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第12章 疑似と本番
「あぁ、ヤリてぇな」
10代~20代の頃
呼吸するように
男友達はボヤいてた。
お金はなくて、
でも性欲はあって。
かといって
彼女もいなければ
好きな子もいない。
やわらかな感触
スベスベの肌
いい香り
キュッと引き締まったウエスト
プリっとしたおしり
見えそうで見えない服装
想像しただけで、女性の私も
「あぁちょっとだけ、触れてみたいな」って
思うのに、男性の本心は倍以上だ
第11章 男性の心のスキマ
私には父親がいないからか、
理想とする男性像やイメージが膨らみ
王子様化していた時期がある。
恋に恋して、
愛というものに憧れ、
求められることで、それを愛と勘違いをしてきた。
いくら待っても白馬の王子様なんて
やってこないし、
憧れ抱く思春期には
魔物がいた。
私の横を通り過ぎていった男たちは
私に何かしらのメッセージを置いていった。
男とは、理性を失くすことがある、
男とは、時に弱く