かけみずさん

とりあえず母方の旧姓で出ています。1969年生まれ。金狼、もとい勤労主婦です。クリエイ…

かけみずさん

とりあえず母方の旧姓で出ています。1969年生まれ。金狼、もとい勤労主婦です。クリエイティブな職種のはず。出産・結婚は回数が多くてすみません。随所のpicはiPhoneで撮影した風景や持ち物を。

マガジン

  • 風向き日誌

    過ぎた日を遡ったり、 今日のフレッシュな出来事を綴ってみたり、 どちら向きに風が吹くかわからない 日記のようなエッセイのようなものです。

  • 余韻の音色

    読み切りのストーリーを置いております。 読んでいただくと嬉しいですが、下書きの状態ですので、ゆくゆくは別の場所に移動するかもです。苦笑

  • あのころ、自転車に乗って。

    私小説です。土佐弁の表現があります。

  • かけみずさんの手帳

    レイアウトも特に、、、絵心も特に、、、 そんな手帳の中身を公開する勇気だけ誉めてください。

記事一覧

固定された記事

三日夜の餅の話。

むかしの日本。 まだ平安の時代・・・くらいかな? 結婚の形式が自由なころ。 性に大らかな時代と言うべきか。 通い婚が主流で、 女性の部屋に、俗にいう「夜這い」的な感…

9

最も「値段なり」な買い物と学習する。

不動産にお得なものはない。 って思っています。 シビアにお値段なりなのが、 土地とか建物なのだと考えております。 って真面目な初っ端。苦笑 現在の生活圏が 日本…

突然ですが、家を建てることになりました。

ここではお久しぶりですが、 紆余曲折がありまして、、、 家を買うことになりました。 …って、端折りすぎ。笑 もちろん土地持ちではないので 土地からです。 実は今年の…

2

都会での研修終わりの特急列車。
北へ向かう夜の車窓に映るわたしは、
自分が思うよりずっと仕事がデキル女に見える。

とほほのほ。

3

ソメイヨシノ 【 #熟成下書き 】

内容が初っ端からエロに傾き過ぎて、置き場に困って下書きに保存されたまま。笑 加筆しようと思いつつ、方向がエロから本線へ戻せず、、、とりあえずは、この後をどうか妄…

3

めざめ。

秋風が冷たくなると 赤くなるほっぺを消したくて。 初めて、意識してお化粧をした時の記憶など。。。 瑞々しい若い肌に 母のファンデーションをこっそりと塗ってみたら、…

2

只今、転職活動中につき、
更新が頓挫しております。
ついでに、今月の簿記検定受験のため
もうしばらく間が空きます。。。

という #お知らせ でした。<(_ _)>

+7

2019年の手帳支度。

4

ヤナギさんを見送る。

「ヤナギさんの呼吸が止まっているようです。」 お義母さんからのメールに旦那さんが気づいたのは、夕方6時過ぎのことでした。 2人で旦那さんの実家に急ぎ、今にも動き出…

7

ヤナギさんのこと。

ヤナギさんは、元は旦那さんの猫。 今は旦那さんの実家で世話をしてもらっている。 現在18歳(人間だったら90歳くらい?)の アメリカンショートヘアとスコテッシュフォール…

4

徐行運転が必要な理由。

そういうことニャのです。 #猫 #自筆 #万年筆 #手書き #エッセイ

2

大切な人への手紙。

手紙を書くのは、どれくらいぶりでしょう。 心の中の時間の流れを伝える術(すべ)に 0と1の配列を使いたくなくて 自筆で書きました。 心の中身と頭の中身を どうにか言…

2

陽炎の道、14歳の別れ。(前編)

私は、立ちこぎで自転車のペダルを踏みしめていた。 6月23日。 土曜日の教室で、ふいに担任に呼び出された。 休み時間の廊下には何人か生徒がいたけれど、 そんなことに気…

5

樹のもとに綴る

こういうことを きちんと出来るひとになりたくて、 もう何年も前から 一番目につくところに貼り付けていましたが、 急に全部は無理だなと気付いて 1つずつ忘れるようにし…

たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

人生で、引っ越ししたことはあっても、 普通はそんなに回数数える程じゃないと思う。 ・・・タイトルの通り、 私はそうではなかった。 ちなみに、私の父は人生で3回(3軒…

4

キツネが走る夜。

注)トイレの手洗いに潜んでるのは猫です。笑 まだ小さくて拾ったばかりの時のラテ。 さて、、、 このご時世に、旦那さんは煙草を吸う。 別に無理してやめなくてもいいと…

2
三日夜の餅の話。

三日夜の餅の話。

むかしの日本。
まだ平安の時代・・・くらいかな?
結婚の形式が自由なころ。
性に大らかな時代と言うべきか。

通い婚が主流で、
女性の部屋に、俗にいう「夜這い」的な感じで
男性が訪れ逢瀬を結ぶ時代がありました。

念のため、
ソレに至るまでの手続き的な暗黙の過程というものがあり、
当人同士の気持ちはもちろんのこと、
女性側のお付きの者や家族が逢瀬の可否を判断し、
知っても知らんぷりする辺りが、

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最も「値段なり」な買い物と学習する。

最も「値段なり」な買い物と学習する。



不動産にお得なものはない。
って思っています。

シビアにお値段なりなのが、
土地とか建物なのだと考えております。

って真面目な初っ端。苦笑

現在の生活圏が
日本でも有数の軟弱地盤の地域
なのでして、
便利の良いまちなかは、ハザードマップ的に水害のリスクがほとんどあり、土砂崩れのリスクのある住宅地も多いのです。
そして多少便利だから、田舎なのに、田舎なのに、もう一度念のために書き足しますと

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突然ですが、家を建てることになりました。

突然ですが、家を建てることになりました。

ここではお久しぶりですが、
紆余曲折がありまして、、、
家を買うことになりました。
…って、端折りすぎ。笑

もちろん土地持ちではないので
土地からです。

実は今年の立春から、
中古住宅を購入してリノベしようと
不動産屋さんにいろいろ相談させてもらっていました。

私たち夫婦にちょうど良い大きさの
平屋の中古がありまして、
リノベの計画が進んでいたのですが、
どうしても妥協できない根本的な問題が

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都会での研修終わりの特急列車。
北へ向かう夜の車窓に映るわたしは、
自分が思うよりずっと仕事がデキル女に見える。

とほほのほ。

ソメイヨシノ 【 #熟成下書き 】

ソメイヨシノ 【 #熟成下書き 】

内容が初っ端からエロに傾き過ぎて、置き場に困って下書きに保存されたまま。笑
加筆しようと思いつつ、方向がエロから本線へ戻せず、、、とりあえずは、この後をどうか妄想して楽しんでくださいませ。苦笑

「沙知との思い出をいっぱい作りたいんだ。」

少し間を置いた後、微かに煙草の香りがする指で私の頬に軽く触れると、滑り落ちるように肩を抱き寄せ、唇の感触を確かめるようにゆっくりと唇を重ねていく。
私はその魔

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めざめ。

めざめ。

秋風が冷たくなると
赤くなるほっぺを消したくて。

初めて、意識してお化粧をした時の記憶など。。。

瑞々しい若い肌に
母のファンデーションをこっそりと塗ってみたら、
鏡の中の私がお人形さんのように見えて
ハッとする瞬間があった。

小学校高学年の頃の生意気な私は、
ファンデーションだけでなく
口紅も塗ってみた。

子どもではあるが、
小さな子供がやる塗り絵のようなものではなく、
自分自身が美

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只今、転職活動中につき、
更新が頓挫しております。
ついでに、今月の簿記検定受験のため
もうしばらく間が空きます。。。

という #お知らせ でした。<(_ _)>

ヤナギさんを見送る。

ヤナギさんを見送る。

「ヤナギさんの呼吸が止まっているようです。」
お義母さんからのメールに旦那さんが気づいたのは、夕方6時過ぎのことでした。

2人で旦那さんの実家に急ぎ、今にも動き出しそうなヤナギさんの身体に触れました。
手足はもちろんのこと、胸元もお顔も額も
一瞬びっくりして手を引いてしまうくらいに冷え切っており、
息を引き取っていることは明らかでした。

夕方4時半頃に夕食の支度をしていたお義母さんが見た時は、

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ヤナギさんのこと。

ヤナギさんのこと。

ヤナギさんは、元は旦那さんの猫。
今は旦那さんの実家で世話をしてもらっている。
現在18歳(人間だったら90歳くらい?)の
アメリカンショートヘアとスコテッシュフォールドのミックス猫の女の子。

旦那さんが21歳くらいの時
たまたま知人の家で猫の出産に居合わせて、
その時に生まれた4匹のうちの1匹を譲り受け、
しばらくの間は東京のマンションで1人と1匹で暮らしていた。

その後、旦那さんの実家に一

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大切な人への手紙。

大切な人への手紙。

手紙を書くのは、どれくらいぶりでしょう。

心の中の時間の流れを伝える術(すべ)に
0と1の配列を使いたくなくて
自筆で書きました。

心の中身と頭の中身を
どうにか言葉に置き換えようとするけれど
ピッタリな言葉が見つからなくて
結局ありきたりな言葉しか出てこなくて
かなり凹んでしまいました。

大切なことを
大切だと書くのは簡単で、
しかし、
大切なことを
どれくらい大切なのか
どのように大切な

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陽炎の道、14歳の別れ。(前編)

陽炎の道、14歳の別れ。(前編)

私は、立ちこぎで自転車のペダルを踏みしめていた。

6月23日。
土曜日の教室で、ふいに担任に呼び出された。
休み時間の廊下には何人か生徒がいたけれど、
そんなことに気を配っているような内容ではなかったのだ。

「後藤、落ち着いて聞いてよ。
いま、お家から電話があってね、お母さんが危篤という連絡が来たき、すぐ病院へ行きなさい。」
聞き慣れた声で告げられた言葉の意味がわかるまで、私は担任の目がなぜ赤

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樹のもとに綴る

樹のもとに綴る

こういうことを
きちんと出来るひとになりたくて、
もう何年も前から
一番目につくところに貼り付けていましたが、
急に全部は無理だなと気付いて
1つずつ忘れるようにしています。

忘れなきゃ。
そう思うようにしていると逆に気になって、
出来ないことと出来ることが
自分で見えて来ちゃったりします。

ちなみに、
一番に難しい項目は最後の1行なのです。
感情を抑えるというよりも、
受け入れるしな

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たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

人生で、引っ越ししたことはあっても、
普通はそんなに回数数える程じゃないと思う。

・・・タイトルの通り、
私はそうではなかった。

ちなみに、私の父は人生で3回(3軒)家を建てている。(爆)

もしかして、血筋ぃ???
いや、それとはまた違う。

回数が膨らんだのは、
当時の連れ合いの社宅暮らしがひどかったせい。(絶対)

ほぼ1キロ圏内で、8年の間に
3回社宅が移動になったのだ。

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キツネが走る夜。

キツネが走る夜。

注)トイレの手洗いに潜んでるのは猫です。笑
まだ小さくて拾ったばかりの時のラテ。

さて、、、
このご時世に、旦那さんは煙草を吸う。

別に無理してやめなくてもいいと思っているけれど、少し気難しいオーナーさんからお借りした賃貸一軒家な住まいなので、煙草は二階のベランダでお楽しみいただいております。

寒い夜や雨の日でも外で煙草を吸う後ろ姿は、
けなげささえも感じます。笑

このところ夜も少し寒さが

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