガーディアンズ・オブ・ギャクシー、バービー、怪物、君はどう生きるか、市子、キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン、イコライザーは複数回見たと思うので160回は観たと思います)その中で印象に残った作品を部門別のまとめてみました。
身につまされる部門
「バービー」
最高すぎて4回見ました。男性は後半の女性に知識をひけらかそうとする所
まどろみの世界VOL.6「ミュージシャンと俳優の兼業アーティストについて」
日本はミュージシャンと役者の兼業でどちらも素晴らしいアーティストが以前よりも増えていると感じます。
今その代表といえばまずは星野源でしょう。他にもピエール瀧、福山雅治、銀杏ボーイズ、峯田和伸 DISH//北村匠海 R IZE、金子ノブアキ SAKEROCK,浜野謙太、MIYABIなどが思い当たります
他には怒髪天,益子慎二 元ブランキー・ジェット・シティ、中村達也、ウルフルズ、トータス松本、R
EMI Legacyについて
東芝EMIの隠れた名盤のアナログ再発の監修をしてくれないかと古巣のユニバーサル・ミュージックからありがたい事に依頼されて,
7月頃から色々動いていたのですが11月29日無事に5タイトルが発売になりました。
発売に至るまでの経緯などを書いてみたいと思います
内容はこちらをご覧ください
https://tower.jp/article/feature_item/2023/08/11/0707
まどろみの世界VOL.3(音楽映画のリアリティ・ラインについて)
映画でリアリティ・ライン(以下RL)という用語があります。高ければ現実に近く、低ければ非現実になるという物です。
映画というのは所詮は作り話しなのである程度の嘘はないとエンタメにならないというのはあります。
例えばスターウォーズとかの宇宙での空中戦は宇宙は真空なので音はしないです。
でも、無音の宇宙の戦いは上がらないですよね
特にSF映画はリアリティ・ラインが低いです。
例えば、あんなに科学が発達