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『統合失調症、躁鬱病が僕の生きる武器に変わった』退職後、待っていたのは希死念慮

こんにちは、あまたつです!
躁鬱病と発達障害を抱えて働いていましたが、鬱が悪化したりストレスが溜まり働けなくなり退職することになりました。

通っていた就労移行支援事業所に戻り療養生活をしていました。

会社を辞めてからすぐにパートで働くつもりでしたが鬱がまだ残っており、就労移行支援事業所に通える程度でパートをやるには厳しかったです。

秋頃、療養生活を過ごしていましたが、次第に「死にたい」という気持ちが出てきます。

最初は軽度の鬱かなーと思い焼肉を食べたりして回復させていました。

不思議な感覚なんですが「死にたい」と頭では思っているんですが自分の意志では「死にたくない」「生きたい」という気持ちが強かったため自殺を考えたりはしなかったです。

「死にたい」というのは自分の意志ではなく、脳がバグってるのかって思っていました。ただ放置していたら後々大変なことになりました。

働いていた期間も雇用保険の適用期間じゃなく辞めてもお金は出ずにいたのが問題でした。さらにパートで働けず貯金を切り崩す生活に不安感に襲われ鬱が悪化してしまいました。

助成金を調べるために社会福祉協議会に行ったら、「対応する助成金はないですし持ち家の実家暮らしなので名古屋に引っ越して生活保護を所得するかどうかですね」と言われました。

当時は生活保護を妙に重く考えすぎていましたし、実家から引っ越して一人暮らしも考えられなかったので体調を戻すことを専念することにしました。

ハローワークに所属する臨床心理士さんに「鬱を治したいなら毎日2時間歩きなさい!」と言われてしまい真面目な僕は寒くなってきた街をひたすら2時間歩いていました。

これは修行や!と思いながら毎日歩いていました。

本格的に冬になり外に出るのも辛い中、2時間歩こうとしていましたが心が拒絶反応を起こし鬱を結果として悪化させてしまいました。

そして頓服を新しくもらいましたが、なぜか胸騒ぎがしました。

「この薬は飲みたくない。飲んだらいけない気がする」 

夜に通ってる病院に電話し渡された薬を飲んでいいか聞いてしまうほど新しい頓服に拒絶感がありました。結局飲んでみたらやはり体調が更にダウンしてしまいます。

さらに頭の回転が高速になり、思考をまとめようとノートに書いてもぐじゃぐじゃになるだけ。統合失調症の初期症状だったかもしれません。

カウンセリングも受けましたがあまり効果はありませんでした。

1月のある日、起きたら就活時代に体験した自殺衝動の感覚に襲われました。電車に乗って病院に行きたくても、駅のホームで投身自殺が頭をよぎりました。

「これはやばい」

友人に朝電話したら、友人の父が病院まで送ってくれるみたいでした。

無事に病院に着きますが、待ち時間に自殺衝動が強くなります。受付の職員に「自殺しそうなんですけど!!」と伝えると、診察室に移動され医師を待っていました。 

舌を噛んで自殺しないようにタオルを口に入れ防がなくてはいけないレベルに深刻でした。

主治医が来て別の精神安定剤をもらうと落ち着きました。医師から「今は隔離病棟しか空いてないけど入院しますか?」と言われ、「はい!」と答えました。

一週間ぐらいで退院できるだろうと思い家族や恋人にはラインで「入院してくるねー」と気軽に送りました。

このときの僕は入院生活がどれだけ大変か想像もしてなかったです。

次回は入院生活と統合失調症の発症について書いていきます。

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