石原達哉

組織開発コンサルタント(人と組織の観点から経営を支援します)。リクルートに18年在籍。…

石原達哉

組織開発コンサルタント(人と組織の観点から経営を支援します)。リクルートに18年在籍。採用・教育研修など約3000社の組織開発に携わる。代理店で執行役員を経験。研修、グループコーチング、 PDCA会議支援等で”もっと仕事を面白く””より居心地の良い職場環境に!”を支援しています。

記事一覧

チャンスにワクワクできること

「ココイチ」のフランチャイズ店で働く22歳のアルバイトが社長に抜擢(ばってき)されたと言うニュースを見ました。 高校1年生の15歳の時からアルバイトを始めて、7年目の…

石原達哉
2週間前
1

母の1周忌

昨日は母の1周忌でした。 ゴールデンウィーク後半戦の初日、高速道路の渋滞の中、母の兄弟集まってくれました。 住職から1周忌の意味ついてのお話がありました。 1周忌…

石原達哉
2週間前

もっと楽に習慣にできるかも、、、

本日も、本の感想を記します。 エフォートレス思考 -努力を最小化して最大の成果を得る かんき出版 グレッグ・マキューン著 面白い本でした。 "努力は必ず報われる"…

石原達哉
2週間前
3

対話会(ワークショップ)を行いました。

先週、地方の100名程度の規模の某メーカーで幹部社員を集めたワークショップ(対話会)を行いました。この会社は近々、現工場長が社長になりますが、工場長がきちんと組織を…

石原達哉
3週間前
1

傾聴とは、、、できているつもりでした。

本日も本の書評を書きます。 書評と言うよりも、読んで、気がついたことを書くつもりです。 「すごい傾聴 」 ダイヤモンド社  小倉広 著者の小倉広 氏はリクルートの…

石原達哉
3週間前
5

返報性の法則

先日、ある本を読みました。 その中で、返報性の法則についての記述がありました。 返報性の法則については、知っているつもりでしたし、使いこなせていると思っておりま…

石原達哉
4週間前

お客様は、商品サービスが欲しくて買っていない。

本日私は、2-3月に全社員研修を担当させていただいた会社の社長に研修報告会という名目でお時間をいただきました。 その席で、私は堂々と次の提案に向けたお話(ある意味、…

石原達哉
4週間前

従順にルールに従うことの功罪

先日、大阪出張で面白い光景をみました。 新幹線の改札を出てすぐの地下鉄に向かうエスカレーターです。 下りには左側に人が並び、右列が空いていました。(東京スタイル)…

石原達哉
1か月前

コミュニケーションは基本ズレるのが当たり前(その3)

本日も、"コミュニケーションは基本伝わらない。だから如何にズレを少なくするかが大事"というテーマで書きます。本日はその最終回になります。 私たち人間は情報を削除し…

石原達哉
1か月前

コミュニケーションはズレるのが当たり前(その2)

昨日から上記のタイトルについてお話しをしています。 昨日は、何故、コミュニケーションはズレるのか、その理由について説明をしました。 簡単にまとめると、、、 人は…

石原達哉
1か月前

コミュニケーションはズレるのが当たり前(その1)

4月は新人研修のラッシュです。 私がいつも新人さんに伝えるメッセージの一つに「コミュニケーションは基本ズレるのが当たり前。だから確認が必要」という話があります。 …

石原達哉
1か月前

マネージャー研修をやりたいそうです!

先日、パートナー企業の営業マンから、上記の問い合わせをいただきました。 このような相談を受けた時、私は必ず以下の確認を取ります。 お客様はなぜマネージャー研修が…

石原達哉
1か月前

教えても教えても良くならない。どうしたら良い??

今、困っていることがあります。 クライアントさんの営業メンバーの教育(主にロープレ)をしていますが、何度やっても良くならずに悩んでいます。繰り返すたびに改悪の方向…

石原達哉
1か月前

新年度の始まりです

私は1浪をしています。 4月1日になると毎年思い出します。 もう41年前の事です。 満開の桜の木の下を、ピカピカの一生が体に不釣り合いな大きなランドセルを背負い、お…

石原達哉
1か月前

コンプラの教育は〇〇とセットでないと意味がありません。

昨日、75名のそうそうたる方々が集まる勉強会に参加しました。 "組織としてプレイングマネージャーを支援する方法を考えるプロジェクト"の勉強会です。 昨日は、プロジェ…

石原達哉
1か月前

私、人のタイプ分類は好きではないのですが...。

人は人をタイプ分けするのが好きですよね。 血液型による分類。 少し前には、動物占いが流行りました。 他にもMBTIとか、エニアグラムとか、交流分析とか、、、。 古くに…

石原達哉
1か月前

チャンスにワクワクできること

「ココイチ」のフランチャイズ店で働く22歳のアルバイトが社長に抜擢(ばってき)されたと言うニュースを見ました。

高校1年生の15歳の時からアルバイトを始めて、7年目の抜擢です。

本人の お店での映像がありました。

大きな声 で堂々としています。 とても 自然で気持ちの良い 笑顔 です。

それもそのはず、 なんと彼女は、19歳の時に全国のココイチで当時15人しかいなかった「接客のスペシャリス

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母の1周忌

昨日は母の1周忌でした。

ゴールデンウィーク後半戦の初日、高速道路の渋滞の中、母の兄弟集まってくれました。

住職から1周忌の意味ついてのお話がありました。

1周忌とは、命の尊さについて、あらためて考えること。

そして、無常、即ち万物の変化を真正面から受け止め、その変化の中でいかに精一杯生きていくか?
皆さんのその姿やその笑顔を、天にから見ている仏様に見せること、これが何よりもの供養になると

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もっと楽に習慣にできるかも、、、

本日も、本の感想を記します。

エフォートレス思考

-努力を最小化して最大の成果を得る

かんき出版 グレッグ・マキューン著

面白い本でした。

"努力は必ず報われる"、"努力は嘘をつかない"

私は、上記の言葉は好きですし、大切な教えがあると考えています。

しかし、この本に書かれているのは、根性で頑張り続けるのではなく、頑張りすぎてはいけない!頑張り過ぎると成果から遠くなる。寧ろ、成果を

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対話会(ワークショップ)を行いました。

先週、地方の100名程度の規模の某メーカーで幹部社員を集めたワークショップ(対話会)を行いました。この会社は近々、現工場長が社長になりますが、工場長がきちんと組織を作りたいとの事での施策でした。

参加者は、現工場長とそれぞれの部門を率いる部門長・部長さんたち。間違いなく会社の中核メンバーの方々なのですが、何とこのメンバーで集まるのは今回が初との事でした。

冒頭で私から質問をしました。

「今、

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傾聴とは、、、できているつもりでした。

本日も本の書評を書きます。

書評と言うよりも、読んで、気がついたことを書くつもりです。

「すごい傾聴 」 ダイヤモンド社  小倉広

著者の小倉広 氏はリクルートの同期ですが、一緒に働いた事はなく、面識はありません。何せバブル前の最盛期で、私の同期は1000人おりますので。

彼はリクルートを辞めた後、研修講師として活躍されており、著者としても数十冊の本を書いてベストセラー作家となっております

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返報性の法則

先日、ある本を読みました。

その中で、返報性の法則についての記述がありました。

返報性の法則については、知っているつもりでしたし、使いこなせていると思っておりました。

しかし、その考えは甘かった事に気づきました。

私は、相手の為に相手が喜ぶ事を、相手より先にしてあげれば、やがて自分に返ってくるというプラスの面しかみておりませんでした。

しかし、その本の中には、敵意の返報性があると書いてあ

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お客様は、商品サービスが欲しくて買っていない。

本日私は、2-3月に全社員研修を担当させていただいた会社の社長に研修報告会という名目でお時間をいただきました。

その席で、私は堂々と次の提案に向けたお話(ある意味、次の営業の為のヒヤリング)をさせていただきました。

社長に"研修のご報告会"という名目でお時間をいただいたにも関わらず、次回の営業(提案)の為のヒヤリングをしたと聞いて、大丈夫なのですか?それは嘘つき行為になったり、失礼になったりし

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従順にルールに従うことの功罪

先日、大阪出張で面白い光景をみました。

新幹線の改札を出てすぐの地下鉄に向かうエスカレーターです。

下りには左側に人が並び、右列が空いていました。(東京スタイル)

しかし、上りには右側に人がならび左列が空いてました。(大阪スタイル)

新幹線から降りたばかりの人は、いつも通りに左側に並ぶけど、大阪から帰る人はすっかり大阪ルールになっているという図です。その先の地下鉄のエスカレーターでは、上り

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コミュニケーションは基本ズレるのが当たり前(その3)

本日も、"コミュニケーションは基本伝わらない。だから如何にズレを少なくするかが大事"というテーマで書きます。本日はその最終回になります。

私たち人間は情報を削除します。そして、情報を歪曲します。

現代において、私たちの周りにある情報は、1秒間に200万ビットあるそうです。しかし、人間の脳が処理できる情報量は、1秒間にたったの134ビットとのこと。すなわち私たちは0.0067%だけの情報を切り取

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コミュニケーションはズレるのが当たり前(その2)

昨日から上記のタイトルについてお話しをしています。

昨日は、何故、コミュニケーションはズレるのか、その理由について説明をしました。

簡単にまとめると、、、

人は、それぞれ独自のフィルターを持っていて、そのフィルターを通して世の中を見ています。
だから同じ時間、同じ場所にいたとしても、それぞれが異る世界を見ている
という事をお伝えしました。

その1はこちらから👇
https://note.

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コミュニケーションはズレるのが当たり前(その1)

4月は新人研修のラッシュです。

私がいつも新人さんに伝えるメッセージの一つに「コミュニケーションは基本ズレるのが当たり前。だから確認が必要」という話があります。

では何故、コミュニケーションは基本ズレるのが当たり前なのでしょう??

今日は、その理由について話をします。

私たちは、人それぞれいろいろなフィルターを持っています。
そして、そのフィルターを通して世の中を見ています。

即ち、人に

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マネージャー研修をやりたいそうです!

先日、パートナー企業の営業マンから、上記の問い合わせをいただきました。

このような相談を受けた時、私は必ず以下の確認を取ります。

お客様はなぜマネージャー研修が必要だと考えたのか?

この部分をお客様に確認せず私に相談をいただいた場合には、可能であればリモートでも良いので、お客様と直接お話をさせて貰えないか?というお願いをします。

なぜならば、研修は手段であって、目的では無いからです。もう少

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教えても教えても良くならない。どうしたら良い??

今、困っていることがあります。

クライアントさんの営業メンバーの教育(主にロープレ)をしていますが、何度やっても良くならずに悩んでいます。繰り返すたびに改悪の方向に進んでいるようにすら感じています。

(契約上、直接対面で指導をするのではなく、ロープレを動画で撮影してもらい、その動画をみて、アドバイスをするという関わり方をしています。それが故の歯痒さ、難しさを痛感しています。)

本日は、私自身

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新年度の始まりです

私は1浪をしています。

4月1日になると毎年思い出します。

もう41年前の事です。

満開の桜の木の下を、ピカピカの一生が体に不釣り合いな大きなランドセルを背負い、お母さんに手を引かれ、学校に歩いて行く姿が見えました。『そうなんだよなぁ。自分とは関係なしに、世の中は回っているんだなぁ』を痛感しました。

現役で受かった高校の友人は、皆、今年から〇〇大学の1年生です。
しかし、私はその肩書きを手

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コンプラの教育は〇〇とセットでないと意味がありません。

昨日、75名のそうそうたる方々が集まる勉強会に参加しました。

"組織としてプレイングマネージャーを支援する方法を考えるプロジェクト"の勉強会です。

昨日は、プロジェクトマネジメントの世界標準であるPMBOK(ビンボック)の第7版についてのレクチャーがありました。

こちらの内容でも面白いお話が幾つか聞けましたので、機会を改めて投稿したいと思います。

今日は、この勉強会の中の最後にコンプラの話

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私、人のタイプ分類は好きではないのですが...。

人は人をタイプ分けするのが好きですよね。

血液型による分類。
少し前には、動物占いが流行りました。
他にもMBTIとか、エニアグラムとか、交流分析とか、、、。
古くには、ギリシャ時代のヒポクラテスが人の気質を4つに分類していたとか…。

会話を弾ませるテーマとしてはありだと思いますが、私は基本的に人のタイプ分けは好きではありません。あくまでも好き嫌いの話をしています。嫌いというより、それになるべ

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