マガジンのカバー画像

くらしのともしび

78
病とともに生きること
運営しているクリエイター

記事一覧

困ったら頼ること

困ったら頼ること

じぶんではできないことを

代わりにしてもらうために

お役所のひとがおうちまで

ききとりに来てくれました

こまったときはお手伝いを

お願いできるようになって

ときに助けてもらいながら

くらしていけますように🪴

***

大学病院のお花のみなさん
今日もお出迎えありがとう



先生が病棟によばれていて
診察時間おくれていたけど

お薬だけもらってかえるの
なんだかつまらない?から

先生がもどられるの待って
診察をうけてかえりました



会っておはなしして笑って
先生和みの時間ありがとう

痛みのさきを見て

痛みのさきを見て

🌲痛みを抱えているあなたへ



痛みから救われることよりも

それをとおして示される光へ

あなたはここから先へ導かれ

これをつうじて創りかえられ

ひとに恵みを示すものとなる

どのような苦しみにあっても

その約束のうちにたましいの

憩いをみるものとなるだろう



いっしょに生きていこうね🌳

***

「恵みの賛歌」3日目のおはなし
からインスピレーションを受けて

一日ごとの自分へ

一日ごとの自分へ

きのうは体調がよくて
ベッドリネンを洗えて
すっきりうれしかった

きょうはそのはんたい
ベッドに朝から夜まで
すっかりよこたわる日



からだの予測できない
まいにちを過ごしつつ
ふりまわされるうちに

こころも揺さぶられて
いちにちごとの自分へ
いとおしさが生まれた

***

🌹

「現代の闇を照らす灯火」

ベッドで過ごしながら
たどりついた初めての
片山先生のおはなしに
ききいった

もっとみる
病はそばにいる命

病はそばにいる命

病気はわたしではなくて
たたかう相手でもなくて
気づかせてくれるいのち

もっと自分を見つめてね
こころに耳をすまそうね
望みを聞いてあげようね

生涯つきあう病気なのは
きっと生きているあいだ
そばに必要なものだから

涙が出てもだいじょうぶ
ゆっくり受けとめられて
いつの日か虹が見えるよ

***

いたみを差し出す

いたみを差し出す

わたしのいたみを抱えこまないで

そっと神さまに差しだしてみると

神さまはわたしのなまえを呼ばれ

そのみもとに引きよせてくださる

わたしのいたみのひとつひとつを

そのみ手でたいせつに受けとられ

いつしかそれをみ心にかなうよう

大きな愛のうちに用いてくださる

***

すきと暮らすこと

すきと暮らすこと

すきなことがわからない
ながされるような暮らし

あるとき病があらわれて
いっしょに生きはじめる



思うように話せないこと
思うように動けないこと

ながれを止めてゆっくり
ただようことを教わった



しずかなことばの書物と
じゆうなみどりの植物と

ことばとみどりがすきと
いつしか自然とわかった



思いをこえていく命から
思いがけないおくりもの

すきなことといっしょに
ゆたかな

もっとみる
本当の目で見たら

本当の目で見たら

わたしの大事なものが

半分に欠けたとしたら

それは半分ないのでも

半分あるのでもなくて

新たな欠片のいのちに

じゅうぶん満ちている



神さまに触れられると

愛に満たされるように

わたしの目をとおして

欠けて見えるものでも

ほんとうの目で見たら

どんなに美しいだろう

***

希望と信仰の目で見れば
コップは半分空でもなく
半分満たされてもいない

あなたがよく見るならば

もっとみる
広くはるか遠くへ

広くはるか遠くへ

くるしいことも全てふくめて

わたしのいのちに善いことが

起きていることを知ったとき



まなざしを広くはるか遠くへ

全てのいのちとのつながりに

わたしのいのちを乗せるなら



ときをわたり空をかけめぐり

全てを知るおおきないのちが

わたしのいのちを導くだろう

***

あなたが何に苦しんでいても
神さまはもうそれを見られて
よいほうへと進められている

どんなに苦しくてもあな

もっとみる
ひかりは消えない

ひかりは消えない

いちにちが終わって
よる眠りについても
あまり眠れないまま
やがてあさが始まる

つかれはなくならず
きのうが過ぎさって
からだはおもいまま
またきょうを過ごす

それでも病とともに
しぜんにまかせると
くらやみのむこうに
ちいさな光がみえる

いま分からなくても
あすが待っていると
ただ信じられるから
わたしは生きていく

***

***

消えないひかりの
おはなしもう一つ

だいすきな大学病院の先生
今日がさいごの診察の日で

にこやかに感謝のきもちを
つたえることができました

そのあとお手洗いで泣いて
院内のカフェでおちついて

チューリップを2本買って
いっしょに帰ってきました



いつかどこかでひょっこり
再会できたらうれしいです

光をさししめす人

光をさししめす人

暗闇のなかに放り込まれて

何も見えなくなった人には

ほんのわずかな小さな光が

生きてゆく希望になること



手術を終えた病室のなかで

希望を見失い闇にのまれた

忘れられない感覚をかてに

光を指し示す人になれたら



できないことが増えていく

病気を授けられたわたしの

向かう先に見えているのは

消えることのない美しい光

わたしのせんせい

わたしのせんせい

わたしにとって主治医の先生は
おおきなふかふかのクッション



病気のこわいお話だって先生の
口から出るととてもやわらかい

進行性でいのちにかかわる難病
だけどゆっくり受けとめられた



検査の結果がわるくても先生の
お話をきくと何だかあたたかい

できないことが増えていくけど
ここまで穏やかに歩んでこれた



心も体もすっぽりつつみこまれ
わたしは安心して身をゆだねる

***

もっとみる
誰もがレアなひと

誰もがレアなひと

知ってた?2月の最終日は…

R a r e D i s e a s e D a y

世界希少・難治性疾患の日!

🌈

2008年スウェーデン発祥

2010年から日本でも開催

世界各地でイベントがあるよ

🌏

難病があるひともないひとも

みんな自分らしく生きられる

明るい世界になりますように

***

\こちらも知ってほしい!/