記事一覧
VISUAL Identity ~企業のロゴに込められた想い~
普段何気なく目にするロゴ。それは、企業が持つ理念や志、姿勢などを集約し、シンボルとして視覚化したものです。 これまで手がけた、企業の「顔」ともいうべきシンボルマークやロゴタイプについて、その由来を中心に、コンセプトや開発経緯などをご紹介します。
※本記事内容は、ideanote vol.71(2013年5月発行)からvol.93(2015年6月発行)に掲載したものです。
1.東武鉄道株式会社様
インターナル・ブランディング ~社内コミュニケーションの問題点と実践方法~
■ インターナル・ブランディングの重要性
ブランディング活動を進める際は、企業としてのあるべき姿を定義することから始めます。企業としてどうありたいか、つまり理想像を明確にして、日々の活動に具現化させます。そのためには従業員に自分たちのあるべき姿をしっかり伝え、理解・共有してもらうことが大切です。従業員がどうあるべきか自覚するからこそ日々の行動に反映することができるようになります。だからこそ、まずは
企業ブランドにとって大敵となる「ズレ」とは?
強いブランドは、あるべき姿が明確です。それがはっきりしていないと、さまざまなズレや問題が生じます。
お客様が期待している価値と企業が提供するサービスがズレていたら、その会社が選ばれづらいことは想像に難しくありません。
ただ「ズレ」については、お客様と企業の間だけでなく、実は企業のなかにも結構あるものです。社員の仕事ぶりや価値観がバラバラでは、その会社はお客様に信用されなくなります。
今回は企業の
企業にとってブランディングが必要になる6つのタイミング
ブランディングでやるべきことは、「BRAND」と「ING」の2つの要素に分けて考えるとわかりやすいという説明を以前しました。
BRANDは「あるべき姿を規定してカタチにする」、つまり自分たちの会社は何をめざしているのかを明確に定義し、それを言葉やデザインでカタチにするというアイデンティティ開発。INGでは、「あるべき姿をあらゆる活動を通じて、伝え、浸透させる」コミュニケーション活動と言えます。
「ブランディング」とは何か? BRANDとINGに分けて考えるとわかりやすい
ブランディングというと、セルフブランディングといった自分を目立たせる「売り込み」のような文脈で語られたり、ロゴのような「デザイン」中心に語られたりと、その定義は実にさまざまで、その本質を捉えきれていないような気がします。
ここでは「ブランディング」について、私の考える定義をできる限りわかりやすく解説したいと思います。
結論からいうと、ブランディングとは、「モノ」から「ブランド」へ、企業や商品をブ
いまさら聞けない!? 「ブランド」っていったい何なのか?
「ブラント」とは何か? 「ブランド」という言葉は、今ではいろいろなところで聞かれるようになりました。とはいえ、その言葉の定義は実にさまざまです。企業経営にとって重要な「ブランド」を、できるかぎりわかりやすく定義してみたいと思います。
ブランドの定義ブランドとは何かについて、あらためて考えてみましょう。「ブランド」の語源は諸説ありますが、一般的には、焼印を押す意味の「burned」(古期スカンジナ
コーポレートメッセージをつくる、3つのステップ
なぜ、コーポレートメッセージが必要か?企業が自分自身のアイデンティティを伝えるために発する言葉。つまり企業にとって自社ブランドのキーとなるメッセージ、いわゆるコーポレートメッセージ(コーポレートスローガン、タグラインともいう)を的確に表現し伝えていくことは、ステークホルダーに自社の姿をきちんと理解してもらうためにも、競合との違いを 明確にアピールするためにも重要であるといえます。それだけでなく、「
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