記事一覧
自己選択のメカニズム
自己選択メカニズムとは料金体系の工夫などお客さんに自主的な選択をしてもらうことでここの情報を集めたり、それを生かすことを言います。情報を集めることならアンケートが良い例ですね。
保険料金の場合、このメカニズムでその人の健康状態に応じた料金設定を考えることができます。つまり健康な人であれば保険料が安い代わりに万一の場合の自己負担額を多めに。健康が優れない人であれば保険料が高い代わりに万一の保証が手
不完全な情報への対処
1まずできるだけの情報を集めて不完全性を解消すること。中古車の場合、品質に詳しい第三者、ディーラーの肩を介することで情報の穴埋めをすることが可能です。
2次に商品やサービスの標準化があります。これは売り手が供給する商品の品質を一定の物に標準化する行動のことです。これによって買い手は売り手との間の情報の格差を気にすることなく商品を選択することができます。これは物に限った話ではなく、"マニュアル"と
自然界で行われているゲーム
自然界で行われている食物連鎖などがこれに該当するようです。例えば草原やお寺に鳩が生息していたします。少し大げさに言えばこれは被攻撃的な鳩と人間が共存することで成り立っているとも言えます。これにもし鳩を餌とするたかがやってきた場合、鳩の戦略は崩れ生きることはできないでしょう。
一方でタカ自身も鳩のような餌を求めて行動するという戦略のもと行なっているだけです。また同様に鳩を食べ尽くしてしまったらタカ
投稿を通じて伝えたいコト
私が一番伝えたいのは皆さんに周りに流されないような経済に関する自分のスタイルのような"経済リテラシー"を身につけてほしいということです。
よくテレビや雑誌で食品や化粧品、日用品などについて様々な宣伝が行われています。僕たちは普段から今までに培った知識や体験、実用性などから有益なものを毎日選択しています。
経済や政治などの情報も同じですが膨大な情報から正しい判断をするのは決して簡単なことではあり
ルールを貫くか現場主義か
経済に対して行う政策のあり方について
日銀と市中銀行の関係を例に説明したいと思います。
・まず市中銀行が自身の利益のため過剰融資を行う場合
日銀は市中銀行が利益を拡大できるよう行動しなければならないとします
・また一方で日銀はあらかじめ市中銀行の行動に関係なく経済に対して
K%ルール:経済の成長率に対して一律のマネーサプライを行う
を宣言することで市中銀行に慎重な融資を強いることができ
バトル・オブ・セックス(異性間の軋轢と協調)
ここに男女二人のカップルがいます
太郎はデートでボクシングに行きたいですが
相手の香織はミュージカルに行きたそうにしています
しかし二人が最も避けたいのは別々の場所に行ってデートが失敗に終わることです。
この両者の行動と損得の相関はチキンゲームとほとんど変わりません。
大きな違いは二人が恋人同士であるところです。デートである以上、そもそも両方の場所に行けば良いなど最大限相手の希望を尊重し
チキンゲームに見るナッシュ均衡
こんばんわ
今回はまずナッシュ均衡について解説します。
ナッシュ均衡とはジャンケンのようにグー、チョキ、パーがそれぞれ
グーはチョキ、チョキはパー、パーはグーに対してベストな戦略となっている
ある種の均衡状態が成立していることを言います。
ポイントは当たり前のようなことですがグーは相手がチョキを出さなければベストな戦略たり得ないようにその戦略がベストかどうかは相手に依存している点です。